特集 2026年8月12日

沖縄のローカル焼肉食べ放題店では、沖縄料理も食べ放題

「焼肉ステーション バンボシュ」という昔からある焼肉食べ放題チェーン店がある。かつては鹿児島にも店舗があったらしいが、ここ数年で閉店が続き、2026年現在では南風原(はえばる)町のスーパー2階にある南風原店のみになっている。

風前の灯火のようにも感じてしまうが、実際に行くとこれでもかというほど魅力がたくさんある。今回は、そんなバンボシュを紹介したい。

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前の記事:酸味とコクがたまらない。沖縄では定番の「刺身の酢味噌あえ」


多分県民誰もが知っている「バンボシュ」

「焼肉ステーション バンボシュ」はかなり昔からある焼肉食べ放題のチェーン店である。

バイキング形式で取ってきた肉を自席で焼いて食べる焼肉をメインとして、かつ色々なサイドメニューがこれまたバイキング形式で食べられるというセルフサービスの焼肉食べ放題をとっている。

こういうスタイルのお店は県外にも沢山あっただろうし、沖縄にも同じようなスタイルの食べ放題のお店が存在したようである。時代を経てセルフサービスの焼肉店は減っているように思うのだが、そんな中でもバンボシュは営業を続け沖縄では(多分)誰もが知っている唯一無二の存在となっている。20年前くらいはバンバンCMが流れてたりしたのでそのあたりも認知度に貢献しているのではないかと思う。

宜野湾(ぎのわん)店。2021年に閉店。

近年は残念ながら徐々に店舗を減らしていってコロナ禍で2店舗が閉店、ついに南風原店一店舗になってしまったが、かつては県内だけでは無く鹿児島に勢力を伸ばしたり車検の間にバンボシュで食事ができる「焼肉車検」なんてものも存在したらしい。

そんなバンボシュには単なるセルフサービスの焼肉食べ放題には収まらない不思議な魅力が存在するのだ。そんなバンボシュの魅力をご紹介したいと思う。

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魅力その1.店名のつづりの謎

昭和な感じがすごい看板

1発目の魅力にこれを持ってくるのはどうなのかと思うのだが、まずはお店の看板を見て欲しい。

焼き肉ステーション「BAMBOCHE」バンボシュ、とある。

BAMBOCHEとはフランス語で「楽しい宴会」「大騒ぎして飲食すること」を意味する言葉らしい。

BAMBOCHEを覚えていただいたところで、こちらの看板は。
『BAMBOHE』

そう「バンボへ」なのである。

お店入り口にある料金のご案内も「BAMBOHE」。

こちらは宜野湾店にあった看板。綴りは「BAMBOCHE」。

しかし、宜野湾店の店舗の店舗の綴りは「BAMBOHE」。

多分綴り的には「BAMBOCHE」の方が正解なのではないかと思うのだが、それを上回るくらい「BAMBOHE」表記も存在していて意味が分からない。長年この綴り問題は謎だったのだが、かつて働いていたという人から頂いた情報によれば「BAMBOHE綴りは、看板屋さんが綴り間違えてしまったのですが、社長がそのままで良いとのことで作り替えしなかった」らしい。大らかというか、アバウトというか…。

なお、日本語読みは「バンボシュ」が正解なのだが「バンボッシュ」と呼ばれる事も多い。綴りだけでなく、店名もブレブレである。 

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魅力その2.コメントがかわいい

綴りだけでめちゃくちゃ書いてしまったが店内を見ていこう。

こちらがバンボシュ店内。
バイキングスタイルで好きなメニューをとっていく。

お肉は牛、豚、鶏、ウィンナーなど各種勢揃い。タレの種類も多い。

サラダも取り放題。

 キムチや野菜も充実。

いたって普通のバイキング方式焼肉屋のようだが、見ていただきたいのは添えられたコメントだ。
わけてねっ。

15秒ゆでてネ!

ビビンバを作っちゃおー

ソフトクリ〜ムをつくっちゃおっ!
お好みでトッピングしちゃお〜

この狙えないゆるさ!かわいいぞっ!

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魅力その3.沖縄料理がうまい

最後の魅力は沖縄料理。沖縄料理もバイキングスタイルで食べ放題だ。沖縄観光に来たら沖縄料理を食べたい…そんなあなたにこそ実はバンボシュはおすすめである。

バンボすき焼き(沖縄のすき焼きはこんな感じである)。 

沖縄そば、てびち、中身汁、じゅーしー。
沖縄そばのお肉は軟骨ソーキだが、トッピングを変えて、てびち沖縄そばや、中身沖縄そばにもできる。

なかなか目にしないテビチ越しの焼肉。テビチと同じ皿に盛られているのは「大根いりちー(大根の炒め物)」。ビュッフェでも大根イリチーを食べられる場所はそうそう無いと思うので、割とレアなんじゃないかと思う。

豚の腸をすまし汁にした中身汁は本当に美味しいので、焼肉以上に中身汁の方を多く食べているんじゃないかと思っている。 

ブルーシールのソフトクリームも食べ放題。県内の食べ放題やブッフェでブルーシールのバニラソフトクリームを食べ放題なお店は実はそこまでないのでここもポイントが高いと思っている。

バンボシュだけで、多種多様な沖縄料理を満喫することができるのだ。しかもお世辞抜きでどれもうまい。ちょっとした観光客向けの沖縄料理屋よりもうまいんじゃないかと思う。ここまで書いて焼肉の事に待ったく触れていないのでお分かりかと思うが焼肉は至って平凡である。しかし、沖縄観光で訪れるのは実はバンボシュなんじゃないかと思う。ぜひ沖縄料理を満喫して欲しい。


行こうよおいでよバンボシュ

ビックリするくらい座敷席が広い

他にもバンボシュの魅力として「めちゃくちゃ座敷席が広いので30人とかでするっと入れる」みたいな事もあるのだが、いつ行ってもそんなに混んでいないのも魅力である。ついに最後の一店舗になってしまっていつか閉店してしまうのでは…と一抹の不安はあるのだが末永く頑張って欲しい。みんな行こうぜバンボシュに。

編集部からのみどころを読む

編集部からのみどころ
「BAMBOCHE」が正規の綴りなのに、間違った「BAMBOHE」が多い。「そのままで良い」という社長の懐の大きさがいいです。
最後に『沖縄観光で訪れるのは実はバンボシュなんじゃないか』と最後に書かれていますが、沖縄ならではの料理がたくさんあるので、ほんとうに沖縄旅行ではバンボシュ一択かもしれません。(橋田)

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