はじめに
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行ってよかった場所を聞くコーナー「行って良かった市区町村」が終了し、新コーナーがはじまりました！新コーナーでは、地元のうまいものを紹介してもらいます。第５回は小堺丸子さんから、地元のイチ推しの食べ物の紹介です。
小堺丸子
勝手に営業活動したくなる
「キャプテン翼サブレ」東京都葛飾区
私の地元は東京都葛飾区。
東京の東部にあり、北に向かえば埼玉に隣接し、東に向かえば千葉に隣接しているような所だ。
その中でも私が育った四ツ木・立石エリアはいまサッカー漫画「キャプテン翼」で推している。
もともと葛飾区は「こちら葛飾区亀有公園前派出所」や「男はつらいよ」の舞台として有名だ。さらにいま、キャプテン翼が熱い。あちこちに銅像が立っていたり駅が天井まで全面キャプテン翼祭りになっていたりする（四ツ木駅）。
キャプテン翼といえばサッカーブームの火付け役で、国内を飛び越え海外まで多くのサッカー選手に影響を与えているそうだ。
四ツ木・立石エリアは作者の高橋陽一さんの出身地だそうで、立石にある「南葛飾高校（通称・なんかつ）」に通っていたことから主人公たちが通う学校名やサッカークラブ名にも「南葛」がつけられている。そして今や高橋陽一さんは、Jリーグ加盟を目指すクラブ「南葛SC」の後援会会長にもなっている。
同郷とも知らず私は小学生の時に、ちょうどTVアニメでキャプテン翼を見ていた。
兄がサッカークラブに入っていた（兄は地域でも有名なほどサッカーがうまかった）影響もあって当時まだ珍しかった女子サッカーチームに私も入り、主人公の翼くんの「ボールはともだち」のセリフを信じ、毎日ボールを磨いていたものだ。サッカーが異常にうまい兄もキャプテン翼を好きだったと思うが「ボールはともだち」という想いだけは私の方が強かったのではないだろうか。枕元に置いて一緒に寝ていた。ともだちだから。
ただ私の入っていた女子チームは弱小で、試合に勝った記憶がない。あるのはみんなやりたがらないキーパーをジャンケンで決めていたことや（ここですでに弱小ぷりがうかがえる）、コーチがたまに試合後に買ってくれるガリガリ君のソーダアイスがおいしかったことくらいだ。あ、それと先程出た高橋先生が通ってた南葛高校でも試合したことがあったな。
さて紹介が遅れたが、そんな私にとって思い出深いキャプテン翼のサブレが私の地元のうまいもの、だ。
サブレなんてみんな味に大差がないと思うかもしれない。実際そうだと私も思う。
しかしこのサブレはサッカーボールの形に切れ目が入っている。この切れ目が各所に入っていることで他のサブレより少し固め食感の部分が多くなりサクサクよりで好きなのだ。それに地元の老舗洋菓子屋「パティスリーコトブキ」だけで買えるオリジナル商品で、こだわってつくられている。つまり旨いのだ！
パッケージもインパクトがあってとてもいい。
値段も700円ほどなので、手土産に重宝している。
私は知り合いに会うごとにこのキャプ翼サブレを持参し、勝手に営業活動している。キャプ翼サブレの営業でもあり、地元葛飾を紹介する営業でもある。もう活動をはじめて3年目になる。
もはや誰に渡したか、渡していないのか分からなくなっていて二巡目の人もいる。逆に、渡したとばかり思ってる人もいるかもしれない。
まだ貰ってないよ、という知り合いの方いたら言ってください。営業しにいきます！
プープーテレビの動画でも少し紹介しています！
終わってふたたび解説です
小堺さんがこのキャプテン翼サブレを配っているのは有名な話です。噂には聞いていたのですが、実際私ももらったとき「これか！」と思いました。活動して3年になる。と書いてあるので、そのうちこの会社で働き始めるんじゃなかと予想しています。
今から入会しても、過去に掲載したコラムのバックナンバーは、はげます会専用ページで全部読めます。（はげます会担当 橋田）
