寝冷え注意報！今週末から夜は一気に冷えます ～あと出し天気予報

先週の予報は、ひさびさの好成績。季節が進んで、雨が降る日と晴れる日のメリハリがはっきりしてきて、予報がラクちんに。さぁ、このままパーフェクト！というペースだったが、詰めが甘かった。

日曜（24日）は、朝だけ曇りのはずが、昼間もけっこう曇る時間あり。空の高いところの雲が、上空の強い西風に乗って、サーっと広がってきてしまった。「曇ったおかげで、暑すぎずに助かったよ」とお礼を言われるも、こちらとしては微妙な心境。

それにしても、今年の秋雨シーズンは、メソメソしてない。何日も雨がつづくようなことがないまま、終盤に近づきつつある。

今週は、いちだんと晴れる日が多くなって、秋雨シーズンをさらに終わりに近づける冷たい空気がやってきそうだ。

天気のことわざは、あまりアテにならないものも多いなかで、「暑さ寒さも彼岸まで」は、当てはまる年が多い。今年も、お彼岸をすぎる今週あたりから、季節は前へ進みそうだ。

水曜（27日）～木曜（28日）に、低気圧が各地に雨を降らせたあと、大陸でそだってきている冷たい空気が日本列島へ。週末には、ググっと気温が下がってきそう。

夜は、今までと同じような掛け布団だと、寝冷えでカゼをひいてしまいそうなヒンヤリさに。

勝手に注意報をつくって良いなら、今週末だけでも寝冷え注意報をつくりたいくらい。 でも、勝手につくったら、気象庁に目をつけられそうなのでやめておく。

本当に週末は冷えるか？ 結果は来週！

前線の引きかたは、100人いれば100通りあると言われます。

気温が大きく違っているところや、風向きが違っているところに前線は描かれますが、具体的に「○℃のところに前線がある」と決まっているわけではないので、前線があるかないか、や、どこにあるかが、人によって違ってくるんですね。とうぜん、気象予報士と気象庁の考えが違うこともあります。

テレビやネットで使われている天気図は、気象庁が描いたものが配信されていることがほとんどです。
つまり、「天気図には現れない隠れた前線が～」という場合は、気象庁は前線を描いてないけど、気象予報士は「そこに前線がある！」と思っているということですね。つじつま合わせのための言葉ということです。

なので、「天気図には現れない隠れた前線が～」と解説でしゃべっている時は、たいてい「チッ」と心の中で舌打ちして…ないですよ。

先週の問題は、こちらでした。正解と次の問題は、来週アップします！

追加のヒントは、「台風が発達した状態で北日本へ。このときの季節は？」です。

解答はこちらから↓