ブランチなどの情報番組では、主にこんなフォーマットで、いろいろ紹介されがちなので、今回参考にしたい。
●(1)見出しがそれなりのフォントにて!
●(2)発言がそれなりのフォントにて!
●(3)元気いっぱいにリポートしてる画にて!
●(4)画面の隅にてワイプで見ているようにて!
…と、隅には、スタジオでVTRを見るタレントの顔が入りがちなので、今回はとりあえず
親が見てることにしたいと思う。親には「悪いようにはしない」とだけ告げ、何の説明もなく
顔写真を撮りまくる。なんなんだこの作業。とりあえずいつも協力ありがとう。
いずれにせよ、これらのポイントを押さえて紹介すれば、どんなヘボい公園も人気テーマパークっぽく紹介できるはずである。
ちなみに今回紹介したい公園がコチラ、多摩にはよくあるタイプだが
ヘボい。没個性がパない。そんな楽しそうでない公園も、ブランチっぽくすると、一体どんなことになるのだろうか!?
ちなみに今回は、僕&散歩がてら連行される愛犬もも、とでお送りするが、さっそくブランチリポーターっぽく、
ブランチっぽく始めることにする。カラ元気が痛々しい。
そんな当公園での、残暑にワクワクできる点を紹介していきたいが、さっそく前方に、
バスケのゴール! アトラクションと言えないこともないが、個人的にはサッカーの方がいい。なんとかバスケの必然性を感じたいが、
ボールがないと無用の長物。しかもゴール1つだと試合ができない気もするが、気概は買えるのでヨシとしよう。
そしてその奥に、ついに、すこぶる公園っぽいものが、
USJのハリポタアトラクションの疾走感、とは程遠く、
ずる、ずる、ずると。上って、下りる、という生産性ゼロのすべり台のマッチポップ感を再確認した。
そういやテーマパークには、はしゃぎ疲れた身体を一休みさせる
憩いの場もあったりするが、ココではそれがこのベンチ。
でも疲れが癒やされ、より公園を満喫したくなった。しかし実際は暑くて、こんなところ座ってられなかった。
そして、公園の片隅になんとなく見えたのがコチラ、
誰のために、そして何のために咲いているのか、何の花かもわからず正直なんの感慨もなかった。
すると隣に、公園っぽい画のアレまでも。そう、
ただ砂がある場って冷静に考えるとシュール。幅跳びの着地箇所、以外に存在意義はない。
砂をつかんでまき散らす。砂で戯れる不審な飼い主に、犬もただ迷惑そうだった。
それにしても、砂場って手が汚れる。そのリスクがデカく、大人になると疎遠になる理由がわかった。
砂で手が汚れたので、今度は公園のあの場所へ。
パークでは、夏には暑さを吹き飛ばすウォーター的アトラクションがありがちだが、当公園では
水ぶっしゃー。これこそ水アトラクション、とのことだが
水圧がエグイ。久々なので蛇口ひねりすぎた。暑かったのでつい、だが、水は大切にしよう。
ではこの流れで、ブランチっぽくフード情報もいちおう
ただの公園の水、だが、こうすることで付加価値を感じてほしい。
…と、これにて終了、と見せかけて、
時は流れて、夜。そういやパークではアレも忘れてはいけない。夜のディズニーでは、パレードなどのきらびやかな催し物があるが、実はこの公園にもあったのだ。それが、暗がりになると始まる
パレード!!という名の、電灯に群がる虫、である。生物の習性として
光源に突っ込んでくる虫が、かすかな光を帯び、儚い軌跡を夜空に描いていく。
相当な想像力を駆使して、エレクトリカルなパレードだとみなしていただけたらと思う。
…と、そんな感じで、どんなものでもブランチっぽく紹介することで、いくらか魅力的に思えてきたかとは思いまして、ブランチのスゴさを再確認していただけたら幸いです。
そんなこんなで、はしゃぎ疲れたので、そろそろいいですよね。ではまたおやすみなさい…。
はい、以上いかがでしたでしょうか、今週の「基本、公園に用事ない」。みなさんも近所の公園に遊びに行っていただけたらと思いまして、お手数ですがよろしくお願いいたします。