ディズニーシー隠れスポット～自由ポータルZ

石川大樹のコメント

面白かったです。テーマパークで一人になれるスポット…というテーマからは、もうちょっとうがったスタンスというか、ひねくれた内容を予想して身構えてしまったのですが、そうではなくてポジティブにディズニーシーを楽しもうとしている記事で、とてもよかったです。

それでいて標準的な「テンション高く楽しむ」という楽しみ方に対するオルタナティブにもなっているんですよね。そこにファンの方ならではの（水門から水が出ている、といったような）小ネタ的な豆知識も加わって、読み物としての面白さがありました！

冒頭で提示されている「私はぼーっと「無」になれることを楽しみに行きます」自体に新鮮味があるので、あえて「ぼっち」とか「指差して笑ってくる人」みたいな自虐を入れなくてもいいんじゃないかなと思いました。ポジティブに行きましょう！

あと写真のない場所（「この左側にある花壇のふちに腰掛けられます」とか）がいくつかあったので確実に抑えておくといいかも。

古賀及子のコメント

おもしろかったです！ 石川も言う通り「テーマパークで一人」という設定に自虐のはじまりを身構えましたが、身構えただけに「あっ、素直に楽しんでいる人による情報記事だ」と分かったよろこびがありました。

一人情報に詳しい人によるフラットな記事が新鮮です。
番外編も良かったです。「TikTok撮る学生で溢れて」いる現場があるということ、単純に興味を呼ぶ情報だと思うんですよね、自分がTikTok撮る学生の側でないとしても、そういう場所があるんだ、というのは興味深いことです。

自虐につながりやすい情報なだけに、自虐抜きで、しかもバズりの原因なども自分で調べてレポートしてくれるというのは実はとても貴重だと思いました。

林雄司のコメント

目を引いたのはスプーンが登場するところで

> ドドドン！
> ドンー！

とYouTuber的な効果音を書いてるところです。動画ネイティブが来たぞ！と思いました。

ドドン！は端的な例ですが、全体のリズムと抜け感も動画的です。動画のスピードで読めますね。

だとしたら冒頭が少しテンポが悪い気がします。

卵かけごはんはうまい→だが欠点がある→欠点の例→つけ麺方式にすると良い

こういう導入部はよくありますが、これだと1行目が当たり前になっちゃうんですよね。

1行目から「なに？！」とつかみたいので、「大発明をしたので聞いてください。」と始めるのはどうでしょう。

このお嬢様文体は動画テイストの文章に合ってると思います。

林雄司のコメント

SDGsゴールを自分なりに書き換えるという企画はおもしろいです。いいフォーマットを見つけたと思います。

自分なりの目標にしたなかで、

> 財布のレシートを捨てよう
> インスタント味噌汁よく混ぜよう

と目標っぽいのが続くのかと思ったら

> ローカルCM動きがなさすぎ
> プッチンプリンとカップもずく若干紛らわしい

と急にあるあるになってるところで笑いました。

でも、このままでいいです。全部きれいにパロディにするよりはこれぐらい破綻していたほうがおもしろいです。

ただ、その破綻を自分で突っ込んであるとわかりやすくなると思います。

「あるあるがまざってしまった」「3つ目で企画趣旨からはみ出してしまった」と1行入れると破綻と笑いを両立させられる、はずです。