パイの早食い競争
熊:仮装コンテストの代わりにパイ食い競争を見に行ったんです。
林:パイ食い競争?
熊:まずは自分で食べてみようと小さなパイを食べてみましたが、かなり甘くてシナモンの味がきいています。
林:勝手に食べられるの?
熊:この小さなパイは1つ$3くらいで、コンテストに参加すると$10くらいだったと思います。でもまるまる1個食べれるのでお得です。
林:ココイチの1.3キロ(注)より安いね。
(注:CoCo壱番屋というカレー専門店で1.3キロというチャレンジメニューがあった。ちなみに林も熊もCoCo壱番屋が大好き)
熊:でもココイチの1.3キロの方が良心的だということがわかりました。
林:なんで?
熊:このパイにスプレーでクリームがたっぷり塗られます。
林:うん。
熊:そしていちばん問題なのがこのコンテストのルールです。
熊:手を使わずにパイを食べなくてはいけないのです!!
林:うわあああ。ココイチのほうがいい。
熊:平らなパイを食べるので必然的に鼻がパイにささります。
林:女の子とか、もう、マニアが見たら喜びそうな写真になってますが。
熊:顔がゾンビみたいになってます。
林:そして食べ終わった男のしょぼい表情。
熊:お互いの顔を見て「自分もあんなクリームまみれなのか…」と後悔している表情ですね。
林:あははは。
熊:やけになってパイを他の人に塗りたくって遊んでる人もいます。
林:………これ、優勝するとなんかもらえるの?
熊:さあ…自己満足なのではないでしょうか。
林:ええええ。名誉なんだ。
熊:何かもらえるかもしれませんが、別に表彰式とかなかったですからね…。ちなみに優勝者はこの女の子です。
林:誇らしげな顔してるもんなあ。
ぐちゃぐちゃ趣味とアメリカ
熊:ちなみに優勝は、食べた量で決まるのではなく拍手の量できまります。
林:技術点じゃなくて芸術点だ。アイススケートで言うと。
熊:食べた量でいうと、別のおじさんの方が食べていたのですが、拍手がすくなくて「あなたはあまり重要でないのでだめです」と言われていました。
林:おっさんじゃあねえ。アメリカってぐちゃぐちゃなものが好きじゃない?
熊:テレビのコマーシャルもそうですよ。
林:おっ
熊:シリアルの宣伝で、シリアルを皿にいれた後に牛乳の津波が襲ってくるCMとか。
林:ざぶーん。で、ぐちゃぐちゃ?
熊:髪の毛から牛乳がしたたっていました。
林:それ、やらしいでしょう。
熊:でも牛乳をかぶっているのが普通のおじさんですからねえ…
林:え、おっさん?
林:おれはてっきり若い女子だと思って話をしていた。
熊:残念ながら…
林:いちばんいやらしいのは自分の妄想ですね。