マンガっぽくするために、漢字に全てふりがなを付けた。大変だったが、おかげでそれっぽくなった。やって良かった。
5つ作った
マンガの作者コメント、こういうやつです。
これをマンガっぽい形のマンガじゃないものに付けてみた。5つあるので順に紹介します。
絆創膏
架空の作者とコメントを付けた。
ポエムっぽいコメント。こういうちょっと力の抜けたコメントのマンガ、本編はシリアスな内容だったりする。バランスを取ってくれているのかもしれない。優しい先生だ。
ケガをして慌てて箱を開いてこのコメントが目に入ったらちょっと冷静になれるだろうか。場合によるよな。
こんな感じで勝手に架空の作者コメントを付けて商品をありがたがっていきます。
ビスコ
文字が小さいので読まなくても大丈夫です。ジムに行ってるけど運動はしていない、という架空の近況を書いた。
ビスコは1933年に誕生し愛され続けるロングセラーのお菓子である。つまりベテラン作家だ。そこに行動力とサービス精神が旺盛というキャラクターを勝手に付け足し、上のような長文の作者コメントになった。
先生にはいつまでも健康でおいしいビスコを作り続けてほしい、と思った。ビスコへの気持ちは本物なのに作り手が架空だ。
ボンカレー
こちらもベテランだが、作者コメントに慣れすぎて感覚が一周してしまっているタイプの先生。
きっと「秋鮭ってあるけど秋ジャケもあるよね」みたいな話を誰かとしたのだろう。秋物のジャケットを話題に出すぐらいおしゃれな人なのかもしれない。春物とは別なのかな。
フルーチェ
「‼︎」の勢いで乗り切ろうとしているな。日々忙しい中、最近あったことを思い出して何とか書いた。そんな感じがする。生春巻き焼いたものは「焼き生春巻き」って呼ぶのかな。
実際のマンガでも著者近影がすごく疲れた様子だったり、毎日作業ばかりでコメントすることもない、という人が多い印象だった。
作るの大変だったんだ、せめてしっかり楽しませてもらおう、という気持ちになる。
めぐりズム
最後にすごく誠実なパターン。読者へのお礼を言ったり作品の設定について補足してくれることもある。
こちらも「よし、ちゃんと読むぞ」という気持ちになるし、実際にちょっとしたセリフや背景にも注目するようになる。
架空の作家を考えるの、楽しい
色々なタイプの作者コメントを色々な商品に付けてみた。やっぱり商品に個人のキャラクターが乗っかって感情移入しやすくなる。
そして架空の作家を考えるのは楽しい。