特集 2018年9月28日

山梨県小菅村の観光大使になりました

小菅村の観光大使です!
小菅村の観光大使です!
観光大使というものがある。都道府県や市町村、観光協会などが、その地域を広めてくれる人を委嘱するものだ。地域によっては、ふるさと大使や広報大使など様々な名前で呼ばれている。

私の住んでいる東京都狛江市の観光大使はハリセンボンの近藤春菜さんで、私の生まれた北九州ではリリー・フランキーさんが委嘱されている。この度、私、地主恵亮が山梨県の小菅村の観光大使に委嘱された。
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。

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人間として素晴らしい

芸能人や文化人の方々は出身地などで観光大使的なものになっていることが多い。役場などに行くと等身大パネルがあったりなど、ある意味、その地域の顔として機能している。観光大使とは非常に重要な役割なのだ。
狛江市は近藤春菜さん
狛江市は近藤春菜さん
各地域で様々な人を委嘱しており、石川県輪島市は土屋太鳳さん、大分県大分市は指原莉乃さん、鹿児島県鹿児島市は遠藤保仁さんなど、基本的には著名人が多い。どの人にも会ったことないけれど、人間として素晴らしい人が大使となるのだ。そういうことなのだ。
どうも地主です!
どうも地主です!
さて本題。人間としての素晴らしさを評価されたのだろう。この度、私も観光大使になることになった。厳密には「小菅村盛り上げ隊大使」である。観光大使にはいろいろな呼び方があるのだ。小菅村は山梨県にある村だ。
小菅村にやってきました!!!!
小菅村にやってきました!!!!

小菅村とは

小菅村は山梨県にある人口700人ほどの山に囲まれた村だ。村の95%ほどが山で、東京にも流れる多摩川の源流域に当たる。東京都の水源林があり、東京の水瓶は小菅村にあり、と言ってもいいかもしれない。とても重要な村なのだ。
山が豊富! 山だらけ!
山が豊富! 山だらけ!
多摩川の源流域なので水も綺麗!
多摩川の源流域なので水も綺麗!
私は5年ほど小菅村に通っている。そして、1年ほど前に移住定住を目的とした小菅村の動画を作った。企画や監督等をさせていただいた「小菅村オブザデッド」という動画で、SSFF & ASIAの「観光映像大賞」で、519本中の10本のファイナリストに選ばれた。自慢です。
これが「小菅村オブザデッド」です!
出演してくれている方々がほぼ小菅村の住民で、それ以外も3人出ているのだけれど、それも小菅村に何年も通っている半村民という、小菅村100%の動画だ。これがきっかけで「小菅村盛り上げ隊大使」になることになったのだ。嬉しい。
ちゃんとした委嘱式を、
ちゃんとした委嘱式を、
していだきました!
していだきました!
喜びで泣きそう!!!
喜びで泣きそう!!!

で、何するの?

委嘱式はもっと簡単に村長室で「はいよ」って感じで何かを渡される感じかと思っていたら、きちんと会場が用意されていた。半ズボン、スリッパでこなくてよかった、と心からホッとしていた。終わってから村長とお話をした。
山梨県小菅村の舩木直美村長
山梨県小菅村の舩木直美村長
「観光大使」は何をすればいいのか? と聞いた。村の良さや取り組みを伝えて欲しい、ということらしい。地主さんなら知り合い多いでしょと。村長は私がひとりぼっちということで有名になったことを知らないのかもしれない。あと「観光大使の名刺を渡したけれど、いかがわしいところで配ったりしないように」と言われた。
名刺をもらいました!
名刺をもらいました!
あれ、俺、あんまり信用されてないかも、と思うけれど、村長安心してください。仕事もあんまりないし、パーティーに呼ばれることもないので、名刺を配る機会があまりないので。それはそれで観光大使として問題あるので、今後はどんどん健全な場で配っていきたいと思う。
小菅村にはみんな大好き道の駅があります!
小菅村にはみんな大好き道の駅があります!
私は小菅村の観光大使の一人目だった。今まではそのようなことをしていなかったのだ。では、今後観光大使を目指す人はどうすれば小菅村の観光大使になれるのか。それを聞くと、とにかく頻繁に小菅村に通って欲しい、そして村を知り、好きになって欲しいということだった。
小菅村でとれた鹿で作ったハンバーグもあります!
小菅村でとれた鹿で作ったハンバーグもあります!
私も小菅村に通い始めた1年目はほぼ毎週末小菅村に行っていた。朝7時に村の放送で音楽が流れるので、早起きできる村だな、と思っていた。あと、初対面の村の人たちが初対面でないみたいな感じなので、友達増えたな感がすごかった。
ジップスライドのあるフォレストアドベンチャーもあります!
ジップスライドのあるフォレストアドベンチャーもあります!
つまり観光大使になるには、頻繁に小菅村に通い村民と仲良くなり、小菅村を多くの人に発信すればいいのだ。私が選ばれたのは、人間としての素晴らしさとだと思っていたが、あまり関係ないみたい。名刺のくだりから察するに。
泊まれる竪穴式住居もあります!
泊まれる竪穴式住居もあります!

知らない人と祝賀会

ということで、今後は意外と誰でも観光大使になれるとわかったので、貴重性を保持するために、なる早で祝賀会的なことをしなければならない。増えてしまうと「すごいね!」がなくなるので、なる早でやってもらう必要があるのだ。
やってもらいました!
やってもらいました!
知り合いの知り合いの家を訪ねた。友達の友達は自分の友達ではないように、知り合いの知り合いは当然私の知り合いではない。よって初対面である。しかし、「おめでとう」と言われ、突然行ったにも関わらず食べられないほどの食事を並べてくれた。
もらったばかりの名刺をさっそく配りました!
もらったばかりの名刺をさっそく配りました!
どれも美味しいのです!!!
どれも美味しいのです!!!
この二人はツヤさんとひろこ先生だ。ひろこ先生というのは、小菅村にある保育園の初代の園長なのでそう呼ばれている。この村に来るようになってわかったのだけれど、皆、下の名前やあだ名的なもので呼ぶのでフルネームがわからない。村は名字が同じ人が多いからだろう。
ツヤさんが、
ツヤさんが、
「うす焼き」を作ってくれました!
「うす焼き」を作ってくれました!
ケーキがなかったので、「うす焼き」 を作ってくれた。小麦粉と卵と水を混ぜてフライパンで焼いて、砂糖をかけて食べるものだ。素朴だけれど美味しい。いちごまで乗っけてくれた。ありがとうございます、大使、うれしいです。訳してタイピーです。
美味しいです!
美味しいです!
5年前まで縁もゆかりもない場所で、このようなことをしてもらえるのが嬉しい。初対面なのにそうでない感じ。ツヤさんの名字や、ひろこ先生のフルネームが気になるけれど、この村ではみんな優しいのだ。私をぼっちにさせてくれない村なのである。
日本で最初にヤマメの養殖に成功した村です!
日本で最初にヤマメの養殖に成功した村です!
野生動物もいます!
野生動物もいます!
小菅村が私を観光大使にしたのは素晴らしい判断と言えるだろう。だって私なのだ。私と小菅村の未来は明るい。空は晴れ渡り、小鳥がさえずる。そんな明るい未来が決まった1日だった。
本当はこの日、
本当はこの日、
ものすごい雨でした、、、
ものすごい雨でした、、、

大使になれる

観光大使のハードルは高いのかと思いきや、小菅村では今後、ハードルが下がりそうな気配がすごかった。最後に宣伝です、大使として。私は東京農業大学の非常勤講師でして、私の関わっているプロジェクトの学生が小菅村の写真展をすることになりました。来てください! 私も出ます! 来てくれると大使は嬉しいです。タイピーです。
よろしくお願いいたします!!!
よろしくお願いいたします!!!
写真展「DROP.」
2018/10/19-21
場所:rusu(東京都目黑区下目黑区3-4-9)
https://drop-drop.jimdofree.com/

協力
多摩川源流大学
http://genryudaigaku.com/

こ、こすげぇー
https://ko-kosuge.jp/
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