もはや天井の高いカプセルホテル、ネカフェ一泊
一人旅なので奈良の方まで行ったり大阪に行ったりして気ままに過ごし、21時にネットカフェへ。
ここはもう、普通に快適だった。
オープンして2カ月くらいしか経っていないため、並みのビジネスホテルより綺麗だ。空調が清々しいのだ。
10年くらい前に快活クラブのブース席にとまったことがあったけど、その時よりもちゃんと泊まる仕様になっている。店員さんも旅館っぽい服装だし、皆寝に来てるから静かだし、なにより鍵があるって、当たり前だけど心理的安心感が大きい。
シャワーも綺麗、有料だけど30分ゆっくり使うことができる。
あとほんのり良いホテルっぽいアロマ臭がただよっている。
若い外国人観光客もけっこう利用しているようだ。
廊下にいくと、階段付近でだべっている外国の若者がいて、いろんな国の言葉が聞こえてくる。ユースホステルみたいで、旅情がある。
バスの凝りも回復して、これなら何泊でもできるな…と思った。
まあ、12時間パックで4700円、普通にビジネスホテルくらいはかかってしまうのだが、ここ京都ならしょうがない。今京都のホテルでこの駅近立地なら、1万円くらいはするので…。
英語、中国語、韓国語、アラビア語だろうか。にぎやかな車内だ。
クレヨンしんちゃんのTシャツを着た、中国の小さな男の子が嬉しそうに外を眺めている。
皆、このゆっくり、ちんまりとした電車に揺られていく。
ピースフルだ。
弾丸旅行なのに、この心の余裕。
来てよかったなとしみじみ思った。

