家紋クッキー・ドンサンド～自由ポータルZ

古賀及子のコメント

以前、滋賀県のあぶなげないドーナツ化に成功したありくいさんからですね！
新作は家紋、今回もめちゃくちゃうまくできてますね……。

ドーナツのときもそうだったんんですが、焼けたお菓子の風合いにかわいらしさがあるんですよね。3Dプリンタで出力した型や生地を抜いた時点ではまだ「うまくできているなあ」なんですが、クッキーにして焼いたところで質感や色合いに対して「かわいい！」という興奮がわくのがふしぎです。1枚1枚の焼き上がりの寄りの写真があってもよかったくらい。

弟さんの結婚式のくだりで「新郎のいいところ」を聞かれて細かいエピソードを思い出すところなど、文章でおもしろがらせる地肩も感じました。

2作目ということでちょっと欲が出まして、もう少し難易度が高いとか見たことがない家紋に挑戦するような、家紋選びに個人的な理由だけじゃなく一般性を持たせる展開があるとよりよかったのかなと思います。

それからめちゃくちゃ細かいんですが、冒頭で企画の動機が2つになっている（家紋クッキーというものがある、弟が家紋クッキーを作った）ので、思い切ってローソンのほうは文章としては削り、軽く既存のものとして写真を紹介する構成にすると流れがきれいになります。 

林雄司のコメント

なるほど、よくできてますね！
3Dプリンタのうまい使い方ですね。
ただ、インターネットには3Dプリンタで作った記事が多いので、そのひとつになってしまう可能性があります。
今回の記事でいえば、

> 食パンの留め具（バッグクロージャー）を耳につけて遊んでいたらピアスと勘違いされて職員室に呼ばれたこと。

ここいいですね。こういうエピソードのほうが人の気持ちに残ります。

今回だったら、これを見せた人の反応があるとエピソードが生まれる可能性があります。
企画はどこかに自分では予想できないところを残すと、自分も心の底から驚いたり悔しがったり反応できて書き代（のびしろ的なニュアンスで）ができます。

石川大樹のコメント

アグレッシブなチャレンジですが、なんでもうまいというところに無理やり持って行かず、ちゃんと公平な評価をしているところに誠実さを感じました。ちゃんと理由までたどり着いているところもいいですね。

改善点は二つほどありまして、まずは全体のボリュームに対して前置きがちょっと長い気がするので、すぐ本題に入った方がいいかなと思いました。大学時代のエピソードのあたりは書くのであれば原稿の中盤に持ってきてもいいかなと思います。

それから写真で、家で撮るとこうなりがちなのですが、ちょっと寄り過ぎて圧迫感がありました。家の中をあまり写したくない場合は、せっかくのサンドウィッチなので外に持って行って食べるといいですよ。ついで食べ物系はPCに取り込んだ後にレタッチソフトでちょっと彩度挙げてやるとおいしそうに見えます！