3D化までの長い道のり
それでも、最後はフォトショップの力を借りて体のバランスなど補正し、出来る限り「らしい」ものを描いてみた。どうだろうか。
このイラストを実物大にプリントアウトして、それをまた撮影したものを、関谷さんのサイトで公開しているアナグリフ作成ソフト「Anaglyph Maker」で出力し、下絵にする。なるべく実際に看板を見るときの状況に近づけて、少しでも立体視できるようにしたいのだ。
撮影方法は関谷さんのサイトに詳しいので省くが、左目からと右目からとで少しずらした位置から写真を撮り、生成ソフトにかける。すると。
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セルフカーボネート
フォトショでの画像加工、アナグリフ画像生成などとテクノロジーを駆使してきたが、完成した3Dイラストを板にどう写すかとなると、うちの場合はどうしてもこうなる。絵の裏を鉛筆で塗って粉を付着させ、表から強くなぞって板に写すという、思いっきり手作業だ。
絵をラベルシートに出力して板に貼る、という方法もあるけど、「看板といえば手描きだな」という脊髄反射である。