シェアサイクル駅伝・20年ぶりに海の家に行く～自由ポータルZ

石川大樹のコメント

「嫌いな人が苦手＝好きな人は好き」っていう仮説が面白いですね。たしかに誰かが買ってるから商品は売られているわけで、苦手な人が買わない物は好きな人が買ってるのでしょう。

モッツァレラチーズの「味がないので好印象（要約）」っていう感想は正直すぎて笑いました。

アドバイスとしては、とにかく全部の写真に自分が写ってるので、もうちょっと抑えた方がいいと思います。顔を写すと味とか感情とかを表情で表現できるのでとても良いのですが、効果的な場面だけで良いです。そうしないと緩急がなくなって、ここぞという場面での効果が薄れるので。

あとは、この企画は嫌いな人と好きな人の感想を対比するのが肝だと思いますが、個々のチーズで自分の感想しか書いていないところがけっこうあったので、それぞれのチーズに両方の感想が並ぶように構造化して構成するといいと思います！

林雄司のコメント

シェアサイクル、僕も好きでよく使っています。駅という点でしか見てなかった東京が繋がる感じがしますよね。企画もおもしろいし、やってる楽しさが伝わります。

ただ、最初に企画が飲み込めない感じがするんですよね…。

・駅伝の主役は自転車なので、スタート、タスキリレーのあとは自転車メインの写真にする
・冒頭にある地図「シェアサイクル駅伝コース案」に現在地を入れて、タスキリレーするたびに入れる
・タスキリレーごとに小見出しを入れる。駅伝を模して「第◯区」みたいなのがいいですかね。
・タスキリレーのたびに自転車2台並べた写真に「TYO1515→MNT1094」と自転車の番号を重ねた写真を入れる

文章と企画、内容はいいので、見せ方にリズムをつくるとわかりやすくなるんじゃないかと思います。駅伝はみんなテレビで見たことがあるので、あのフォーマットを真似するといいと思います。

途中で挟む現在地はイメージを簡単に作ってみました。

古賀及子のコメント

どれも良い写真ですね、2021年の新潟の海の家をこうして記録してもらえたことに感謝の気持ちがわきました。

冒頭であのころの海の家をしっかり回想し、そこへ戻ってきた自分があらわれる、展開がきれいです。戻ってきた理由が

>共済組合から海の家の利用助成券が配られ。

ここが最高です。地味な理由というのは実は「派手」なんですよね。映画や小説でもわりとそうだと思います。
企画の軸は記憶のなかの「あるある」の答え合わせですが、記憶された「あるある」が詳細なのがよかったです。うねうねのソフトクリームとか明治のお菓子がならびがちとか。

かなり独自の感覚だと思うのですが、だからこそ面白みになっていました。

せっかくだから、最後「新たに海の家に行って感じたあるある」これは不要だったかも！ あるあるとして立項せず地の文で回収したほうが一貫性が出たはずです。

あとは、一言二言でも、お店の方の声が入っていると立体感が出たんじゃないかなと思います。