これがAIの書く文字
画像生成AIに「漢字が書いてある紙」と指示したのがこちら。
漢字のテストで分からなかったとき、どうとでも読める曖昧な文字を書くものだが、それをAIがやってきている。お前はおれか。この企画ではAdobe社のFireflyを使っています。
右端は「春」と「替」が混ざったようで惜しい。右からニ番目は肘痛を一文字で表す漢字だろうか。
左から2番目は「太田」かな。
だんだん、この漢字がチャーミングに見えてくる。
チャーミングだし、なにしろ自由だ。
大胆に筆が踊っているが、文字としての完成を目指してない。純粋な書道である。そんなのやってみたいに決まってるじゃないか。
まずはAIを模写する
AI書道に参加するのは僕のほか、べつやく、石井、橋田の合計4名。
全員久しぶりの書道はお手本がAIとなった。2024年ですね。
いきなりAIっぽい文字を書くのは難しいという意見があったので、まずはAIが書いた漢字を模写することにした。
指示をあれこれ変えていたらお手本がたくさん出てきた。横棒の漢字が好きみたいですね。
部屋の奥にキッチンがあるので近所の人が自宅でやっている書道教室のようになった。キッチン付きスタジオというのを借りたらこんな場所だったのだ。
書きはじめてすぐに気づいたが、これは楽しい。こんなに楽しい書道ははじめてだ。
ゴールとして文字になってなくていいから筆の感触をただ楽しみながら自由に筆を動かせばいい。
AI漢字はあまりかすれてない。AIの世界の筆は内側からにゅーっと墨が出てくるのだろう。
だんだんAIの漢字がわかってきた。
・AI漢字はかすれない
・「夫」のような下が2つに分かれている漢字が好き
・「日」に見せかけて「H」など、意外なところを開ける
・「美」などの横棒は大胆に7本ぐらい増やす
・ハネやハライが逆にいく自由さもある
AI先生、もう自由に書いてもいいでしょうか。