固形物手当たり次第
と、とにかくイモバンはできた。彫るのも考えていたよりスムーズにできた。
他にも、スーパーで手当たり次第に「固形物・表面平ら」なものを集めてきたので、どんどん行こう。
シルの多めなりんごの場合 |
できるだけ汁気の少ない品種を、と買ってきたつもりだったが、なんだこの表面の潤い具合は。
不安になりつつ、これも彫るのはさくさく進む。しかし、細かく彫ろうとすると、そこが「すりりんご」になってしまい、すごくうまそうで困る。
彫りながら食べてしまっては、あの黒ヤギ白ヤギの不毛な手紙のやりとりの二の舞になるので、注意が必要だ。
評:彫りやすく、ハンコ向きでしょう。汁気の多いのが心配されましたが、力強い筆あとになりましたね。りんごポリフェノールも満載です。。
2年越しのチョコレートの場合 |
ここらでちょっと趣向をかえて、お菓子で口直しを。
ホワイトチョコレートが冷蔵庫奥にあった。いつのバレンタインだったか、そもそもバレンタインかどうかわからんが、買っておいてから確か2年くらい経っているはずだ。
だってホワイトチョコなんてふだん食べないし。
しかし本来の目的を大きく外れ、ではあるが活用するときが来た。
チョコに墨を!やっておいて言うのもなんだが、なんということだ。でも「イカ刺身を醤油につけている」ように見えなくもない。
評:意図していないところがめくれたりして、彫りずらかった。彫っているうち溶けて、形が変わってしまいます。実印向きではないです。
まいたけ(白)の場合 |
平面ということでは、意外にこれは面積がかせげると思った。
プニプニして、少々彫りずらかった。なんだかキノコにすごく申し訳ないことをしている気分になった。
しかしまいたけの根元にかつてこんな複雑な切れ込みが入れられたであろうか?その点ではシイタケより出世というわけだ。
評:まいたけと「とり」。鍋モノとして最強の取り合わせですが、イモバンも無事こなしてくれました。