自由ポータルZ 2020年7月3日

ヴィレヴァンが好きすぎて部屋をヴィレヴァンにした話~自由ポータルZ

こんにちは、編集部 石川です。
コーヒーが飲めない体質なのですが、代用としてチコリコーヒーというのを買いました。野菜のチコリを焙煎した、フランスの飲みものだそうです。単体で飲むとコーヒーとは違う苦みがあって、ちょっと慣れが必要な別の飲みものという感じ。しかし砂糖とミルクを入れると、なぜか甘めのカフェオレの味になります。ノンカフェインで夜でも飲めるほか、インスタントは冷たい牛乳にも溶けて作るのが簡単なので、気になった方はぜひ一度飲んでみてください。

では今週の自由ポータルZです!

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【入選】ヴィレヴァンが好きすぎて部屋をヴィレヴァンにした話

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[投稿者]辺野目えのんさん (ナンセンスダンス
[コメント]近所のヴィレヴァンが閉店したショックとその反動で、愛しのヴィレヴァンを部屋に召喚しようと頑張りました。

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古賀及子のコメント

感激しました。面白いです。投稿時のコメントに「初めて書いた記事です」とありましたがまじですか。カンの良さが完璧です。
正直入り口でかわいい写真であいさつされたので「なるほどやる気か」と思ったのですが、即座にダメな顔も載せてバランスをとっていて、手練れなのだなと分かりました。
企画としてはかなりオーソドックスでやりつくされたといってしまってもいいネタです。そこを越えてきたのはやっぱり過程の可笑しさの描写だったと思います。
>カッティングボードにSTUSSYのロゴのようなものが出来てしまいました
>市内にある動物園の粗品の定規に励まされました
このあたりの写真と文章で一気に引き込まれました。
書き方のノウハウが箇条書きでまとめられているのも親切ですごく良いです。個人的なモチベーションで突き動かされている記事だけに分かってもらう、伝える努力がされていると読みやすいです。
なにしろ、ポップがちゃんと上手いんですよね。そこは絶対に押さえておかないといけない企画だけにほっとしました。
急にお祖母ちゃんが太鼓判押したのも笑いましたし、最後踊っちゃった末に小倉駅前店が閉店ではなく休業だったというまさかのハッピーエンドも最高でした。
ぜひまた投稿してください。待ってます。

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石川大樹のコメント

ヴィレッジヴァンガード川西モザイクボックス店、元バイトの石川です。お取り上げいただきありがとうございます!!
バイト時代のポップとしては、菅野美穂さんがファッション誌10誌くらいの表紙を独占した月があって、2誌ずつペアにして並べて3D立体誌のコーナーを作ったのが最高傑作です!
……おっとつい古巣の話題で熱くなってしまいました。こういうのはコピー(キャッチコピーじゃなくて複製の方です)の完成度が命ですが、ポップの再現度が完全で笑いました。「マジで。」とか書きますよね。こういうディテール!
あとはネタ以外のところでちゃんと遊びがあって、カッティングマットの上でマジック使いまくってて豪快だなと思ってたら「STUSSYのロゴのようなものが出来てしまいました」で予想外の回収がされたり、あとは続く定規の「いつもありがとう」とか。この人は何書いても面白いだろうな、と思わせる地力があると思います。
文句なしの入選です。ぜひまた投稿してください…!

 

【もう一息】1ページ目から終盤のレシピ本を作った。 

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[投稿者]みたかプリンさん (みたかの小さなプリン屋さん
[コメント]ずっと注目していた終盤のレシピについて書きましたが、読者が少ないブログとは言え勝手に本の内容について引用というか書いてしまっていいのかなと、今になって怖くなっています。

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古賀及子のコメント

わー、これはやられましたな……。「終盤レシピ」という概念の発見ですね。
タイトルの時点ではピンとこなかったのですが、序盤でキリっと説明されていて一気に「あるあるあるある」とあるある感性がびんびんに刺激されました。これは、ある。
言ってしまえば破綻を愛でる姿勢なので下手をすると嫌味になってしまうところですが、
・終盤レシピの本を作る
・自分がかつて出版に携わった本にも終盤レシピがあった
と、愛があって、自分事でもあるという点で全く嫌味がないのが良かったです。
せっかくなので小見出しをつけるなど全体の記事の流れがはっきり見えるといいと思い「もう一息」にさせてもらいました。

 

【もう一息】カラムーチョそうめんでこの夏は全勝。

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[投稿者]三戸満平さん (note
[コメント]この夏はそうめんとカラムーチョがあれば乗り切れます。奥さん、「そうめんが余りがちなのよ~。」なんてもう言わせないよ。

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林雄司のコメント

カラムーチョそうめん、おもしろそうですね。アイデアはすごく魅力的なんですが、作り方のところで迷子になりました。
野菜、ハム、カラムーチョの皿にそうめんを入れて食べる?それとも野菜の下にそうめんが入っている?完成の次のマヨネーズをかけた写真では野菜が消えているので、別のときに撮った写真でしょうか。たぶん順番はあまり関係なくて混ぜればいいのだとは思いますが。アヴァンギャルドなことでも説明はオーソドックスがおすすめです。最後まで読んでもらえる確率があがるので。

 

Tips:わかりやすい導入

編集長の林が新人のライターさんを担当するとき、記事の導入部を分かりやすくするために、以下の流れを意識するように伝えているそうです。

・経験
・抽象化
・仮説
・検証の手順

漢字で書いてしまうと固いことを言っているようですが、別に「仮説としては…」みたいに書く必要はありません。
うまい人の記事はさらっとこれができています。
例えば先日のトルーの記事で見てみましょう。

・経験(21世紀に入ってしばらく経つが、まだ洗濯機はゴトゴト揺れる。)
・抽象化(きっとたくさんの家庭でゴトゴト言っているのだろう。)
・仮説(あれに歩数計を付けたらおもしろそうだと思った)
・検証の手順(本文冒頭部)

きれいにハマりましたね。
この流れが冒頭部でできていないと、説明不足で「この人は何がしたいの?」って感じの記事になりがちです。意識してみてください。

ちなみにヴィレッジヴァンガードのバイトは、働いていると手の皮がどんどん剥けていくのでやめました。本の担当だったので積もったほこりに触れることが多く、病院で聞いたら水虫に近い症状になっていたそうです。肌の弱い人は気をつけよう!

ではまた来週! 

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