「PPにはQ」、ここ試験に出るぞー
一番面倒で、後回しにしていたもの、それがこの「刀」だ。4色、24本ある。しげしげと眺めたことはなかったが、いっぱしに西洋の剣だ。
![RIMG8793-topaz-standard v2-640w.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/8917/0703/4606/RIMG8793-topaz-standard_v2-640w.jpg)
![RIMG8792-topaz-standard v2-640w.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/6517/0703/4608/RIMG8792-topaz-standard_v2-640w.jpg)
末端と両脇のくるんとした西洋飾りを取り去る。そこに「どうやったら日本刀らしくなるか」と考えるに、やはりこれだろう、「鍔(つば)」だ。
![RIMG8803-topaz-low resolution-640w.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/6517/0703/4610/RIMG8803-topaz-low_resolution-640w.jpg)
![RIMG8808-topaz-standard v2-640w.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/6017/0703/4614/RIMG8808-topaz-standard_v2-640w.jpg)
ああ、とにかく時間がかかる。数って暴力だよね、と思いながら作業していた記憶がある。
かなり時間食ってしまった。そろそろ焦りだす。塗装は一気に片付けたい。が、しかしだ。
![RIMG8812-topaz-standard v2-640w.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/7517/0703/4623/RIMG8812-topaz-standard_v2-640w.jpg)
![RIMG8817-topaz-low resolution-640w.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/7417/0703/4621/RIMG8817-topaz-low_resolution-640w.jpg)
一番肝心な「突き刺す」ことを、塗料の剥がれナシでできないと意味がない。他の成分の塗料も試したがうまくいかない。それはそうだ。
よく見たらこの剣、「PP(ポリプロピレン)」というものでできており、塗料のノリが最高に悪い材質なのだった。最初に確認したらどうなんだ。
ネットで調べたところ、適している中で最も手に入りやすいのは、おなじみのこの塗料だった。
![RIMG8834-topaz-standard v2-640w.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/3517/0703/4642/RIMG8834-topaz-standard_v2-640w.jpg)
![RIMG8835-topaz-standard v2-640w.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/6117/0703/4644/RIMG8835-topaz-standard_v2-640w.jpg)
まず「プライマー」という下地を塗り、その上に色を乗せていけばいい。しかしそれにしても「染五郎」と
「染めQ」というめぐり合わせ、これはぜひイベントで発表しないと!きっとウケますぞ、うふふ。
![RIMG8837-topaz-standard v2-640w.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/9117/0703/4646/RIMG8837-topaz-standard_v2-640w.jpg)
![RIMG8845-topaz-standard v2-640w.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/1217/0703/4652/RIMG8845-topaz-standard_v2-640w.jpg)
で、できた…ひととおり改造し終えた。なんとかイベントに間に合った!和風黒ひげ「五右衛門危機一発」は、こんな感じになった。