2019年6月14日
石川です。きのうから微熱が出てしまい、今朝の打ち合わせをビデオチャット経由にしてもらいました。家から繋いだはいいものの、ヘッドセットがゲーム用のしかなかったんですよね。PCゲーマー特有の、パーツが派手に青く光るやつ。打ち合わせの中で僕だけヘッドフォンの両サイドとマイクの先端が光ってました。ビジネスマナー的にOKだったでしょうか。
というわけで（？）今週の自由ポータルです。
［投稿者］千徒馬丁さん （十目一ハ研究所 ～ミルニング部～）
［コメント］バラの花が家の花壇で咲き乱れたので、ゴージャス薔薇風呂を家庭でやったら、思ってたんとちゃうヤツになりました。
「ゴージャス」とか「酔っぱらい」とかリアルじゃないけどなぜかイメージが共有されているものってネタの宝庫だと思います。
ポストに敬礼する酔っぱらい、掛け軸の後ろに空いている穴、ヘルメットかぶっているモグラ、などを再現するだけでひと記事できます。
さて、薔薇のゴージャス風呂。検索するとキットとか温泉で体験できるものなんですね。
でも我々は自分でやるべきです。
書き方がさらっとしてしまっているので、体験談をふくらませるといいかなと思います。
匂いはしたのか、バラからなにか出ているのか、肌に変化はあったのか、出るときに身体についてバラ人間にならないのか。
こんなことを箇条書きにして囲みにするとお得感が出ると思います。読む楽しさがメインの記事でも有用感を出すと読む人が増えます。
［投稿者］こーだいさん （海底クラブ）
［コメント］今更ながら、水を吐くフグの形の急須を作ったのでお披露目します。フグを凝視するギャラリーの表情が気に入っています。
上手な工作記事で、とにかく特筆すべきはメイキングを「おまけ」扱いしたということです。これはすごい。衝撃です。工作記事はここまできたんだなと思わされました。
工作記事を書くときに悩むこととしてこのコーナーでも語られがちなのが「作業工程の見せ方」ですよね。
苦労したし書くこともある、けれど再現性に訴求がない工作の場合、工程は興味が持たれにくい部分です。
解決策として出来上がりを記事冒頭で見せまくるというのは大事ですが、今回の記事では本文も「こんなふうに使った」に絞ってあってバズネタの恩恵をじょうずにすくっていたと思います。それだけに公開が流行に乗り遅れたのは悔しかったですね……！
［投稿者］村岸健太さん （東京レトロポリタンク）
［コメント］"大好きな京急800形ちゃんが今週、とうとう引退を迎えます。可愛くて健気な彼の走る最後の日々を何らかの形で残したく思い、記事を書きました。読んでくださった方の心に「こんなに可愛い電車がいたんだ！」と思って頂けたなら、彼のファンとしてそれ以上に幸せなことはありません。"
存分にちりばめられた対象への思い入れは、じっくり読めばガッツリ伝わってくきました。エッセイとしてはアリだと思います。しかしながら記事としては「自分が写真をうまく撮れるかどうか」という主題は個人的すぎて、ヒキが弱い気がします。もうひと軸、何かが必要です。
たとえば一番わかりやすいところで「最高の撮影スポットを探す」だと情報っぽさが出ます。あるいは「うまい写真」を主観でなくしっかり定義して、それを満たす写真かあとで検証するパートを作ると今のテーマのままでももっと輪郭がカッチリする気がします。そうじゃなくてエモで押しきるなら表現を工夫して、800形を擬人化して、小さいころから知ってる近所のおじいさんだと思って書いてみるのはどうでしょうか。もう一工夫あるとよいなと思います！
林のコメントに乗っかります。みんないろんなことに固定概念持ってるじゃないですか。酔っぱらいはネクタイ頭に巻いてるとか、理系の人はメガネとか。実際みんながそうというわけじゃないのはわかってるのですが、なんとなくそういうイメージがある。それはそのまま逆手に取ってネタにできます。実際に頭にネクタイ巻くとどんな感じか調べてみるのもいいし、巻いて飲みに行ってみるのもいい。理系の人のメガネ率は調べられるだろうし、理系のかけてるメガネとそれ以外のかけてるメガネの違いを調べてもいいかもしれない。検証してもよし、実践してもよしで非常にいい素材だと思います！
ではまた来週！
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