勝負事はおもしろい
ばんえい競馬は賭け事を抜きにしてもおもしろい。ただ、お金をかけると応援の熱量が段違いに高くなるのだ。たったの数百円でここまで頭に血が上るとは思わなかった。
「競馬で何万円もすった」などという話は知人から聞いたことがあるが、数百円でこの熱狂ぶりなら数万円も賭けた日にはいったいどうなってしまうのだろうか。勝っても負けても寿命が縮む気がする。入れ込み過ぎないようにしたいと思う。
厩舎で馬たちと触れ合える
人やサラブレッドと比べてわかる、パースが狂ったかのような大きさ。
大きなばんばにとってはニンジンも人間にとってのじゃがりこくらいの大きさだろう。勢い余って手ごと食べられないかとヒヤヒヤした。
このニンジンは、ちゃんと覚えていないが1カップ100円だか200円だったはず。先程馬で儲けた数十円は、こうして馬の餌代としてきっちり消えたことになる。よくできたシステムだと思った。
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もう一勝負しよう
和気藹々とした触れ合いの時間は終わり、再度勝負の場へ。
私が賭けた馬は、二つ目の山を下るくらいまでかなりの優勢だった。
勝利を確信した次の瞬間、
「う、動いて！もうすぐゴールじゃん、なんで止まるのよ！今動かないと意味がないじゃん！動け動け動け動け動けー！！！」
競馬は難しいなと思いました。
