そして帰り道。
下りの巨木ロードはどれほどの困難を極めるのか?
と楽しみにしていたら、
かみさん:「これ、どっちに行くの?」
私:「うーん、道なり。」
で、巨木ロードとは違う別の道へと行ってしまった…。
私:「引き返して!」
かみさん:「もうやだ。」
…まぁいいか。
娘も、すっかりつまらなそうにしているし。
長崎に、巨大な木が道の真ん中にドカンドカン生えている場所がある。
いや、真ん中だったらそれほど問題ないが、微妙に左右に寄っているからややこしい。
まぁ、まずは写真をご覧ください。
※2005年1月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
その道路のことを勝手に「巨木ロード」と、とりあえず呼ぶことにする。
そこには「なんだこれ?」という感じの巨木がたくさん生えているのだが、まず最初に目にするのがこれ。
一見したところ、左は無理そう。車は右側を通って、左はバイクとか歩行者が通るのかと思うのだが…。
実際にはどっちを通るのか、定点観測してみた。
まずは右側を通った。
無難な選択だと思う。
バイクが左側を通り、反対から来た車が右側を。
理想的なパターン。
あ、今度の車は左側を通った。
スピードを落としてソロソロ通過。
と思ったら次も左。
また左。しかもトラック。
幅がかなりやばかった。
タクシーは猛スピードで通過していった。
後に乗ってたらけっこうスリリングだと思う。
この軽トラは上がやばい。
擦ってないか?
という感じで、
しばらく観測してみたところ、こんな結果だった。
左側を通る:17台
右側を通る:1台
なんと、右を通ったのは最初の1台だけで後は全部左を通っていった。おそるべし。
次からは、この道を歩いて先に進みます。
次に現れた木はこんな感じ
さすがに右側を通る車はいないと思う。
まるで障害物のようだ。
で、次はコレ。
開けた道路の真ん中に、巨木が乱立していた。
昔のレースゲームって、これぐらい無茶な位置に障害物が転がっていたが、そんな感じだ。
坂の上から下を見下ろすと、こんな感じ。
下りのストレートが続いた後の直角コーナー。
通過するドライバー達はみなライン取りに苦労していた。
この写真なんてもう
ホント、どこを通ったらいいかわからない。
木も木だ。
テキトーに育つにもほどがある。
巨木ロードの巨木は、大変立派なのが多い。
古賀さん、抱きつきたいですか?
枝の上に小屋とか建てて住めそうな木も多い。
いつかそういう樹上生活をやってみたいと小学生のころ考えていた。サルか?
巨木と巨木の間は車も人も通らないデッドスペースになっている。こういうところにゴザ敷いて宴会とかしたい。
(怒られるだろうなぁ。)
次に、
この巨木ロードを実際に車で通ってみることにします。
運転しながら撮影するのは難しいので、かみさんに協力してもらい、私は撮影に専念することにした。
あれ?
小さいのが運転してる。
娘はチャイルドシートに押し込み、出発。
この巨木ロード、場所は諏訪神社という長崎くんちで有名な神社のちょい脇にある (日本銀行長崎支店のすぐ横の道)。 立山という山に向かう坂道だ。
そして見えてきた第一の難所。
定点観測では17:1で左側を通過していたが…。
堅実な性格のかみさんは、右を選択。
「初心者の頃だったら、左に行ってぶつかってたと思う。私も上達したなぁ。」
…なんか面白いコメント言ってる。
(実際、かみさんは低いトンネルに突っ込んでって車の天井をへこませたことがある。)
次のポイントでは、対向車がこちらが通過するのを待ってくれた。ありがとうございます。
その先は、意外にも問題なくスムーズに通過できた。
次々と迫り来る巨木がかなり楽しい。
では今度は、帰り道(下り)はどうなのか?
その前に、巨木ロードを抜けた先にある公園についてちょっと触れます。
巨木ロードを抜けると、立山公園というのがある。
地元では花見の名所として知られていて、毎年春になると巨木ロードをかいくぐって大勢の花見客が訪れる。
ここは花見の名所というだけでなく、意外にも公園アイテムが充実していた。
そして帰り道。
下りの巨木ロードはどれほどの困難を極めるのか?
と楽しみにしていたら、
かみさん:「これ、どっちに行くの?」
私:「うーん、道なり。」
で、巨木ロードとは違う別の道へと行ってしまった…。
私:「引き返して!」
かみさん:「もうやだ。」
…まぁいいか。
娘も、すっかりつまらなそうにしているし。
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