きだてさんのおすすめ
もう映画化も決まってる超人気SF小説。ストーリーの面白さに加えて、抑制の効いた朗読がとても上手いので、聞いていても疲れず、スルスルと耳に入ってきます。 あと、(ネタバレのため反転すると読めます→和音の組み合わせで会話する異星人“ロッキー”のセリフがちゃんと電子ピアノっぽい和音で再現されているのは、オーディブルならではって感じ。)
いわゆる青春系とかコージーミステリーと呼ばれるライトなミステリーは気軽に聞けて、かつ続きが気になるので、オーディブル初心者が馴染むのに良いのでは。あと、再生時間が7時間半とほどほどに短いのも、完走しやすくていいです。オーディブルとして短編集含め他に5冊出てる人気シリーズなので、気に入ったらそちらもどうぞ。
かつて深夜番組として人気だった「Matthew's Best Hit TV」のマシュー南がポッドキャストで復活。当時からのマシューファンとしては最高に楽しいです。深夜時代にマシューのライバルだった松浦亜弥が初回ゲストというのも、さすが分かってる感強すぎて嬉しい。
安藤さんのおすすめ
正直、オーディブルであまり熱のこもった朗読は苦手だったんですが、これは本と朗読とのセットで完成されているなと思いました。正座して聴きたくなります。
まず再生時間が130時間と抜群に長いです。それだけでも得した気分なんですが、古典文学って活字で読むと仮名使いが古くて読みづらかったりするじゃないですか。そこでオーディオブックです。三四郎、こころ、吾輩は猫であるなど、なんとなく前に読んだことがある話なので、わからない部分を聞き流しても理解できます。こんなにカジュアルに古典に触れられるのはオーディオブックならではだと思います。
「火星の人類学者: 脳神経科医と7人の奇妙な患者」オリヴァー・サックス
脳神経科医の書いたノンフィクションのエッセイです。患者の病状がとにかく特殊で、ケースごとにひっくり返るくらいの衝撃を受けるんですが、筆者は脳神経科医の立場から、患者の生き方を尊重して理解しようとします。医者すげえ、人間すげえ、というバカみたいな感想が何度も口からもれます。
大北さんのおすすめ
「推しが燃えた」で始まる小説を座談会後に聴いてみました。黙読だとうっかり気を抜くとおっさんの声で読んでる瞬間があるのですが、主人公の体に近い肉声で読んでもらうとなるほどこれが朗読のよさかと思えました。
「サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福」 ユヴァル・ノア・ハラリ
ノンフィクション名著はどこを切り取っても「なるほど」に当たるので、流しっぱなしにしてるだけで生活に「なるほど」が唐突にもたらされる。これならオーディブル導入してもよいかなと思えたもの。
石川のおすすめ
アニメ版を見た人限定の楽しみ方ですが、各登場人物のセリフがアニメ版の口調を完全再現して読まれており、ぜんぜん想定していなかった方向性での面白さがありました。アニメ化前にAudible化されたらこうはならないので、この年代の作品ならではの現象かもしれません。
細かいセクションに分かれていて1本が3分くらい。聴きながら寝るのにぴったりでした。頭が冴えてしまうほど難しくもなく、起きているあいだはほどよく知的好奇心が満たされるのもちょうどいいです。「面白くて眠れなくなる」なのに入眠用に使っていたことについては申し訳なく思っています。
以上、4人のおすすめオーディオブックでした!
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