そもそも川口浩探検隊とは
川口浩探検隊とは、1970年代後半から1980年代までテレビ朝日系列で放送された「水曜スペシャル」という番組枠の中の人気シリーズ。
俳優の故・川口浩氏率いる探検隊が、世界中の未知の生物や秘境を求めて冒険する一種のセミドキュメンタリーだ。
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派手な効果音や重厚なナレーションも相まって、川口浩探検隊は当時の小学生の憧れの的だったのである。
というか私は未だに憧れている!
ひとりで近所を探検隊
川口浩探検隊のような冒険をするにあたって、何が危険で何にコストがかかるかと言えば、未踏の地へ大所帯で行くことにである。
だったら、近所を一人で冒険すれば安全かつリーズナブルに川口浩探検隊になった気になれるはずなのである。
ということで、探検隊コスチュームのレプリカを作成。
これを着てリュックを背負って近所の公園に立つ。たったこれだけのことで、「隊員の身は俺が守る」などと身が引き締まる思いがする。
なんだか見慣れた景色も、熱帯雨林のジャングルのように思えてくるのである。見えると言ったら見えるのだ。
よーーし、気分が盛り上がってきたところで、さっそく探検をはじめよう!
探検スタート
探検を始めた直後、思わぬ事態が我々を待ち受けていた!!
柱になにやら奇妙な文字が書かれていたのである。
これ以上進ませまいとする我々への警告なのか!
「……まったく、わからん」
しかし、警告であるならば「来るな」とか、もっとわかりやすく書いてあるはずである。
すなわちこの文字は警告ではないと判断し、我々は道なき道を進むことにしたのである。
何者かの罠
さらに進むと、我々の目の前に見慣れぬオレンジの棒が立ちふさがった!
なんとも毒々しい色合いの棒である。こういうカラーリングは、カエルだったら毒ガエルである。
毒矢かもしれないので、慎重に触れてみる。
そのときだった!!
押された力の反動で、棒が隊長の脚を強打したのである!!!
隊長が罠にやられた!!
しかし、心配する隊員をよそに隊長は痛みに耐え、さらに冒険を進めたのである。