1週間を振り返る(東京都心周辺)
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜に
こちらでやってます。
パーフェクトの季節になってきました
先週は、7日とも予報が当たりで、パーフェクト達成。
水曜(6日)と土曜(9日)は予報より雲が少なく、金曜(8日)の雨は予報よりやや降り出しがおそかったが、それくらいは当たりの範囲内ということにさせていただきます!
過去の天気をしらべてみると、12月の東京は8割ほどの日が晴れている。
つまり、予報で「晴れ」と言っておけば、8割は当たってしまう季節。
まぁ、本当に晴れと言いつづけたら、翌月の天気コーナーからはいなくなっているだろうが。
冬将軍(寒気)がひんぱんに来て、冬型の天気になるほど、晴れ晴れでラクになる東京の予報。
今週も、パーフェクトを狙える天気がやってきそうだ。
予報成績のため、冬将軍の来日をお待ちいたしております。でも、ほどほどにね。
【今週のみこみ】今週の冬将軍、けっこう大物です
先週につづき、今週も冬将軍がご来日。
しかも、鼻息あらくやってきて、真冬の寒さをもたらす。
日本海側は冬景色となって、大雪やふぶきのところも多くなりそうだ。
例年だと、1月後半~2月はじめが冬のピーク。
その頃に大物の冬将軍がやってくることが多くて、まだ12月だと中堅以下の来日ということが多い。
ところが、今年は12月から大物がやってきて、特に今週前半はパワフルなパフォーマンスを見せそうだ。
日本をねらうように冬将軍が南下。
日曜(17日)頃に、冬将軍は再び南下する?
金曜(15日)頃になると、冬将軍は北へ帰国するが、週末、特に日曜頃から再来日する気配がある。
再来日すると、日曜~来週明けにかけて冬のピークの頃の寒さがつづくことに。
どうなるか、結果は来週!
今週の格言
『東京の12月の予報は、「晴れ」と言いつづければ8割当たる。(実際に言いつづけるのは、むずかしいですが)』
詰め天気
前回(11/27)の出題は、「この日は、どんなことが起こったでしょうか?」でした。
選択肢はこの4つ。
1)東京で積雪が20cmを超えた
2)大阪で積雪が20cmを超えた
3)高知で積雪が20cmを超えた
4)鹿児島で積雪が20cmを超えた
2010年12月31日。気象庁天気図。
正解は「4)鹿児島で積雪が20cmを超えた」でした。
この日は25cmも雪が積もって、明治時代からつづく鹿児島での観測史上、2番目に多い雪となりました。
大みそかでしたので、翌日の元日にかけて、大変な混乱でした。
強い冬型になると、日本海だけでなく、東シナ海でも雪雲が大量に発生します。
そのときに、真北からの風ではなく、北西方向や西から風が吹いてくると、雪雲が九州の西側の地域に流れ込んできて雪が降るんですね。
鹿児島=南国のイメージが強いですが、意外と雪は降ることがあって、数年に一度はしっかり積もる雪が降ります。
「九州付近では、等圧線は南北に走っていることから、西風が吹き込んでいると推定できます。
この西風には暖かい東シナ海で水蒸気の補給をうけ、湿った空気になっているため、この風が吹き込んだ南九州でも降雪があったと想定できます。(メロポンさん)」
おみごと!
「強い寒気が九州南部に北北西または北西に流れ込むと、薩摩半島は寒気の雲が入り込んで大雪になるときもありそうな気がします。(子馬さん)」
そのとおり!
「以前、出張で鹿児島空港に行ったとき、大雪で高速道路が使えず、空港バスが一般道を走ったことがありました。
すごく寒かったけど名物の白熊を無理して食べた思い出があります。(なかちんさん)」
大雪のときに、かき氷!
読んでるだけで、体感温度が10℃くらい下がりました!
今週の定石
『強い冬型のとき、等圧線が少し寝ていると、九州の西側の地方でも雪が降ることがある』
今回、正解したみなさんはこちら。
はいまっとさん、かまきりさん、はかせさん、雄大積雲さん、
なかちんさん、メロポンさん、naraoさん、子馬さん。
今回の正解率はかなり低く、ここ最近で最もむずかしい問題となってしまいました。
正解したみなさん、おめでとうございます!
今週の問題はこちら。今回は鹿児島市よりさらに南です。
今週の問題
この日は、鹿児島県の奄美大島で雪が降りました。そのときの天気図は?
(ヒント)
・鹿児島市より南なのに雪が降るということは?
いずれも気象庁天気図。
理由などとともにお願いします。
正解は再来週(12/25)に!
編集部より:増田さんへの質問を募集しています。投稿はこちら。