びわ湖は広くて大きい
そんなことは知ってるよ。日本最大の湖でしょ? そんな答えが聞こえてくる。
だが皆さん、びわ湖がどれほど大きいか本当にご存じでしょうか。
我々は7月にも滋賀県草津市に旅をした。そのときもびわ湖を目にすると「ほぼ海だ」とはしゃぎ、その大きさに感動していた。
だが、それはほんの一部に過ぎなかったのだ。
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このとき我々が見たのは湖南と呼ばれるエリアのみ。その数倍にも広がる湖西、湖北、湖東エリアも見ずに「ほぼ海だ」などと、よう言うたもんや。井の中の蛙とはまさにこのこと。ほんまもんのびわ湖の大きさを改めてこの目に焼き付けなくては。
びわ湖一周の距離は約200㎞。車だとノンストップで4〜5時間かかるらしい。
でもノンストップであるわけがない。
びわ湖周辺のディープなスポットに立ち寄り、あーだこーだキャッキャとはしゃぎつつ、じっくりねっとりと堪能しよう。
さらに、多賀サービスエリアには宿泊施設もあるという情報を得た。
泊まれるサービスエリアですって⁉ なにそれ最高。ぜひとも行かねば!
さあ出発だ
9月29日午前4時。雨。まだ外は暗い中、我々は出発した。
途中で24時間営業のマクドナルドで朝マックしようと立ち寄ったが、まだ夜マックであった。どうやら夜マックと朝マックの狭間に来店したようだ。
この日は午前2時に起きた。早起きしてこんなに早くに出発するなんて、うちら相当本気やな…。だがマクドナルドで旅の計画を練っていると盛り上がりすぎて気づけば1時間以上も滞在してしまっていた。はよ先に進まんかい!
雨はまだ降り続いていた。
ここ数日、雨の日がずうっと続いている。天気予報ではこの後も一日中雨だ。
なにもこんな土砂降りの中、びわ湖一周しなくても…。
誰もがそう思うだろう。私(妹)もそう思った。
しかし。
姉「あかん、彼岸花が枯れてまう~!」
この時期、湖西エリアである高島市今津町の湖岸、桂浜園地という場所で彼岸花が広範囲にわたり群生しているらしい。びわ湖と彼岸花。想像するだけで素敵だ。それをカメラに収めること。それが姉の今回の目的の一つであった。
姉「雨の日の彼岸花もキレイに撮れんねん♪」
桂浜園地に着いた。
雨に濡れてしっとりと潤った彼岸花。風情ありまくりで美しい。
奥琵琶湖へ!
では次の目的地に向かおう!
目指すのは奥琵琶湖と呼ばれているエリア。びわ湖の最北端だ。
積雪のため冬季は通行止めだが、春は桜、秋は紅葉、おまけに静かで幻想的なびわ湖を一望できる絶景スポットである。しかし…
雨と霧がすごいぞ。大丈夫か。
葛籠尾崎ドライブインという、いい感じのレトロなドライブインがあるらしい。そこに向かおう!
売店閉まってるし!
でもせっかくここまで来たのだから、絶景を……。
晴れていたらここからびわ湖が一望できたんだけどねー。
でも霧のびわ湖も良いではないか、絶景絶景(ヤケクソ)
さらに我々が目にしたのは…
姉「熊出没注意!」
妹「怖い~はやく出発しよう…あ!」
しかもなぜかシロクマだ。
こ、ここは一体…!?
もうとっくにおわかりだとは思うが、この動物たちは本物ではない。
なぜびわ湖の最北端にこのような動物たちが置かれているのかは、わからない。
なんともいえない不思議な空間だった。
出会った熊がレプリカで良かった。本物の熊が出たら大変なので退散しよう。
妖精さんに見送られ我々は奥琵琶湖をあとにした。

