デジタルリマスター 2023年7月21日

OPP袋の効果と魅力に迫る(デジタルリマスター)

街でOPP袋のすごさを研究する

続いて、街へ出てスーパーやら古本屋やらドラッグストアやらに行き、OPP袋に詰まっているものをウォッチしてきた。

街に出るなり、思いのほか世の中に袋に詰められたものがあふれていて改めて袋、やってるな! という思いが新たにした次第だ。

  • レイアウト的にぶらさげなければならない場合
  • 複数個がまとめて売られている場合

などが普通袋に入れる理由だと思うのだが、そうでなくても商品を劣化させないためなど、個別に包装されて並ぶことが多い。

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袋テクニック1:みっちり詰めるといいみたいだ

いろいろと袋詰めされているなかで、なんか、嬉しい! と思ったのが、ぎゅうぎゅうにものが詰まっているタイプ。ピシッと整理して、ぎゅっと詰める。

バラで売られているものを寄せ集めてぎゅっと袋詰めされていたりするのを見るとお得な雰囲気が出てそわそわしてくる。

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まさに袋に詰めて魅力増大の好例。子供のころ、こういうのお祭りでもらってえらく興奮した
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同じものがたくさん詰まってるのもまたぐっとくる

まちで拾ったテクニックを参考に、自宅でも物を袋につめてみよう。 

やってみよう

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もっとオッとなるかと思ったけど以外にそうでもない…。ぎゅうぎゅう詰まる袋のサイズだったら良かったか

 

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ボトルキャップの袋詰めはウェブマスター林さんからのお勧め。洗って詰めたら確かにかなり輝いた。300円くらいにはなるか(なるか?)
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 袋テクニック2:小さいものは、すかすかに詰めてもいい

みっちりの逆、ビーズくらい小さいものは袋に余裕があると何か大切なもののように見えることもわかった。

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こういうの。袋の小ささにも もえもえ
やってみよう

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こういうときは迷わず そこらの石だろう。ドングリもかわいい
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袋テクニック3:たくさんの色が詰まっているといい

さきほどの駄菓子の詰め合わせもそうだったが、詰まっているものがカラフルで目がごちゃごちゃすると「おお、詰め合わさっているな」というわくわく感があおられる。

品のよさは気にせず、むしろごちゃごちゃに色があふれているのがいい。

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ゲーセンのクレーンゲームで、カプリコ風のお菓子が詰め合わさってた。ぎゅんぎゅん迫ってくる色合い
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みんな付箋が好きな理由ってカラフルだからじゃないか。いろんな種類の付箋が詰まったキットには もえもえもえ

 

やってみよう

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ここは素直にカラーペン。詰めたら、妙になまめかしくなった

 

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分かったことその4:いろんな要素を詰め込むといい

詰め合わせは「バラエティセット」なんて呼ばれて売られることがある。全く同じものがみっちりたくさん詰まっているのも捨てがたいが、やはり詰め合わせの醍醐味はバラエティなのだ。

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こちらはバラエティではなくカルテットでした

 

やってみよう

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まさに福袋の様相に。見るからに安売りの感じだ。我が家のものではあるが買おう、いくらですか
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袋テクニック5:紙が入っているといい

この記事のきっかけになったオマケ、あれは記事内容を出力した冊子が結構効いていたのではないか。

商品だけじゃなく、説明のパンフレットが入っていると(広告とかだと逆効果になったりもするかもしれないが)何か説得力が出る。化粧品の場合、冊子にちょっとした試供品がついていたりして実際にもお得なこともある。

袋には紙を入れろ。これだ!

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左下のシールもポイントか

 

知らない間にやってた
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この紙がキーだったのかも

袋テクニック6:箱からは出してさらに袋につめるといい

よくドラッグストアで有名メーカーの高めの(デパートの1Fでも売っているような)化粧品が置いてあると、一旦箱から出して箱と並べてOPP袋に詰めて売っていることがある。

あれ、若干の疑問をいだきつつも妙な魅力を感じてきた。OPP袋の魔力といっていいと思う。

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買うとこのまんま渡されるので、この場合の箱って何なんだろうと思う

 

やってみよう

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試供品のつもりで粉末の出汁をそえてみた。豪華、というかドラッグストアっぽくはなった

 

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さすがにこれは張り切りすぎか

引き出しの中のごちゃごちゃを1000円相当にしたい

観察と実践により、袋詰めのことがおぼろげながら分かってきた。

いろいろと身の回りのものを詰めて習得したテクニックをすべて投入して最後に大きな袋詰め作品を作ってみたい。

詰めるのは、会社の袖机の1番上の中身だ。これも、頑張れば、1,000円ぐらいには見えるんじゃないか。

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袖机の1段目

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