広告企画♪ 2018年6月21日

崖の先から地獄をのぞく~投稿頼りの旅in千葉~

千葉には地獄と、うまいラーメンがありました。
千葉には地獄と、うまいラーメンがありました。
みなさんからの投稿だけを頼りに旅に出る企画、それが投稿頼りの旅。

第一回は千葉県を旅してきました。崖、城跡、シンプルな駅、あの味のパン、何味かわからないラーメンなどなど。これは確かに人に教えたくなる、そんな場所ばかりでした。






※これまでいろいろな場所で取材をした記事を読めば誰もが知ったかぶりできるはず。「知ったかぶり47」は、デイリーポータルZと地元のしごとに詳しいイーアイデムとのコラボ企画です。

※姉妹企画「地元の人頼りの旅」もよろしく。
1975年愛知県生まれ。行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。


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> 個人サイト むかない安藤 Twitter

たくさんの投稿をありがとうございました

千葉のおすすめを教えてください!そんな呼びかけに本当にたくさんの投稿が集まりました。

みなさんありがとうございます。すべて読ませていただきました。その結果、あれ?おれって千葉に住んだことあったかな?と勘違いするほど千葉のことを理解したつもりになれました。その中からいくつか実際に行ってみたので報告させてください。

西船橋にある坂が急

船橋市東中山2丁目のどこかに、「ジェットコースターの坂」というとてつもなく急な坂があります。名前の由来は、ブレーキをかけずに自転車で走るとジェットコースターのようになることです。
坂である。一つ目にしてはいきなりローカルすぎる情報かなとも思ったけれど、これぞ地元ネタではないだろうか。おそらくガイドブックはおろかネットにすら詳しい情報はない。行ってみなくちゃわからない、これぞ旅の醍醐味である。

というわけで西船橋駅までやってきた。
西船橋。
西船橋。
住所的にはこのあたりのはず。
住所的にはこのあたりのはず。
西船橋駅は聞いたことはあれど降りるのは初めてだと思う。この企画がなければこれから先も来るかどうかわからない場所だな、と思っていたのだけれど、降りてすぐのスーパーに売られていた野菜が新鮮で安くて、いっぱつで住みたくなった。
単純に美味しそうな野菜が安くて買ってしまいそう。
単純に美味しそうな野菜が安くて買ってしまいそう。
投稿いただいた住所を頼りに坂を探す。千葉は正直平らなイメージがあったのだけれど、歩いてみるとそこらじゅうにちょっとした坂があるものである。
だらっと続く坂。
だらっと続く坂。
長くだらだらと登る坂、歩くと5分くらいでいったん休憩したくなる斜度だ。計ってみるとだいたい4~5度くらいの傾斜だった。
だいたい4~5度くらい。数値にすると意外と小さいですね。
だいたい4~5度くらい。数値にすると意外と小さいですね。
それにしても気持ちのいい天気である。

これは千葉だからというわけではないかもしれないけれど、はじめて降りる駅がいい天気だとそのあとずっといい印象が残ると思う。僕にとっての西船橋は、スカッと晴れて気持ちのいいイメージです。

で、坂である。
住所的にはこのあたりのはずなのだけど。
住所的にはこのあたりのはずなのだけど。
坂が見つからずに住宅街をぐるぐると歩いていた時である、前を歩いていたおばあちゃんが突然消えた。
消えた!
消えた!
おばあちゃんが消える、これは宇宙人のしわざか坂があるかのどちらかだろう。

近づくにつれ後者であることがわかってきた。前の道ががくっと降りているのだ。これが投稿にあったジェットコースター坂なんじゃないか。
伝わるだろうか、この斜度。
伝わるだろうか、この斜度。
坂の斜度がうまく写真に写らないのが残念だけれど、この坂、実際に立つとちょっと怖いくらいの急坂である。

傾斜を計ってみた。
13度。
13度。
だいたい10~15度くらいの間だった。スキー場でいうと中斜面、滑っていてちょうど気持ちいいくらいの斜度だろうか。

これが日常にあるとちょっとしたアトラクションとなる。
わーい。
わーい。
この辺りは主に平地で、特に山を切り開いてできた住宅というわけでもなさそうなのだけれど、なぜかこの一帯だけ空間がゆがんだみたいに坂が多いのだ。巨人がつまんで引っ張り上げたみたいにとつぜん地面がうねっている場所もある。
さっきの坂を下から見上げるとこんな感じ。
さっきの坂を下から見上げるとこんな感じ。
言ってしまえば普通の坂道である。しかしそれが誰かの思い出の場所だとわかると、歩いていてもとくべつな気分になる。はじめて来たから思い出もなにもないわけだけれど、なぜか懐かしさに目を細める。目を開けると投稿をくれた人が自転車で走り降りてくるような気すらした。

この旅、おもしろいかもしれないぞ。

次の投稿はこちら。

通り抜けられる小学校がある

葛飾小学校は通り抜けられる(15年前の情報ですが)。
千葉にある葛飾小学校です。
千葉にある葛飾小学校です。
葛飾と聞いて東京かと思った人がいるかもしれないが千葉にもあるのだ。さっきのジェットコースター坂からほど近い住宅街に「通り抜けられる小学校」はあるという。

いただいた投稿は15年前の話らしいのだけれど、はたして今でも通り抜けられるのだろうか。
この先が小学校。
この先が小学校。
いまでも通り抜けられる!
いまでも通り抜けられる!
小学校の正門には「通り抜け以外に立ち入ることをご遠慮願います」と書かれていた。通り抜けはオッケー、それ以外は立ち入り禁止。はて。一休さんに相談したい案件である。

通り抜けは禁じられていなさそうだったので、おじゃましてみた。
正門を入って学校の中を通り抜けて、本当に裏門から出られました。
正門を入って学校の中を通り抜けて、本当に裏門から出られました。
さすがに校内の写真は撮らなかったが、普通のきれいな小学校である。グラウンドでは子どもたちが走り回っていた。

ぼく以外にも近所の方がひっきりなしに通り抜けていたので、きっと生活に必要な通り抜け道なのだろう。

正門から入り、校舎の脇を通って裏門から出る。たったそれだけのことなのだけれど、このご時世である、これを公に許している学校というのは珍しいのかもしれない。これが出身者と話た「千葉のおおらかさ」だろうか。
電車に乗って次の場所へ。
電車に乗って次の場所へ。
僕にとっての千葉といえばなんといってもディズニーランドと成田空港だったのだけれど、どちらも不思議なくらい投稿にあがってこなかった。そんなのいまさら投稿しなくても知ってるでしょう?ということなのかもしれない。それとも地元から見るとそれより他に見どころがあるよ!ということなのかもしれない。

期待は増すばかりだ。投稿頼りの旅はここから徐々にハードな場所へと向かっていきます。


次はちょっと不安になる感じの駅へ。


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