1週間を振り返る(東京都心周辺)
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜に
こちらでやってます。
秋雨前線に勝てそうで勝てませんでした
先週の予報は、せっかく調子よくスタートしたのに、7日とも当たりのパーフェクトまで、あと2歩。
木曜(20日)の雨は、ぜったい降ると自信があって、予測どおり秋雨前線の大きな雨雲が接近。そこまでは良かったが、午後からと見ていた雨が、午前中から降り出す。
空気が乾燥していると、上空に雨雲が来ても、地上まで落ちてこないがことが多いのだが、思ったより空気が湿っていたためか、あっさり地上まで落ちてきてしまった。
月曜・火曜の、むずかしい急な雨や雷雨を当てていただけに、余計にくやしい。
落ち込んでいたら、金曜(21日)も予報を当てきれず。思ったより秋雨前線が元気で、雨がやんでいる時間がほとんどなかった。
今年の秋雨前線は、やっぱり手ごわい!
あ~、今年の秋雨は、いつ終わるんだろう。
【今週のみこみ】台風が運ぶ湿気たっぷりの亜熱帯産の空気に注目
この週末、モンゴル産の空気は、中途半端に南下。秋雨前線は、いったん南に離れたものの、すぐに戻ってきてしまった。
今年の秋雨シーズンは、ほんと晴れない。
さらに、やっかいなものが発生。台風24号だ。台風24号は、西へ進んで、今週末には沖縄の近くに。
台風24号、進路の予想はまだ割れてます。
そのまますんなり西へ西へ進んで、日本から離れてくれると、本州付近への影響はない。
ただ、台風がゆっくりモタモタした動きだと、台風周辺の亜熱帯産の空気が、大量の湿気となって秋雨前線に流れ込み、週末は本州付近でも雨のところが多くなる。
台風と秋雨前線はダムと川のような関係。台風が大量の湿気を秋雨前線に流し込むと、雨の川が長々と太くなってしまう。
さらに、そのあと台風が本州方面に急カーブしてくる可能性もある。
台風の動きはいかに?
結果は来週!
今週の格言
『台風がダムなら、秋雨前線は川。台風が近くにきて湿気を流し込むと、秋雨前線の雨は範囲が広がる。』
オカルトっぽいのですが、台風が去ったあとに地震が起きるというのは本当でしょうか。
と言っても、直後に必ず起こるという意味ではありません。
「台風が去ったあと」の「あと」を、どれくらいの期間で考えるかですね。
「あと」の期間を「1週間」とすると、ほとんどの台風のあとで、大きな地震は起こっていません。(大きな地震は、台風が来てない冬や春にも起こってますし…)
一方で、「あと」の期間を「1年」とすると、大きな地震は日本のどこかで、ほとんどの場合で起こっていることになりますね。
そう考えると、台風が去った直後だけ地震に気をつけるのではなく、一年中いつでも地震は起こってもおかしくないと、備えるのが良いですよね。
なんか、ひねりのない回答で、すみません!
TEN-DOKU
先週の問題は、
こちらでした。正解と次の問題は、来週アップします!
追加のヒントは、「台風と低気圧は東海上へ進みます。となると、気圧配置は?」です。
解答はこちらから↓
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