特集 2019年4月2日

同じ価格なら何本入りのバナナがお得だろう

4本~6本入りのバナナ、さてどれが一番お得でしょうか。

バナナを買うときに、ものすごく迷うことがある。それは同じ値段なら何本入りが一番お得なのかということだ。

もう少し詳しく説明すると、上記写真は118円(税別)で売られているフィリピン産バナナだが、1パックあたりの本数は4~6本とバラバラなのだ。ほら、迷うでしょ。

1本当たりは大きいが本数の少ないパック、小さいけど本数が多いパック、一体どっちがお得なのか。その重さを調査して正解を知りたいと思う。

※この記事は4月1日はテキストなしで公開されていました(テキストなしバージョンはこちら)。

趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。

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一番お得なバナナはどれだ!

とある店で118円(税別)の均一価格で売られていたバナナの中から、4本入り、5本入り、6本入りで、それぞれ一番重そうなものを慎重に選んで買ってきた。

できることなら調査数を増やすために、各本数ごとに3パックくらいは試して平均値を量りたいところだが、人間はバナナばかり食べられない。

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左から4本入り、5本入り、6本入りのバナナ。6本入りは明らかに小さいか。

ネット値の重さを確認する

まずはパッケージされた状態で重さを量ってみる。

ちなみに手で持った感じだと、5本入りが一番重そうに感じる。

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4本入りは579グラム。なるほど。
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5本入りは575グラム。あらあら。
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6本入りは526グラム。ほほう。

今回選んできたバナナの重さは、本数が少ないほど総重量があるという逆転現象になった。

4本と5本のトータル重量の差は雀の涙、いやバナナの涙(うしろゆびさされ組の名曲)ほどともいえるのだが、だからこそ一本当たりの重さが大きく違うということか。すごいぞ、4本入り。

そして6本入りは明らかに一回り小さいなとは思いつつ買ったのだが、こうして数値で見るとやっぱり悲しい。

皮をむいてからが本当の勝負!

今回一番お得だったのは、4本入りのバナナであるとは、実はまだ言い切れない。

バナナは皮をむいて食べるもの。であるならば、可食部分だけを量ってこそ、正しい答えが導き出されるというものだろう。本当の勝負はここからなのだ。

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皮をむいてから量り直します。

驚きの結果はこちら!

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4本入りは333グラム。同じ数字が並ぶと、いくつになってもなんとなくうれしい。
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5本入りは、なんと334グラム。一皮むくことで一気に4本入りを抜いたのだ!
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6本入りは、検討むなしく294グラム。

どうですか、このドラマチックな展開は。まさかバナナの重さを量って鳥肌が立つなんて。

4本入りに4グラムの差をつけられていた5本入りだが、皮をむいた結果、見事逆転優勝となったのだ。

4本入りは皮が重い場合があるという新たなる知見。おめでとう、5本入りバナナ!

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結果一覧。可食部の割合が結果を左右したようだ。

僅かな差で今回は負けとなった4本入りだが、サンプル数を増やせば逆転する可能性はまだ捨てきれない。また一本あたり80グラムを超えるボリューム感は絶対的な魅力である。二人で分けるのであれば迷わずこれだ。

6本入りについては、可食部の割合も低かったが、月曜日に買ったバナナを1本ずつ食べたとして、土曜日まで食べ続けられるシックスパックな個別包装のアドバンテージは大きい。2人、3人、6人で食べる際にも喧嘩がない平和主義的パッケージング。5本なんて素数だもんな。

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バナナはスタッフがおいしくいただきました。

 


こうしてむいたバナナを何本も続けて食べて気が付いたのだが、4本入りと6本入りだと、口に入れた時のボリューム感が全く違うのだ。

この違い、食パンの4枚切り、5枚切り、6枚切りの差にも通じる、個人の好みが出てくる部分ではなかろうか。となれば些細なグラム単価の差にこだわるのではなく、その食べ応えで選ぶのが通なのかもしれない。

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おそらく大阪では5本入りのバナナが人気だと思われる。なぜなら食パンが5枚切り文化だからだ。
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