VHSも出てきた
ファービーが置いてあった実家のタンス上には、懐かしい物がゴロゴロ。
中学生の頃ドはまりしたハリー・ポッターと賢者の石のVHSも出てきた。
擦り切れるほど観たな…
実家のタンス上で眠り続けているあいつ、ファービー。
これまで存在が気にならなかったわけでもないが、特にふれることもなく、気づけば20年の月日が経ってしまった。
令和という新しい時代を迎えるにあたり、ファービーを呼び覚ました。
※この記事は2019年のゴールデンウィークとくべつ企画のうちの1本です。
これまで見て見ぬふりをしてきたタンス上のファービーだが、最近引っ越したこともあり、その存在が浮き彫りになった。
日本でファービーが発売されたのは1999年。
その後2005年、2012年にそれぞれ新モデルも発売されているが、小学生の頃ブーム真っ只中に買ってもらった記憶があるので、恐らくわたしのファービーは1999年に発売された初期モデルだろう。
買った当時の思い出をあれこれ語りたいところだが、いかんせん20年も経ってしまっているとあまり思い出せない。
実家から現在の家へ連れ帰った。
多少照明の加減もあるが、汚い。
わたしのファービーは一応白色、だったと思う。
20年も放置していたので電池を新しいものに入れ替えたところで動くのかかなり心配だったが、予想外のできごとが起こった。
電池を入れ替える前なのに、ファービーが目を覚ましたのだ。
逆さまにしたらウィンウィン機械音がするのでなにごとかと思ったら、いつのまにか目を開けていた。
ファービーすごい!というか、20年前の電池すごい!
しかし、聞こえるのは機械音だけでファービーはしゃべろうとしない。
新しい電池に入れ替えたらパワーが出てしゃべるようになるのか?せっかくなので入れてみた。
残念ながら、電池を入れ替えたところでファービーはしゃべらなかった。
あの声をもう一度聞きたかったな。
せっかく目を覚ましたので、この機会にきれいなファービーに蘇らせてあげたい。
ぬいぐるみのように洗濯するわけにもいかないので、ウェットシートで拭くことにした。
全体をくまなく拭いたのでご覧の通り!
生で見ると、言われてみればきも~ち、変わった気がする…かな?くらいの変化しか得られなかった。
「たった30秒使用するだけでウエストマイナス5cm!」というダイエット器具の使用前後の腹を見せられている気分と同じだ。
しいていえば、横広がりのペタンコな髪からモヒカンスタイルに変わったくらいである。
ただし、汚れ具合は一緒。
ファービーが置いてあった実家のタンス上には、懐かしい物がゴロゴロ。
中学生の頃ドはまりしたハリー・ポッターと賢者の石のVHSも出てきた。
擦り切れるほど観たな…
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