羽の枚数だけ臭いが増す
我が家のシーリングファンは羽が5枚だったので、アジを5尾付けて回した。
はじめこの企画を担当編集の石川さんに話した時石川さんは1枚の羽にアジを付けると想像したらしく、うまく回るかバランスを気にしていた。
もともと5枚全部に付けようとしていたため回り方に問題はなかったが、羽の枚数だけ臭いが増すことは間違いない。
外出したはいいものの、アジとリビングの状態が気になって仕方ないので1時間ちょっとで帰宅。すぐさまリビングのアジを確認した。
2時間ほど経過したところでシーリングファンからアジを下ろし、仕上がりをチェック。
ネットで検索するとアジの干物のレシピはゴロゴロ出てくるが、シーリングファンを使ったレシピは1件も出てこない。何時間干すのが正解かわからないが、触った感触と乾き具合から2時間で完了とした。
魚干し網で干していたアジも5時間ほどで乾き、初めてのアジの干物づくりが無事終了。
沼津漁港に行ってきたかのような干物の量だが、すべて自宅製造だ。
早速焼いて食べてみよう。
自分で干したアジ、しかもシーリングファンという誰も手を出していない特別な回転式魚干し機で干したアジ!思いもひとしおだ。
見た目もいいし、味も格別に違いない。
まずはシーリングファン製のアジから。
うまみが凝縮された素晴らしい仕上がりだ。塩加減もよく、白いごはんとの相性もバッチリ。プロが作る商品とも引けを取らないおいしいアジの干物ができあがった。
シーリングファンでこんなにしっかりしたアジの干物ができるとは…なんで今まで誰もやらなかったんだ。
魚干し網で干したアジもいただきます。
味はどちらも変わらずだった。でもそれは、シーリングファンでも問題なく干物が作れるという裏付け。
シーリングファンの新たな可能性を大きく開けた。
シーリングファンでのアジの干物づくりは大成功に終わった。
これまで漁港や魚屋でしか見られなかった回転式魚干し機が自宅で見られてうれしかったし、できあがった干物の味も大満足だった。
しかし、一点だけデメリットがある。臭いだ。
写真では伝わらないが、リビング一帯に魚の臭いが充満している。
今回の企画は家族には一切話していない。
みんなが帰ってくる前に全力で換気しよう。
我が家のシーリングファンは羽が5枚だったので、アジを5尾付けて回した。
はじめこの企画を担当編集の石川さんに話した時石川さんは1枚の羽にアジを付けると想像したらしく、うまく回るかバランスを気にしていた。
もともと5枚全部に付けようとしていたため回り方に問題はなかったが、羽の枚数だけ臭いが増すことは間違いない。
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