特集 2023年3月1日

ラピュタ化してない。リアル明治な横須賀・千代ヶ崎砲台跡

もともと砲台としての完成度も高いらしい

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入口のY字路。石積みのなめらかな曲線に興奮

保存状態の良さもさることながら、この千代ケ崎砲台は完成が1895年。東京湾要塞の中では最後の方につくられたもので、建築としての完成度も高いという。

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ゆるやかなカーブが軍事施設とは思えないやわらかい印象を与える

それだけ、精巧かつ機能的に作られているそうだ。

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特に気に入ったのは”ねじりまんぽ”とも呼ばれる、斜めに積まれたアーチだ。丁寧…!
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随所にみられる
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オランダ積みと呼ばれる煉瓦壁

この色の違いは、風雨にさらされる部分が耐水性の高い焼過レンガになっているためだそうだ。

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レンガだけでなく、天井部は無筋コンクリートが使われている

明治期の建築技術の進歩がうかがえることも、国の史跡に指定された理由のひとつになっているようだ。

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