自由ポータルZ 2020年6月12日

空き店舗を勝手に紹介します・ららぽーとの地域密着度~自由ポータルZ

こんにちは、編集部 石川です。
AmazonでCDを買おうとして検索したら、たまたま正面を向いた顔ジャケの盤が3つ並び、「Zoomだ…!」と思いました。いまなら音楽室の壁に音楽家の肖像が並んでいるのを見ても「Zoomだ…!」と思うかもしれません。
今週の自由ポータルです!

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【もう一息】 私が目を付けている空き店舗を勝手に紹介します(三鷹台編)

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[投稿者]みたかプリンさん (みたかの小さなプリン屋さん
[コメント]三鷹台で店舗を探している人にとってはやや役に立つ記事になってしまっているので、DPZ様の趣旨には合っていないかもしれません。

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古賀及子のコメント

ときめきの対象としての「貸店舗」! めちゃめちゃ共感しました。こういう、そういえば良いよねというものが発掘されると興奮しますね。これは良い街歩きの切り口を見つけましたね……。
投稿者のみたかプリンさんはあたりで開店すべく本気で店舗探しをされているということで、記事としては本気の貸店舗情報としても機能してるんですが、貸店舗自体の魅力は店舗探しをしていなくても、近隣の事情に詳しくなくてもとてもよく伝わります。
これ、冒頭できちんと「貸店舗」自体に魅力があることが説明できているからですよね。
記事としては、良い貸店舗の条件を自分のなかで洗って、ここはどこがOKでどこがもう一歩なのかなど分かりやすく見せられると宝探しのような企画性が出てくるかなと思います。

 

【もう一息】ららぽーとの食品スーパーは地域密着型!?ランキングで比較してみた。

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[投稿者]Lonowさん (Lonowの雑記
[コメント]ららぽーと研究されている方いれば是非お友だちになってください。

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石川大樹のコメント

ウケる記事のポイントとして「共感できる記事」がよく挙げられるのですが、それとは別につい読んでしまう記事として「ぜんぜん共感できないけど楽しそうでなにより」みたいなタイプの記事があります。これです。孫を見る感覚に近いので、孫系記事と個人的に呼んでいます。スーパーの名前調べたり距離測ったりとわりと地味なことしかしてないのに、妙にウキウキしているのが良いです!
ただ冷静になってみると、地域密着の定義が本部との距離というのがですね、客観的な指標という点ではいいのですが、それにしてもそれでいいのか…?という感じがありもう一息です。店舗の分布とか調べればいいかな…?

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林雄司のコメント

三井のショッピングセンターに確かにローカルスーパー入ってますね! 同じ三井のラゾーナ川崎にもサンワが入ってますし、ミッドタウンにもプレッセ入ってます。
こういうのって調べてるときが楽しいんですよね。エクセルにこりこりと入力しているときが。
ただ、それがなかなか文章では伝わらない。デイリーでも路上観察記事で同じ悩みを抱えています。現場の興奮をどう伝えるか。
なので、
> ザワザワ・・・・
> え??????ええ!!!!!?????
こういう文体はありだと思います。
さらに、興奮役を入れて対談にするのはどうでしょう。リモートなら断られることも少ないのでノリを共有してくれる人にZoomでプレゼンするとか。Zoomの録画データは顔を正面からずっと撮っておいてくれるので記事にするとき便利です。びっくりした瞬間を使えばよいので。
Zoomで全員の顔が写ってる(ギャラリービュー)キャプチャを使うとき、4人以上いるとひとりぐらいよそ向いてたり半目だったりするので、全員が笑ってるキャプチャになるように複数のキャプチャを合成するのも手です。 

 

Tips:個人としての取材

今週のTipsは、質問にお答えします。

『個人ブログという立場で企業等に取材依頼を出した結果、実際に話を聞いたりしに行く事は可能だと思いますか?やはり何かしらのウェブメディアか団体に所属していないと相手にはしてもらえないのでしょうか?』

僕はデイリーに入るまで企業取材をやったことがなかったので、ライターに経験を聞いてみました。

・自分のサイトをやっているとき、大企業には断わられることがありましたが、個人のお店は承諾してもらえることが多かったです(江ノ島茂道)

・アポ取りの段階で、簡単な企画書を作ってお送りすると、真摯に対応してくれるところが多かったです。自分の身元や経歴を伝えたり、テイストが伝わりやすい記事をサンプルとして見せることも大事。(山本千尋)

・知人のブログ取材に同行しました。相手は農家さん。ネットで商品を買う→品物について問い合わせ・取材交渉をする→実行という流れ。交渉時に、どんな記事を書きたいか、過去に書いた記事、どこに興味を持ったのかなど先方に伝えていました。(米田 梅子)

・むかし個人サイトで、水処理場や牛肉農家、変電所などなどに取材したことがあります。だれからも断られることはありませんでした。 (三土たつお)

また、知人の企業広報2人にも話を聞きました。ざっくりまとめると、

・個人ブログの場合は実績(アクセス数や過去の記事)のほかに、サイト全体のテイスト(ネガティブなものでないかなど)が大事。過去のサンプル記事を提示すること。

・企業向けビジネスの会社は難しい傾向。個人消費者向けならいける場合も。

・個人の場合は掲載前の内容確認は必須でお願いしている。

・可能性は高くはないけど、怒られたりもしないので言ってみて損はない。

・取材という形で広報部門に当たるのではなく、お客様相談室に相談してみたほうがいい場合もある。(問い合わせ→ブログに載せてもいいかの確認、という手順)

とのことでした。
そういえば、僕も取材するとき、お客様相談室で軽く聞く→広報部門につないでもらう、という流れを踏むことがあります。(これは広報の連絡先が分からないという理由もあるのですが)
あとインフラ系や公共施設はメディアとしての取材依頼でも前向きに応じてくれる印象があるので、受けてもらえる可能性が高いかも。

さいごに、ライター伊藤さんから寄せられた、あるあるで締めさせていただきます。

・逆にDPZで取材して、「凝ったブログですね」と言われたことがあります。(伊藤 健史)

あるわ、超ある…。

ではまた来週!

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