1週間を振り返る(東京都心周辺)
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜にこちらでやってます。
台風15号の遠隔操作にやられました
9月に入っても、なかなか成績が上がってこず、最近ちょっと焦りぎみ。
金曜(1日)は午前中、びっくりの青空。午前中から雨が降り出すと思っていて、雨雲がもう来る、もう来る、と思っていたのに、降ってきたのは夕方前。
ハズレの原因は台風15号。小笠原諸島を行ったり来たり迷走しているうちに、少し東へズレて、そこから関東へのびる雨雲も東へズレて、陸にかかってくるのが遅れてしまった。
けっこうな大ハズレ。ただ、自分だけじゃなく、周りの予報士が「やっちゃった」という顔をしているのを見て、ちょっと安心した9月の初日。
金曜(1日)は午前中、びっくりの青空。午前中から雨が降り出すと思っていて、雨雲がもう来る、もう来る、と思っていたのに、降ってきたのは夕方前。
ハズレの原因は台風15号。小笠原諸島を行ったり来たり迷走しているうちに、少し東へズレて、そこから関東へのびる雨雲も東へズレて、陸にかかってくるのが遅れてしまった。
けっこうな大ハズレ。ただ、自分だけじゃなく、周りの予報士が「やっちゃった」という顔をしているのを見て、ちょっと安心した9月の初日。
最近、読みはじめたみなさん、こんな成績ばっかりじゃないですからね!
いい成績の週もありますから、それまで読みつづけてくださいね ←宣伝
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【今週のみこみ】 秋雨前線が主役におどり出るかに注目です
今週の水曜(6日)~金曜(8日)は、広く曇りや雨に。原因は、日本付近にやってくる秋雨前線だ。例年だと、そろそろ秋雨シーズン入りしてもおかしくない頃。
ただ、今週の秋雨前線は、主役になるには、まだちょっと力不足。週末には、秋雨前線が列島から離れ、高気圧がやってきて晴天に。
ただ、今週の秋雨前線は、主役になるには、まだちょっと力不足。週末には、秋雨前線が列島から離れ、高気圧がやってきて晴天に。
週末の雨の予測。高気圧がきて、秋雨前線の雨雲を押し出す?
つまり、今週の水曜~金曜のぐずつきは、秋雨本番のリハーサルのようなもの。秋雨前線は、脇役として、ちょこっと顔を出すくらいだ。
でも、もし週末にやってくる高気圧が弱くて、秋雨前線が離れなかった場合は、週末も曇りや雨となって、そのままズルズルと本格的な秋雨シーズンに入ることになる。
週末は、高気圧が主役か?それとも、秋雨前線が主役を奪いとるサプライズがあるのか?
結果は来週!
でも、もし週末にやってくる高気圧が弱くて、秋雨前線が離れなかった場合は、週末も曇りや雨となって、そのままズルズルと本格的な秋雨シーズンに入ることになる。
週末は、高気圧が主役か?それとも、秋雨前線が主役を奪いとるサプライズがあるのか?
結果は来週!
今週の格言
『秋雨前線が脇役から主役にかわる成長ストーリー、それが秋雨。』
『秋雨前線が脇役から主役にかわる成長ストーリー、それが秋雨。』
詰め天気
前回(8/21)の出題は、「この日の山形市の天気はどれでしょう?」でした。
選択肢はこの4つ。
1)晴れて、暑かった
2)晴れて、肌寒かった
3)小雨で、蒸し暑かった
4)小雨で、肌寒かった
選択肢はこの4つ。
1)晴れて、暑かった
2)晴れて、肌寒かった
3)小雨で、蒸し暑かった
4)小雨で、肌寒かった
2016年7月24日朝。気象庁天気図。
正解は「1)晴れて、暑かった」でした。
この夏、何度も見たような天気図ですね。北海道の北東に「オホーツク海高気圧」が現れて、そこから涼しい空気を送り込む気圧配置です。
この涼しい風は、海を渡るうちに湿って、東北地方の太平洋側ではドンヨリ&ヒンヤリに。いわゆる「やませ」と呼ばれる天気ですね。
ただ、この風は地表に近いところを流れている風で、東北地方の真ん中あたりにそびえる奥羽山脈を越えられません。
このため、山形など日本海側は、そんな涼しく湿った風の影響もなく、ふつうに晴れて暑くなることもしばしばなんですね。フェーン現象が加わり、気温が一段と上がることもあります。この天気図の日は、晴れて、30℃近くまで上がりました。
今年の場合、東北地方は「梅雨明けが特定できなかった」と先週発表になりましたが、それは太平洋側がオホーツク海高気圧の影響で曇りや雨の日が多かったため。
日本海側は晴れていた日も多く、お住まいのかたは色々と言いたいかもしれませんね。
「1番か2番で迷いました。オホーツク海高気圧が強いため、東北太平洋側は曇りや雨で肌寒くなりますが、山形などの日本海側では雲が山を越えられないため晴れで日中に気温が上がると考え、1番。(トムさん)」
たしかに迷いますよね。でも、よく読みきってますよ。おみごと!
「日本海側の山形市は、奥羽山脈の西側なので、「やませ」の影響はほとんどなく、晴れたと思われます。(v(^^;)vさん)」
そのとおり!
「8月頭のオホーツク海高気圧が強い時期に、山形・宮城県境の蔵王山に行ったら、西側は晴れ、東側は雲海で面白い光景でした。(外野さん)」
そうなんですよねー。ぼくも見てみたいです!
「ひさしぶりに回答します。(でんわさん)」
ありがとうございます!気が向いたときにまたぜひ!
今週の定石はこちら。
この夏、何度も見たような天気図ですね。北海道の北東に「オホーツク海高気圧」が現れて、そこから涼しい空気を送り込む気圧配置です。
この涼しい風は、海を渡るうちに湿って、東北地方の太平洋側ではドンヨリ&ヒンヤリに。いわゆる「やませ」と呼ばれる天気ですね。
ただ、この風は地表に近いところを流れている風で、東北地方の真ん中あたりにそびえる奥羽山脈を越えられません。
このため、山形など日本海側は、そんな涼しく湿った風の影響もなく、ふつうに晴れて暑くなることもしばしばなんですね。フェーン現象が加わり、気温が一段と上がることもあります。この天気図の日は、晴れて、30℃近くまで上がりました。
今年の場合、東北地方は「梅雨明けが特定できなかった」と先週発表になりましたが、それは太平洋側がオホーツク海高気圧の影響で曇りや雨の日が多かったため。
日本海側は晴れていた日も多く、お住まいのかたは色々と言いたいかもしれませんね。
「1番か2番で迷いました。オホーツク海高気圧が強いため、東北太平洋側は曇りや雨で肌寒くなりますが、山形などの日本海側では雲が山を越えられないため晴れで日中に気温が上がると考え、1番。(トムさん)」
たしかに迷いますよね。でも、よく読みきってますよ。おみごと!
「日本海側の山形市は、奥羽山脈の西側なので、「やませ」の影響はほとんどなく、晴れたと思われます。(v(^^;)vさん)」
そのとおり!
「8月頭のオホーツク海高気圧が強い時期に、山形・宮城県境の蔵王山に行ったら、西側は晴れ、東側は雲海で面白い光景でした。(外野さん)」
そうなんですよねー。ぼくも見てみたいです!
「ひさしぶりに回答します。(でんわさん)」
ありがとうございます!気が向いたときにまたぜひ!
今週の定石はこちら。
今週の定石
『オホーツク海高気圧型のとき、東北の日本海側はけっこう晴れる』
『オホーツク海高気圧型のとき、東北の日本海側はけっこう晴れる』
今回、正解したみなさんはこちら。
にしかわ09さん、はいまっとさん、ベルヌーイさん、みゅーさん、14歳予報士試験勉強中さん、トムさん、でんわさん、外野さん、v(^^;)vさん、TemmaRyonoさん、ニノさま、tosi-sさん、naraoさん、金星さん、kamacさん、sigさん、メロポンさん。
おめでとうございます!
今週の問題はこちら。
にしかわ09さん、はいまっとさん、ベルヌーイさん、みゅーさん、14歳予報士試験勉強中さん、トムさん、でんわさん、外野さん、v(^^;)vさん、TemmaRyonoさん、ニノさま、tosi-sさん、naraoさん、金星さん、kamacさん、sigさん、メロポンさん。
おめでとうございます!
今週の問題はこちら。
今週の問題
この天気図の時間に起こったことはどれでしょう?
気象庁天気図。
ヒント
・まずはノーヒントでいってみましょう。
<答えはこの4つのどれかです>
1)青森県で豪雨となった
2)愛知県で豪雨となった
3)高知県で高潮が起こった
4)鹿児島県で高潮が起こった
解答はこちらから↓
2)愛知県で豪雨となった
3)高知県で高潮が起こった
4)鹿児島県で高潮が起こった
解答はこちらから↓
理由などとともにお願いします。
正解は再来週(9/18)に!
正解は再来週(9/18)に!
編集部より:増田さんへの質問を募集しています。投稿はこちら。