わんぱく弁当が多い町千葉県
チャー弁、バー弁と千葉の人たちに愛されている食べ物を食べることができてよかった。たぶん、まだまだ隠れたものが千葉県にはある気がしたので、何か見つけたらおしえてください。
バー弁ってなんだ
バー弁とはとはなにか。それは千葉県木更津市に3店舗ある「吟米亭浜屋」が提供しているバーベキュー弁当のことである。木更津駅近くにもお店がある。たぬきがバーベキューしているイラストが目印だ。
ここで買ってもいいなと思ったが、近くにイートインできるお店があるらしい。そこで食べようと思う。
フードコートには世の中の食べ物があると言われているが、バー弁もある。お昼に行ったら並んでいた。みんなバー弁を頼んでいた。おれたち、全員仲間だな。
いろいろな弁当が置いてある。チキンカツ弁当、しょうが焼き弁当、ハンバーグ弁当、どれも魅力的ではあるが、今回はバーベキュー弁当だ。
バーベキュー弁当にも種類があり、通常のバーベキュー弁当と特製バーベキュー弁当がある。違いはご飯、お肉の量の違いで特製の方が多いとのことだ。多い方がいいので特製を購入した。
これだけでもいいがもっとフードコートの強みを味わいたい。焼き鳥、カレー、いろいろあるが汁物がほしい。カレーのルーをすすろうとも思ったが、八重山そばがあった。
肉には甘辛く味付けされており、そのタレがしっとりしたご飯にしみた。今年、この甘辛さを思い出しながら生きていきたい。甘辛さってすごいな。ノーベル賞をあげたい。ノーベル甘辛賞。なんだそのつまらない賞は。
ポテトときんぴらごぼうにつけもの、メイン以外の少しだけあるおかずも口直しにいい。みんな、フリスクとか食べてないできんぴらを食べよう。フリスクケースにきんぴら。
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チャー弁を迎え撃つ
チャー弁。それは千葉県南部に12店舗展開する「としまや弁当」が提供しているチャーシュー弁当の略だ。
歩いていたらでかい看板に弁当と書いてるお店を見つけた。ここだ。
中ではやさしそうなおばさまたちが切り盛りしている。おばさまたちが切り盛りしているお店は全部おいしいのでもう絶対においしい弁当がある。
作りたての弁当や惣菜が置かれている。たぶん、富豪なら全部買って帰るかもしれないが、普通の社会人なのでチャーシュー弁当を買おう。
コロナ前はイートインスペースが使用できたそうだが、今は封鎖されている。なので、食べられる場所はないかと探したらいい公園を見つけた。
ベンチを見つけてひと息ついてからふたを開ける。そこにはご飯が見えないぐらいほどのぶ厚いチャーシューが何枚ものっている。
豚バラチャーシューとごはん、つけもの。中学とか高校のとき、こういう弁当だったらテンションが上がってもうすごいことになりそうだ。すごいこととはすごいことのことです。はちゃめちゃです。
ウインナーとたまご焼きがあったので思わず買ってしまった。おれ、ウインナーとたまご焼き大好きボーイだから。
弁当を持つとずっしりと重い。ぜったいにお腹いっぱいにさせるという作り手の想いを感じる。
こちらの弁当も甘辛い味だが、バー弁よりもたれが甘いような気がする。チャーシューもしっかりと味が染みこんでいる。そして、ごはんにもたれがしみこんでいて、これはうまさの死角がない。うわーマヨネーズをかけたら大変なことになるじゃん！と思った。よかった、カバンの中にマヨネーズを入れるタイプの人じゃなくて。
うまいなーと思いながらご飯を食べていた。最高のご飯タイムである。その最高のご飯タイムが終わりを告げようとしていた。
涙目になりながら電話で必死に対応をした。年収5兆円にならないかなと思った。はやく富豪になりたい。
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1キロの弁当があるらしい
バー弁、チャー弁など千葉にはわんぱくな弁当が多い気がする。でも、もっとわんぱくな弁当を見つけた。
鶏を使った惣菜があるお店らしいが、珍しいものがあるかなと思って近づいたところすごいものがあった。
どれも売り切れてしまっていた。盛りが良くて値段も安いので人気があり、すぐに売り切れてしまうらしい。どうしようか悩んでいたら「トリオならありますよ」と言われた。なんだトリオって。
注文してしばらく待つ。量が量だけに時間がかかるらしい。電話で予約もできるので予約したほうがいいと教えてくれた。やさしさの町、木更津。
持っていると手がつかれるぐらい重い弁当。筋トレはじめたてのダンベルぐらいの重さ。
玉子焼きの「もう切るの面倒くさいから入れちゃえ」という気持ちよさがある。あまりにも大きい。
からあげもそんなに入って大丈夫なのか？と不安になるぐらいの量がある。
外はカリッと中はプリプリで肉汁がジュワーとあふれる一番おいしいからあげだ。多いかなと思ったが、足りないぐらいだった。
どうする、一度お店に戻ってからあげを買いに行こうか。ちょっとチャゲアスみたいな歌詞だなと思った。
1.2キロあるらしいが、何も起こる事なく食べている。急にドッチボールをし始めた少年たちが、あやまってこっちに思いっきり投げてこないかと願ったが何も起こらず食べ終わった。
