二人羽織のようすです
私の二人羽織のようすを見てください。
違う違う
口じゃないって!
そうそう、そこそこ
頼むよ
ムギー
いかがでしたか?
こうなってました
「ひとり二人羽織」という記事タイトルからもうばればれだが、二人羽織の衣装の下はこのようになっている。
違う違う、そこは口じゃないって、おれよ!
百均で買ったスチロールのマネキン頭をバックパックに固定した。
固定の方法は粘着テープである。二人羽織の衣装はAmazonで売っていた。ビニールのような素材でできていてそばの汁がこぼれても安心である。
レビューに「くさい」と書かれていた通り臭かったので1日バルコニーで干したらなんとかなった。
ひとりなのでちゃんと食べることもできる
食器洗いも平気
後ろの人に洗いものを任せているようだ。
でしょ?
楽しいことはシェアしたくなる
別の撮影のために同席していた石井さん、べつやくさんにもぜひやってもらおう。
イテー!
メガネをいじるな!
せんべい食べるから、口を狙ってね!
ギュー
二人羽織をエンジョイしているが、どちらもひとりである。
ただ、ふざけているだけだ。
ただひとりでふざけている大人だ。
だが、自分で発見した楽しさは人にもやってもらいたくなる。こうやってサピエンスは発展してきたのだろう。
コツ
驚くほど書くことのない記事だが、ひとり二人羽織のコツがわかってきたので披露したい。
「もっと左の方に出して!そうそう」
後ろの人に話しかけるような仕草をすると、誰かいるように見える。
腕はなるべく浮かそう
腕を浮かしていると、一瞬、後ろに人がいるように見える瞬間がやってくる。ちょっと怖い。これで二人羽織をするパートナーがいない人でも二人羽織ができる。
ひとりキャンプのテントのなかでもOKだ。テントをあけてこんな人がいたら伝説になれる。
頼まれてもないけど動画でもどうぞ
クイズ・二人羽織でしょうかひとりでしょうか
ひとりでもふたりでも二人羽織ができるということは、このようなクイズを作ることもできる。
難易度をあげてなにもしていない3人目を入れることもできるだろう。
本当の二人羽織はやられている人が真顔、という特徴がありますね
こんな知識で読者のみなさまの脳の領域をとった結果、新しい俳優の名前を覚えられなくなってしまったら申し訳ない。
二人羽織は強制的に楽しくなる
ひとり二人羽織とふたりでの二人羽織をやってみたが、強制的に気分があがった。楽しい気分になるうえに、こんなに即効性がある方法はないんじゃないだろうか。エナジードリンクより二人羽織だ。
逆VTuberっていうこともできる
で、記事を書き終えてプレビューしてみたら「なつかしの記事(PC版のみ)」に「二人羽織みたいだけど、ひとり」という記事が現れた。いまはミステリー作家となった櫻田さんの16年前の記事だ。
誰かやってそうだと思って調べたときには出てこなくて、記事を書き終えてから出てくるのがいかにも人生である(人生にたとえるのは簡単なわりにうまいこと言ったように見えます)。
自分で撮った動画まで見つけた。10年前だ。
僕は10年にいちど、ひとりで二人羽織をしたくなることが分かった。次は2035年です。
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ライターからのみどころを読む
ライターからのみどころ
一人で二人羽織をすると、ある程度コントロールが効くので目からソバを食べようとするなど、派手な失敗ができます。やってるときも楽しそう。
実際に二人でやると、後ろの人はコントロールできないぶん慎重に食べさせようとするし、食べさせられるほうはだいぶ真顔です。楽しさより緊張感が勝ることがわかりました。(べつやく)