1週間を振り返る(東京都心周辺)


1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜にこちらでやってます。

台風18号、戻ってきてしまいました
先週の記事のタイトルは「台風18号の雨雲がUターンして連休に来る?」。
ほんとに来てしまった。
記事を書いた時点では、台風18号は大陸に上陸して、台風が弱まって雨雲だけ来る可能性のほうが高めかなぁと見ていた。
だが、台風が大陸まで遠回りせず、海の上で勢力をキープしたままで、日本列島へ戻って来てしまった。
過去にも、たびたび日本に大きな被害を出している台風のエースナンバー。18号は今回も列島に足あとを残していった。
ただ、台風は大きな雨雲のかたまりなので、雨が降るかどうかの予報はしやすい。 おかげで、週末の雨も、予報は当たり。
このところ絶不調だった予報を、台風が救ってくれた形に。
ほんとに来てしまった。
記事を書いた時点では、台風18号は大陸に上陸して、台風が弱まって雨雲だけ来る可能性のほうが高めかなぁと見ていた。
だが、台風が大陸まで遠回りせず、海の上で勢力をキープしたままで、日本列島へ戻って来てしまった。
過去にも、たびたび日本に大きな被害を出している台風のエースナンバー。18号は今回も列島に足あとを残していった。
ただ、台風は大きな雨雲のかたまりなので、雨が降るかどうかの予報はしやすい。 おかげで、週末の雨も、予報は当たり。
このところ絶不調だった予報を、台風が救ってくれた形に。


台風に成績を救ってもらうのは、なんか微妙な気分です。



【今週のみこみ】 週末に秋雨前線がやってくるかに注目です
台風18号が去ったあとは、しばらく高気圧の天下。
週のなかばまで、広範囲で晴れそうだ。
そのまま秋晴れがつづいて、秋雨なんてどっかへ行ってしまえ!
…という心の願望が見透かされたか、いやがらせのように秋雨前線が戻ってくる。
しかも、タイミングは週末。 秋雨前線が、北へ盛り上がって、列島に雨雲がかかる形に。
そんなところで盛り上がらなくてもいいのに。
週末だから秋雨前線もテンションが上がっちゃったか。もちろん、そんなわけはない。
週のなかばまで、広範囲で晴れそうだ。
そのまま秋晴れがつづいて、秋雨なんてどっかへ行ってしまえ!
…という心の願望が見透かされたか、いやがらせのように秋雨前線が戻ってくる。
しかも、タイミングは週末。 秋雨前線が、北へ盛り上がって、列島に雨雲がかかる形に。
そんなところで盛り上がらなくてもいいのに。
週末だから秋雨前線もテンションが上がっちゃったか。もちろん、そんなわけはない。


北へ盛り上がる秋雨前線の雨雲。
秋の高気圧が秋雨前線の盛り上がりを押さえつければ、週末は降らずに済むが…。
秋の高気圧が秋雨前線の盛り上がりを押さえつければ、週末は降らずに済むが…。

秋の高気圧が強ければ、秋雨前線を少し南に押しやって、本州など陸地には雨雲がとどかない可能性もある。
どうなるか、結果は来週!




今週の格言
『盛り上がる秋雨前線と、それを押さえつける秋の高気圧。 二人の力関係で秋の天気は決まる。』
『盛り上がる秋雨前線と、それを押さえつける秋の高気圧。 二人の力関係で秋の天気は決まる。』




詰め天気
前回(9/4)の出題は、「この天気図の時間に起こったことはどれでしょう?」でした。
選択肢はこの4つ。
1)青森県で豪雨となった
2)愛知県で豪雨となった
3)高知県で高潮が起こった
4)鹿児島県で高潮が起こった
選択肢はこの4つ。
1)青森県で豪雨となった
2)愛知県で豪雨となった
3)高知県で高潮が起こった
4)鹿児島県で高潮が起こった


2008年8月29日。気象庁天気図。

正解は「2)愛知県で豪雨となった」でした。
本州付近に横たわっているのは秋雨前線です。 この周辺では雨が降りやすくて、とくに南側では雨雲が急発達することがあります。
また、南海上の低気圧周辺は反時計まわりに風が吹いているので、低気圧の東側にあたる本州付近には南からの湿った風が吹き込み、いっそう雨雲が発達しやすくなっていました。 秋雨前線が右肩上がりになっているときは、南から湿った空気が流れ込んでいることが多くて、前線の南側で大雨になることがあります。
ちなみに、このときの豪雨は愛知県の岡崎市周辺で起こりました。 後日、当時の首相が、「岡崎だったからいいけど(、名古屋だったら大変)」と言って、大さわぎになっています。
「前線。そこに,太平洋側から海の湿った空気が流れこんだ東海地方は豪雨になるでしょうね。よって,2)の愛知県で豪雨。(かまきりさん)」
おみごとな読み!
「四国沖の低気圧により愛知県では、停滞前線に向かって湿った南よりの風が吹き、前線付近で上昇気流が起こり豪雨となった。(シヤーライン。さん)」
すばらしい!
「正直、単なる直感レベルです(汗 あってるといいなぁ!(Swindさん)」
みごとな直感力!ぼくも、困ったときにはお世話になる力です!
今週の定石はこちら。
本州付近に横たわっているのは秋雨前線です。 この周辺では雨が降りやすくて、とくに南側では雨雲が急発達することがあります。
また、南海上の低気圧周辺は反時計まわりに風が吹いているので、低気圧の東側にあたる本州付近には南からの湿った風が吹き込み、いっそう雨雲が発達しやすくなっていました。 秋雨前線が右肩上がりになっているときは、南から湿った空気が流れ込んでいることが多くて、前線の南側で大雨になることがあります。
ちなみに、このときの豪雨は愛知県の岡崎市周辺で起こりました。 後日、当時の首相が、「岡崎だったからいいけど(、名古屋だったら大変)」と言って、大さわぎになっています。
「前線。そこに,太平洋側から海の湿った空気が流れこんだ東海地方は豪雨になるでしょうね。よって,2)の愛知県で豪雨。(かまきりさん)」
おみごとな読み!
「四国沖の低気圧により愛知県では、停滞前線に向かって湿った南よりの風が吹き、前線付近で上昇気流が起こり豪雨となった。(シヤーライン。さん)」
すばらしい!
「正直、単なる直感レベルです(汗 あってるといいなぁ!(Swindさん)」
みごとな直感力!ぼくも、困ったときにはお世話になる力です!
今週の定石はこちら。


今週の定石
『右肩上がりの停滞前線は、南側で豪雨になることがある』
『右肩上がりの停滞前線は、南側で豪雨になることがある』


今回、正解したみなさんはこちら。
TemmaRyonoさん、かまきりさん、黒ラブくるみさん、 シヤーライン。さん、みゅーさん、ニノさま、 Swindさん、naraoさん、雄大積雲さん、メロポンさん、トムさん。
おめでとうございます!
今回は正解者が少なく、むずかしかったですねー。
今週の問題はこちら。
TemmaRyonoさん、かまきりさん、黒ラブくるみさん、 シヤーライン。さん、みゅーさん、ニノさま、 Swindさん、naraoさん、雄大積雲さん、メロポンさん、トムさん。
おめでとうございます!
今回は正解者が少なく、むずかしかったですねー。
今週の問題はこちら。

今週の問題
この天気図のときに起こったことはどれでしょう?


気象庁天気図。

ヒント
・まずはノーヒントでいってみましょう。

<答えはこの4つのどれかです>
1)北海道に北風が吹いて夏がきた
2)東京に雷が鳴って春がきた
3)大阪に雷が鳴って夏がきた
4)沖縄に北風が吹いて秋がきた
解答はこちらから↓
2)東京に雷が鳴って春がきた
3)大阪に雷が鳴って夏がきた
4)沖縄に北風が吹いて秋がきた
解答はこちらから↓


理由などとともにお願いします。
正解は再来週(10/2)に!
正解は再来週(10/2)に!

