元々は消え行くコンテンツであった
もとのゲームは『眼鏡がないと家に帰るのがコンナンくんのゲーム』である。
これはゲームを作る大会に誘われ、なにかゲームにできるようなものはないかと考えたところ…
参考
ヨーロッパ企画「ゲームムービーフェスティバル2」
プープーテレビの動画に名探偵コナンくんに似たものがあったので、そのゲーム化をしたのだった。
参考
プープーテレビ『眼鏡がないと家に帰るのがコンナン』
元々の動画もヒットもしてないうえ、ゲーム自体も大会で3位と注目されず終わった。そのままインターネットの大海の藻屑となり、いい思い出になるのだろうなと思っていた。
ところがある日ふだんのように藤原がプープーテレビで動画をアップするとおや?と思うコメントがついた。
「これコンナンくんだよね」と。なんだどうしたんだ。
まさかのゲーム実況という文化
まさかと思って検索してみると、コンナンくんのゲーム実況動画が見つかった。再生回数は百万に届くかという勢い。
どうやらゲームをプレイしながらおしゃべりするゲーム実況動画という文化には「バカゲーをプレイする」という枠もあるらしく、そこに拾われたようだ。
しかも一人ではなかった。何本も見つかった。
カルトヒーロー「コンナンくん」誕生
こうして数百万に及ぶたくさんの人がゲームを見てくれたようだ。
コンナンくんを生み出した藤原浩一にとって、コンナンくんはたった一日の出来事でしかなかったがその認知は数百万に及んだのだ。今だに動画をアップすると「コンナンくん」と言及される始末である。
つまり我々はカルトヒーロー「コンナンくん」を生んだ。
そして7年の時を経て今ここに伝説のカルトゲームである『眼鏡がないと家に帰るのがコンナンくんのゲーム2』を作った。こちらである。
どうかこの発表のタイミングでたくさんの人に遊んでもらって、カルトにしないでほしい。
ゲーム実況動画を作った
さて今回もゲーム実況動画がたくさん出てくるといいなと思ったが、ニコニコ動画に詳しい人に聞いてみると前述の動画の実況者はかなりの人気者らしくてゲーム実況してくれというと仕事になってしまうらしい。
なのでしょうがないので我々自身でゲーム実況を用意した。実況者は我々のお仲間のスミマサノリさんである。この人はゲーム実況者でもなんでもない。ただの陽気な四十代躁である。