特集 2017年11月17日

コインロッカー規制から見るオバマとトランプの違い

オバマとトランプ、両者の違いが山手線にくっきりと!(たぶん)
オバマとトランプ、両者の違いが山手線にくっきりと!(たぶん)
先日、11月5日~7日、アメリカ大統領が来日した。それに伴い、テロ対策として鉄道駅にあるコインロッカーが使用停止とされた。

3年前オバマ大統領が来たときも同じ対策が取られた。「山手線の主要10駅あまりで実施」と発表されたので「山手線の主要駅ってどれだ?」と思い、実際に駅を巡って調べた。その結果を『オバマが決めた! 東京の「主要駅」』と題した記事にまとめた。

そして今回、ふたたび主要駅が同じ目にあうという。今度の山手線「主要駅」はどこだろう? 調べてみた。
もっぱら工場とか団地とかジャンクションを愛でています。著書に「工場萌え」「団地の見究」「ジャンクション」など。(動画インタビュー

前の記事:一段で50m・津波タワーはワープだ

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結論としては「トランプの方がゆるい」

「AKB 48 から学ぶ! 最新経営術!」みたいな記事を時々見かける。そんなものからじゃなくてふつうに経営学んだ方がいいのでは、と思う。

そういえば新入社員の研修のとき、取締役が幕末偉人をモデルケースに一席ぶった。それを聞いて「どうしておっさんは坂本龍馬にいろいろ学びたがるのか。ドラッガーのほうがまだいいのでは」という趣旨のレポートをやんわり提出したところたいそう怒られた。

ぼくも若かった。いまやぼくもおっさんだ。かつての若さゆえの過ちを反省して、あらぬものから何かを見出してみよう。コインロッカー使用規制からオバマとトランプの違いを見出すのだ。

コインロッカーが使えない駅が多いほど、より警戒されているといえるだろう。オバマとトランプ、どちらが警戒されているだろうか。

結論から言うと、トランプのほうがゆるかった。山手線に限っていえば。
オレンジ色が今回コインロッカーが使えなかった「主要駅」。なんと前回から2駅減っている。
オレンジ色が今回コインロッカーが使えなかった「主要駅」。なんと前回から2駅減っている。
上の図が、この記事でお見せしたいことのすべてである。オレンジ色の駅がコインロッカーが使えなかった駅。全部で9駅。これがトランプによる「主要駅」だ。

驚いたのは前回の11駅から減っているということだ。図中にも書き込んであるが、前回使えなかった浜松町駅と高田馬場駅が、今回はしれっと使えた。

新大久保駅も確かに使えなかったのだが、他の駅とは事情が違った。これについては、後ほど説明する。

正直、巡る前には「どうせ前回と同じだろう」と思っていたのでびっくりした。

もし変化があるとしたら、増えているだろうと考えていた。ほら、トランプ炎上しがちじゃないですか。まさか減るとはねえ。

山手線コインロッカー規制から見るに、オバマよりトランプの方が警戒されていない。つまり彼の重要度は……いや、うかつなことは言うまい。これでは坂本龍馬から学ぶようなものだ。

JR東日本に問い合わせすればものの5分で済むんだが

もしトランプにお会いする機会があったら「オバマより警戒されてなかったよ」と教えたい。ツイートしてやろうかな。

で、以下からは実際に山手線の各駅コインロッカーを巡った様子である。JR東日本に問い合わせすればものの5分で済む作業だが、それはぼくの好みではない。実際に行ってみるのだ。

まずは前回と同じように、家の最寄りJR駅である川崎駅のロッカーを念のため見てみた。

3年前はふつうに使えた。まあ、今回も使えるだろう、と思っていたら!
えっ! 使えないの! 川崎駅、「主要駅」に格上げか!?
えっ! 使えないの! 川崎駅、「主要駅」に格上げか!?
と思ったら、駅工事が理由だった。
と思ったら、駅工事が理由だった。
なんだよ、おどかすなよ。

とはいえ、前回見たように、川崎駅の乗降客数は上野や有楽町より多いので、そういう意味では警戒されてもいいはずなのだ。でもまあ、東京じゃないしな。多摩川を越えることの意味は大きい。

さて、プロローグはこれぐらいにして、川を越えて山手線に行ってみよう。品川駅だ。
品川駅のコインロッカーに到着。しょっぱな雰囲気が違う。
品川駅のコインロッカーに到着。しょっぱな雰囲気が違う。
当然、使えない。
当然、使えない。
ホームに着いたとたん、もう雰囲気が違う。川崎が牧歌的に思えるほどの警官の数。

あとで触れるが、3年前に比べると品川駅の乗降客数は激増している。おのずと警戒態勢も強化されているわけだ。しかも今回の来日は3連休にかぶっている。ほんとあいつ迷惑なタイミングで来るよな、と思う。ちなみに連休初日はぼくの誕生日であった。当日は山手線巡りの準備などをして何ごともなく終わった。ハッピーバースデイ。

ともあれあまりうろうろするのもなんなので、そうそうに次の駅へ。内回りでまわろう。田町だ。
田町。前回と同様、使える。
田町。前回と同様、使える。
前回は田町駅が使えてしまうことに驚いたが、もうぼくはねんねじゃない。歳だってもう45だ。「まあ、使えないよね」ぐらいのこなれた反応だ。

そんな、すっかりすれてしまったぼくに、カツを入れてきたのが次の浜松町駅だ。
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浜松町駅にカツを入れられる

えっ! 浜松町、使われてる!
えっ! 浜松町、使われてる!
なんと、使えるではないか。びっくり。前回は使えなかった。

羽田空港からモノレールで来ると、最初に到着する山手線駅という意味で主要駅っぽいのだが。

現場で「浜松町が使えちゃうの意外だ」とツイートしたところ(まとめはこちら)、前回のオバマ大統領は羽田空港から来たが、今回は横田基地からだからではないか、というご意見をいただいて、なるほど! と思った。

これが本当に理由かどうかは分からないが、ともあれ「どうせ前回と同じだろう」とタカをくくっていたぼくに「気を緩めるなよ!」と叱咤激励をしてきたのである。トランプのくせになまいきだ。

気を引き締めて、次は新橋だ。
新橋、やはり使えない。
新橋、やはり使えない。
さすが新橋駅。前回と同様、しっかりと使えない。

それにしても、新橋駅、いたるところ工事中でいろいろたいへんそうだった。
ロッカー周辺の通路も仮設っぽい。いずれこのロッカーも移動するのでは。3年前はここになかったし。
ロッカー周辺の通路も仮設っぽい。いずれこのロッカーも移動するのでは。3年前はここになかったし。
今回山手線一周してみて痛感したのは、ここ3年で実は駅がずいぶん変わった/変わりつつあるということだ。「まえこんなだったっけ?」と思う場所がたくさんあった。東京って変わるのが当たり前なので、こんなことで比較でもしないと、ふだんは変化に気がつかない。
ホームでも上を見上げるとなんだか工事中感すごいし。
ホームでも上を見上げるとなんだか工事中感すごいし。
ホームドアの設置に伴う停車位置の変更のおしらせなどもあり、全体的に「おつかれさまです!」感があった。
ホームドアの設置に伴う停車位置の変更のおしらせなどもあり、全体的に「おつかれさまです!」感があった。

東京駅の謎の「○」含めて前回通り

やはり実際に巡ってみると気がつくことがたくさんあってたいへん楽しいのだが、それらをこの調子で書き連ねていくといくらページがあってもたりない。さっさと行こう。次は有楽町。
そうだった、有楽町のロッカーは改札外だった、と思い出した。
そうだった、有楽町のロッカーは改札外だった、と思い出した。
そして前回と同様、使えない。
そして前回と同様、使えない。
ロッカー探してる方がいて気の毒だった。トランプめ。
ロッカー探してる方がいて気の毒だった。トランプめ。
東京駅。構内至るところに大量のロッカーがあるが、どこも当然使えない。そりゃそうだ。ここが主要駅でなくてなんなのか。
東京駅。構内至るところに大量のロッカーがあるが、どこも当然使えない。そりゃそうだ。ここが主要駅でなくてなんなのか。
それにしても全部の扉に貼らなくてもいいと思うんだ。
それにしても全部の扉に貼らなくてもいいと思うんだ。
多くの「主要駅」駅がそうだったが、上のようにロッカーのすべての扉に貼り紙をする光景が見られた。

こうでもしないと、やっかいなクレームがあるのだろう。いまやわれわれの社会は苦情と炎上によって動いているのである。
あと、前回もそうだったが、東京駅の貼り紙には謎の丸印が書かれているのだ。なんだろうこれ。
あと、前回もそうだったが、東京駅の貼り紙には謎の丸印が書かれているのだ。なんだろうこれ。
次。神田駅。使える。実際使ってた。前回も書いたが、個人的には神田は「主要」だと思っているので、心外。トランプなにもわかっちゃいねえな。べらんめえ。
次。神田駅。使える。実際使ってた。前回も書いたが、個人的には神田は「主要」だと思っているので、心外。トランプなにもわかっちゃいねえな。べらんめえ。
次、秋葉原。前回に引き続き使えない。さすがの観光地。
次、秋葉原。前回に引き続き使えない。さすがの観光地。
あと、心なしか英語表記の貼り紙が他の駅に比べて多い気がした。この街のインバウンドっぷりをこんなところにも感じる。
あと、心なしか英語表記の貼り紙が他の駅に比べて多い気がした。この街のインバウンドっぷりをこんなところにも感じる。
次、御徒町。3年間とはすっかり様変わり。こぎれいになった。ロッカーも新しい。
次、御徒町。3年間とはすっかり様変わり。こぎれいになった。ロッカーも新しい。
でも前回と同様、使える。
でも前回と同様、使える。
ただ、頻繁にロッカーのチェックは行われていた。ごくろうさまです。
ただ、頻繁にロッカーのチェックは行われていた。ごくろうさまです。
そして押しも押されぬ「主要駅」・上野。ここも品川と同様、警備がすごい。
そして押しも押されぬ「主要駅」・上野。ここも品川と同様、警備がすごい。
そして当然使えない。そしてこの全扉への貼り紙プレイ。
そして当然使えない。そしてこの全扉への貼り紙プレイ。
あと前回も思ったけど、ロッカーの量がすごい。ロッカーの壁。
あと前回も思ったけど、ロッカーの量がすごい。ロッカーの壁。
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だんだん疲れてきた

さて、ここから大塚までは平穏な「非主要駅」が続く。ざっとご覧頂こう。
鶯谷、使える。
鶯谷、使える。
日暮里、使える。
日暮里、使える。
西日暮里。使える。ここは雰囲気がまったく変わらず。「改札口生花」も健在。末長くこの感じでいてほしい。
西日暮里。使える。ここは雰囲気がまったく変わらず。「改札口生花」も健在。末長くこの感じでいてほしい。
田端、使える。
田端、使える。
駒込、使える。そしてポップ体の貼り紙。
駒込、使える。そしてポップ体の貼り紙。
巣鴨、使える。
巣鴨、使える。
ここで、すごく疲れちゃったので、一息つく。
ここで、すごく疲れちゃったので、一息つく。
ロッカーを愛でながら「10種類のフルーツミックスジュース」を。巣鴨の思い出がひとつできた。
ロッカーを愛でながら「10種類のフルーツミックスジュース」を。巣鴨の思い出がひとつできた。
大塚駅のロッカーはすごく控え目な存在感で、どこにあるのかしばらく分からなかった。そして、使える。
大塚駅のロッカーはすごく控え目な存在感で、どこにあるのかしばらく分からなかった。そして、使える。
ご覧のように、鶯谷から大塚間は、予想通り使える駅が続く。個人的になじみのない区間なこともあって、めっきり疲れちゃった。浜松町に入れられたカツももはや使い果たした。

今回最大の問題・高田馬場

しかし次の池袋からは、ふたたび気合いを入れていかねばならない。浜松町のような番狂わせがまた起こるとしたら、この先がその舞台となるだろう。

そして実際その通りだった。
池袋、当然ここは使えない。そしてほかのいくつかの駅でも見られた現象だが、ロッカーのそばではなにやら話し合いが行われていることが多い。さすがに写真を載せるのはひかえたが、品川では号泣している女性とそれをなだめる男性がいた。
池袋、当然ここは使えない。そしてほかのいくつかの駅でも見られた現象だが、ロッカーのそばではなにやら話し合いが行われていることが多い。さすがに写真を載せるのはひかえたが、品川では号泣している女性とそれをなだめる男性がいた。
目白。使える。
目白。使える。
ここ目白には中身が若干はみ出しちゃってるロッカーがあった。疲れたところへ一服の清涼剤のほほえましさ。というか、これなんだろう。
ここ目白には中身が若干はみ出しちゃってるロッカーがあった。疲れたところへ一服の清涼剤のほほえましさ。というか、これなんだろう。
さて、問題は次の高田馬場だ。

3年前に書いた記事は、この駅が名実ともに「主要」であることを知らなかったぼくの認識の甘さをオバマに教えられた、という趣旨であった。いわば前回の主役である。

それがなんと!
燦然と輝く「使用可」の灯火。
燦然と輝く「使用可」の灯火。
使えるんだ!
使えるんだ!
驚いた。主役降板である。使えちゃうんだ。

最後で触れるが、この3年で高田馬場駅の乗車人員数で見た順位は下がっている。それが原因だとしたら(多分違うと思うけど)シビアな話だ。人気によってあっというまに立ち位置が変わる。まるでアイドルグループのようだ。同情する。やはり彼女たちから学んだ方がいいか。

意外な展開・新大久保

高田馬場にびっくりさせられ、すっかり疲れの吹き飛んだところへ、次の新大久保駅が、飛び道具で攻めてきた。
新大久保、なんとロッカーそのものがなくなっているではないか。
新大久保、なんとロッカーそのものがなくなっているではないか。
新橋をはじめ、いろいろな駅でその工事っぷりに感銘をうけたが、ロッカー的にはここ新大久保がその頂点にある。構内工事でロッカーがなくなっちゃったのだ。
たしかに新大久保駅はバリアフルだ。
たしかに新大久保駅はバリアフルだ。
えらいな、と感心したのは、周辺にあるコインロッカーの場所がお知らせされていたこと。
えらいな、と感心したのは、周辺にあるコインロッカーの場所がお知らせされていたこと。
念のため(ってなんだ)そのひとつをたずねた。使えた。そりゃそうだ。駅と関係ないし。
念のため(ってなんだ)そのひとつをたずねた。使えた。そりゃそうだ。駅と関係ないし。
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新宿の地味化

新大久保のこういう形での「使えない」は予想していなかった。つくづくトランプには驚かされる。

さて、以降は前回と同じだ。

あ、でも次の新宿にはちょっとした発見があった。
貼り紙がなかったので、まさか! と色めき立ったが、
貼り紙がなかったので、まさか! と色めき立ったが、
貼り紙の枚数が常識的に控え目なだけで、ちゃんと使えなかった。
貼り紙の枚数が常識的に控え目なだけで、ちゃんと使えなかった。
扉一枚一枚に貼ってクレームを回避するような小細工は行わない。間違えるやつがいるかも? 文句なら歌舞伎町の事務所で聞くぜ? ってところか。さすが新宿だ。こうでなくては。

どうやら新宿の場合、ロッカーの管理者が設置エリアによって違う。上の写真のロッカーは改札外にあって、これまで見てきたロッカーとは違う会社が運営しており、ここは全部の扉に貼り紙を貼るというようなことはしない方針のようだ。
改札内のものは引き続き全扉に貼りまくり。
改札内のものは引き続き全扉に貼りまくり。
もうひとつ改札外のロッカーで気がついたのは、貼り紙だけでなくロッカー自体が地味になっていたことだ。
今回まどわされたこの貼り紙控え目のロッカー、
今回まどわされたこの貼り紙控え目のロッカー、
3年前はこういうテンションだった。
3年前はこういうテンションだった。
新宿西口のロッカーといえばなぜか動物写真がどーん、だったのに。
新宿西口のロッカーといえばなぜか動物写真がどーん、だったのに。
ロッカーのSuica化によって名物だった「おめかしコインロッカー」がなくなってしまったのだ。これはざんねん。復活を望む。

ロッカー増えてるのね

かように、駅工事だけでなくロッカーがけっこう入れ替わっていることに気がついたのも、今回の収穫であった。トランプありがとう。

次の代々木も新しくなっていた。
前回に引き続き、意外にも(「主要」な感じがするので)使える代々木。
前回に引き続き、意外にも(「主要」な感じがするので)使える代々木。
ここも新しくなってた。
ここも新しくなってた。
ここも意外シリーズのひとつ、原宿。前回同様使える。使ってた。
ここも意外シリーズのひとつ、原宿。前回同様使える。使ってた。
そしてしばらく来ないあいだに見知らぬコインロッカースペースが新設されていた。これもインバウンド効果ってやつか。
そしてしばらく来ないあいだに見知らぬコインロッカースペースが新設されていた。これもインバウンド効果ってやつか。
地下鉄、私鉄合わせれば、きっとここ数年で東京のコインロッカーは激増したのではないだろうか。首都圏で暮らしていると気がつかない。今回はいい機会だった。かさねてトランプにはお礼申し上げる。
渋谷。ここも改札外。遠目からもわかる「全扉貼り紙体制」。
渋谷。ここも改札外。遠目からもわかる「全扉貼り紙体制」。
ここもインバウンドな英語貼り紙の多さが印象的。
ここもインバウンドな英語貼り紙の多さが印象的。
前回に引き続き「主要駅」じゃないことに違和感のある恵比寿。使えるというだけでなく、なんだかあちこちだらしなく開いちゃってる。トランプになど影響されやしないぞ、という抵抗の姿勢と解したい。
前回に引き続き「主要駅」じゃないことに違和感のある恵比寿。使えるというだけでなく、なんだかあちこちだらしなく開いちゃってる。トランプになど影響されやしないぞ、という抵抗の姿勢と解したい。
その次の目黒も使える。
その次の目黒も使える。
五反田も使える。前回注目した「ロッ」が今回ほとんど見られなくて寂しい思いをしたが、ここでは健在。うれしい。
五反田も使える。前回注目した「ロッ」が今回ほとんど見られなくて寂しい思いをしたが、ここでは健在。うれしい。
そして最後。大崎。使える。
そして最後。大崎。使える。

やはり高田馬場が謎

以上が巡ったようすである。おつかれさまでした。

ロッカーが使えるかどうか意外にもいろいろなことに気がついて、たいへん充実した一周であった。いま駅がどんどん変わってるんだな、というのが一番強い印象である。

さて、前回の使えなかった11駅。なぜそれらが「主要駅」なのかは、JR東日本「各駅の乗車人員」ページを見たらあっけなく解決した。ようするに山手線において、乗る人が多い駅を上から選んだ結果だったのだ。

しかし今回はちょっと不思議だ。同じようにJR東日本「各駅の乗車人員」と見比べてみよう。
JR東日本「各駅の乗車人員」より。山手線以外の駅は薄いグレーに。順位が目立って下がった3つの駅をオレンジ色で示した。
JR東日本「各駅の乗車人員」より。山手線以外の駅は薄いグレーに。順位が目立って下がった3つの駅をオレンジ色で示した。
左の前回と右の今回を見比べると、「主要駅」でなくなった高田馬場と浜松町が順位を下げているのが分かる。

これが原因か。いやでも高田馬場は今回も「主要駅」だった上野や有楽町よりはランクが上なのだ。

ただこれは「乗車人員」数で、降車は含んでいないので、総利用者数でいえば上野はもっと上だろうとは思う。でもなー、それでも有楽町よりは「主要」だと思うんだよなー、高田馬場。順位は下がったものの、人数的には増えているんだし。

まあ、駅周辺施設の重要度など他の要素が関わっているのでしょう。今回は地下鉄でのロッカー使用停止が目立ったという話もあり、そもそも山手線駅の中から9駅だけが主要であるということ自体が不思議といえば不思議なのだし。

それにしても印象的なのは渋谷の乗車数の激減っぷりと品川の激増っぷりだ。新宿といい東京といい、駅利用者数っていますごい勢いで増えてるのだな。

いずれにしても高田馬場の「主要駅から転落」は謎だ。トランプが大統領になったことの不可解さが表れている、としておこう。なんだこの結論。

もうひとつ、前回と今回の違いで大きかったのは、自分の体力の衰えでした。次の大統領来日の時に向けトレーニングをしたほうがいいな、と思った。
参考:ラスベガスのお土産屋さんで見た両者の違い
参考:ラスベガスのお土産屋さんで見た両者の違い

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