デジタルリマスター 2023年2月10日

東京の環状一号線をたずねる(デジタルリマスター)

最後に環状三号線

環状線はさらに三号から八号まであるのだけど、最後にもう一つだけ三号線について調べてみた(地図は最後にまとめて載せます)。これは勝どきから辰巳までをぐるっと回る路線で、やはり一部勝どきと根津のあたりでまだ道路が通っていない部分がある。が、次の地図をご覧あれ。

 

 

上の赤い線は計画された三号線。地図のまんなかの部分だけ、既存の道路と重なっていることが分かる。これはつまり、ここだけが先行して三号線として浮島のように整備されているということなのだ。その場所は……。

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播磨坂の桜並木でした

丸の内線の茗荷谷駅からほど近い播磨坂。春には並木の桜がいっせいに咲いて大変きれいで、ぼくもここでお花見をしたことがある。たしかにここを通るたび、短いわりにやたら広くてきれいな道だなあと思っていた。そういう理由だったとは。

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道の真ん中には歩行者用の道もある。ところでクイズです。この銅像の名前はなんでしょう?↓
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答えは地下水でした。なぜだ。

他にも、早稲田通りを早稲田大学のそばから目白通りに下る道も短いわりにやたら広くてきれいだったりするが、これも実は環状四号線の一部なのだった。今後はそういう道を見つけたら、さては計画道路の一部かとピンとくるようになるかもしれない。


道づくり百年の計

環状三号線以降は、だいたい次の大きな道と重なるようだ。

・三号線 → 外苑東通り
・四号線 → 外苑西通り
・五号線 → 明治通り
・六号線 → 山手通り

これらの環状道路を作る計画は今から80年前にさかのぼるらしい。それでも三号線は根津から上野まで通す予定などの道ができていないし、四号線は靖国通りから女子医大まで、五号線は雑司が谷を通す道などが未整備となっている。

道づくりはそれにかかる年数から費用まで、スケールの大きさに圧倒されます。

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