デジタルリマスター 2023年6月18日

宮崎ウネウネした岩めぐり(デジタルリマスター)

これが僕の夏休み

年々、石が好きになってきている。時間があると、「奇岩」「奇景」などのキーワードで画像検索している。

これまで取材で訪れた場所でもおみやげでいちばん買っているのは石だ。

先日、夏休みを過ごした宮崎でも石を見に行ってしまった。その石がすばらしくウネウネしていたのでこうやって皆さんと感激を共有しようという魂胆である。そんなもの共有されても困るだろうが、食べたくないおかずに限ってお裾分けされるものである。

2008年7月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。

1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー)

前の記事:高千穂、王道の観光をする

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青島です

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南国・青島。

まずは有名な観光スポット、青島である。宮崎が新婚旅行のメッカだったころの中心地だ。青島のすごいところは

・砂浜の砂をよく見ると全部貝
・鬼の洗濯板といういいネーミングの岩場がある
・南国の砂浜なのに名物がういろう

だろうか。鬼の洗濯板はその名の通りデコボコした岩場である。「居酒屋タクシー」や「環境ホルモン」「ハニカミ王子」など最近のニュースの言葉に負けないキャッチーさである。鬼が洗濯するんだったらこれぐらいでかくないと!というテンション。

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砂のように見えますがよく見ると貝
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びっちりと貝殻の破片。踏んでも痛くありません。
いったん広告です

鬼の洗濯板の写真を撮ってなかった

ここまで言っておいて、鬼の洗濯板の写真を撮ってないことに気づいた。鬼の洗濯板の手前にウネウネした気持ち悪い石がたくさんあってそっちに気をとられてしまったのだ。

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だってこんなっすよ

キノコ石のうしろに見えるのが鬼の洗濯板である。その手前に松本零士が描く辺境の星みたいな景色が続いている。ぐにょっと曲線を描いているのに触ると硬い(石だから)。

硬いもの=直線、柔らかいもの=曲線というイメージを覆す石である。超クール。

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奥が鬼の洗濯板、手前に松本零士風のテクスチャ
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ダースベーダー岩(命名 林)
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キノコ岩は乗っても全然平気でした。
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命名: かわいい岩

青島の中心の神社は、日本書紀・古事記にも記述されている神話の登場人物がまつられているというたいへん由緒ある神社だが、菅野美穂がドラマでつけていたストラップもいちおしだった。

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五臓六腑ひょうたん守

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