Tips:個人としての取材
今週のTipsは、質問にお答えします。
『個人ブログという立場で企業等に取材依頼を出した結果、実際に話を聞いたりしに行く事は可能だと思いますか?やはり何かしらのウェブメディアか団体に所属していないと相手にはしてもらえないのでしょうか?』
僕はデイリーに入るまで企業取材をやったことがなかったので、ライターに経験を聞いてみました。
・自分のサイトをやっているとき、大企業には断わられることがありましたが、個人のお店は承諾してもらえることが多かったです(江ノ島茂道)
・アポ取りの段階で、簡単な企画書を作ってお送りすると、真摯に対応してくれるところが多かったです。自分の身元や経歴を伝えたり、テイストが伝わりやすい記事をサンプルとして見せることも大事。(山本千尋)
・知人のブログ取材に同行しました。相手は農家さん。ネットで商品を買う→品物について問い合わせ・取材交渉をする→実行という流れ。交渉時に、どんな記事を書きたいか、過去に書いた記事、どこに興味を持ったのかなど先方に伝えていました。(米田 梅子)
・むかし個人サイトで、水処理場や牛肉農家、変電所などなどに取材したことがあります。だれからも断られることはありませんでした。 (三土たつお)
また、知人の企業広報2人にも話を聞きました。ざっくりまとめると、
・個人ブログの場合は実績(アクセス数や過去の記事)のほかに、サイト全体のテイスト(ネガティブなものでないかなど)が大事。過去のサンプル記事を提示すること。
・企業向けビジネスの会社は難しい傾向。個人消費者向けならいける場合も。
・個人の場合は掲載前の内容確認は必須でお願いしている。
・可能性は高くはないけど、怒られたりもしないので言ってみて損はない。
・取材という形で広報部門に当たるのではなく、お客様相談室に相談してみたほうがいい場合もある。(問い合わせ→ブログに載せてもいいかの確認、という手順)
とのことでした。
そういえば、僕も取材するとき、お客様相談室で軽く聞く→広報部門につないでもらう、という流れを踏むことがあります。(これは広報の連絡先が分からないという理由もあるのですが)
あとインフラ系や公共施設はメディアとしての取材依頼でも前向きに応じてくれる印象があるので、受けてもらえる可能性が高いかも。
さいごに、ライター伊藤さんから寄せられた、あるあるで締めさせていただきます。
・逆にDPZで取材して、「凝ったブログですね」と言われたことがあります。(伊藤 健史)
あるわ、超ある…。
ではまた来週!