カラーバリエーションは4色
黒というベースカラーをより上品にする意味で紺(ディープオーシャンブルー)と、水周りの器具だけに水色(スーパースカイブルー)と、それからおしゃれなカラーバリエーションなどには必ず顔を出すオレンジ(ジューシーオレンジ)ともともとの黒(セーフティーブラック)の4色展開である。

われながら、何かいいもののような気がする。
ちなみに適当さが炸裂している色名(ディープオーシャンブルーなど)は、携帯電話についているきらびやかな色名(シャンパンゴールドとか)を意識した。
あの色名って、何か決め事があるわけでなく自由に命名しているものらしいのだ。
では、おしゃれな水周りに不可欠なカラー節水ゴマ、その使用例を見ていきましょう。



右、 レギュラーブラック
予想を凌駕する地味さ(当たり前)
カラーバリエーションを展開させたとはいえ、実装すれば蛇口の内部なので見えない。地味すぎてひるむ外観だが、考えようによってはこれは下着と同じだ。
いわゆる、見えないおしゃれというやつである。そのうえエコなのだ(節水だから)。
一歩進んだ身だしなみとエコ。カラバリ節水ゴマ、これは確実に、来る。
ちなみに、上のすべての写真はもちろん本当にちゃんと各色の節水ゴマが実装されている。

蛇口がなんかヘンなのは、自宅で通常使っている蛇口には節水コマが取り付かないタイプで、前住人が使っていて今は使っていない昔流しだったらしい蛇口につけたからだ。

告白すると
せっかく作って、実装もさせたのに残念なのだが、ひとつ断らないといけないことがある。
今回、カラーバリエーションをつけるために節水コマには塗装をした。
この塗料の関係で、実際に水道に装着するとカラーリングがはがれる危険もあるのだった。そう。実際に使用はできないのだ。「えー」、だ。
そもそも、樹脂で型をとって色つきのパッキンを作るべきだったのだが、工作初心者として「色を塗る」という方法しか思いつかなかったのだ。
しかも、この節水ゴマに塗装するということは、実はかなり難しいことなのだった。次ページでは節水ゴマに塗装する際の注意点を、世界に向けて発信します。