というわけでみなさんの「何でもない写真」も見せてください
私の発明したかっこよく見せられるかもしれない言葉、それは「いろんな人を巻き込んで、面白いことができそう」だ。
いろんな人を巻き込んで、面白いことができそう
「勝手に巻きこんでろ」と思う人もいるかもしれないが、ちょっと考えてみてほしい。
この言葉を言った彼（彼女かもしれない）は、これから「何か面白いこと」ができそうだと思っているのだ。
彼の言う「面白いこと」とは仕事のことかもしれない、もしかしたら起業するのかもしれない。ぼかして明言しないあたり、きっとまだ現段階では言えないことなのだ。
ただ、「いろんな人を巻き込んで」というあたり、賛同者が周りにたくさんいるのだろう。彼は何か大きなことをしようとしているのではないか……？
と、この言葉からここまでの想像を膨らませることができる、無限の可能性を秘めた言葉なのだ。今度はちょっとこちらの写真を見てほしい。
この言葉を言った彼（彼女かもしれない）は、これから「何か面白いこと」ができそうだと思っているのだ。
彼の言う「面白いこと」とは仕事のことかもしれない、もしかしたら起業するのかもしれない。ぼかして明言しないあたり、きっとまだ現段階では言えないことなのだ。
ただ、「いろんな人を巻き込んで」というあたり、賛同者が周りにたくさんいるのだろう。彼は何か大きなことをしようとしているのではないか……？
と、この言葉からここまでの想像を膨らませることができる、無限の可能性を秘めた言葉なのだ。今度はちょっとこちらの写真を見てほしい。
何でもない写真です
これは何だ。これは、私が撮った「宿の朝食ビュッフェが下手すぎた時の写真」である。
微妙に空間の空いたお皿は、「もっといろいろ取ろうと思ったけど結局取らなかった」という計画性の無さの現れである。
仕事関係の人が見たら、「この人計画性無さそうだが大丈夫か？」と思うかもしれない。それはまずい。
微妙に空間の空いたお皿は、「もっといろいろ取ろうと思ったけど結局取らなかった」という計画性の無さの現れである。
仕事関係の人が見たら、「この人計画性無さそうだが大丈夫か？」と思うかもしれない。それはまずい。
かっこいい言葉オン！
「いろんな人を巻き込んで、面白いことができそう」の言葉を添えてみた。「計画性のない人のビュッフェ」の写真が輝きはじめた。
「仕事の打ち合わせのために宿泊が必要なところまで出張していて、打ち合わせが終わった朝なんだな。これから何か計画が動くんだな」
という気がしてこないだろうか。
なんということでしょう。「計画性のない人のビュッフェ」の写真が「仕事できる人の出張の朝」みたいな写真に変化した。ただのビュッフェ下手画像なのに。
なんということでしょう。「計画性のない人のビュッフェ」の写真が「仕事できる人の出張の朝」みたいな写真に変化した。ただのビュッフェ下手画像なのに。
ではこちらはどうだ。ただルンバが引っかかっている画像だ。
ルンバが引っかかっているだけだが、言葉を添えたことで
ルンバが引っかかっているだけだが、言葉を添えたことで
「そうだよね、毎日仕事で飛び回っているから家事大変だよね。家にひとつやふたつ、ルンバもあるよね」
という方向に意識をずらすことができる……かもしれない。
これは「梨が大きい」というのを電池と比較してみている写真だ。
それだけの写真だが、
それだけの写真だが、
「きっとお中元でいただいた梨なんだわ。○○さん、仕事関係の人からお中元たくさん頂いてるのね……立派だわ……」
と思わせることができるかもしれない。「お中元に梨が送られてくる立派な人物」に見せることができてしまった。妄想ってなんでもありだな。
念のためもう一度言っておくけど、この記事は純度100％の私の妄想で成り立っている。妄想という翼を与えられた人間は自由なのだ。
念のためもう一度言っておくけど、この記事は純度100％の私の妄想で成り立っている。妄想という翼を与えられた人間は自由なのだ。
「何でもない写真」を募った
記事を書くにあたり、自分だけではなくいろいろな方のバリエーション豊かな「何でもない写真」を見てみたいと思い、デイリーライター内で募ってみたところ、予想以上のたくさんの「何でもない写真」が集まった。
上で妄想したルンバの写真はデイリーライターの為房さん、梨の写真はトルーさんからいただいたものだった。みんな撮ったはいいが行き場の無い「何でもない写真」をそれぞれ抱えていたのだ……。
この記事を書くにあたり、自分のカメラロールを見返しても何でもない写真が結構あった。「何でもない写真」は、「SNSボツ写真」も含まれるだろう。その時面白いと思って撮ったけど、「SNSに上げるまででもないかなー」と自分自身でブレーキをかけてしまい、結局上げなかった写真だ。ついにこいつらが輝く日がやってきた。
何でもない写真、SNSボツ写真部門その①
「しあわせさんここにいて」という言葉の強さに惹かれて写真を撮ったもののSNSには結局上げなかった写真。
何でもない写真、SNSボツ写真部門その②
浅草で「鳩ポッポの歌碑」いいな～銅像の鳩リアルでかわいいな～と思って撮ったもののSNSには結局上げなかった写真。
渾身の「何でもない写真」、提供してもらったものを加工無しで見ているだけでも十分楽しかったのだが、せっかくなので片っ端から輝かせてみようと思う。
渾身の「何でもない写真」、提供してもらったものを加工無しで見ているだけでも十分楽しかったのだが、せっかくなので片っ端から輝かせてみようと思う。
以下、勢い余って架空の人物を錬成します
6:00――。起床後、毎日出勤前に朝ランニングをすることが日課となっている。
何でもない靴の写真
これは、僕にとっては1日が始まる儀礼みたいなものだ。朝ランニングをしないと1日が始まった気がしない。今日もいろんな人を巻き込んで、面白いことができそう。
鬼が池を見ている何でもない写真
僕のランニングコースは近所の公園だ。案外大きくて自然がたくさんあり、僕が走っている時間帯も、僕と同様に走っている人や散歩をしている人をよく見かける。いろんな人を巻き込んで、面白いことができそうな気がする。
何でもないインドのおっさんの写真
通勤にはいつも自転車を使っている。自分は満員電車というものが苦手だ。まぁ、得意という人も聞かないのだが。しかし、今の職場は自転車で通える範囲なのでそこは救いだ。
僕の職場は自分以外にも自転車通勤の人が多くて、たまにこうして別部署の人と駐輪場で情報交換をすることもある。いろんな人を巻き込んで、面白いことができそうだ。
僕の職場は自分以外にも自転車通勤の人が多くて、たまにこうして別部署の人と駐輪場で情報交換をすることもある。いろんな人を巻き込んで、面白いことができそうだ。
何でもないインドのおっさんの写真
大きな企業ってわけではないが、社長はいつも社員のことを気にかけてくれ、社員の自主性を重んじていて、社長が良さそうだと思ったプロジェクトや企画には喜んで予算を使ってくれるのだ。
ひとりひとりのプレッシャーは大きいが、とてもやりがいのある仕事だと言えるだろう。
この会社でいろんな人を巻き込んで、面白いことができそうだ。
ひとりひとりのプレッシャーは大きいが、とてもやりがいのある仕事だと言えるだろう。
この会社でいろんな人を巻き込んで、面白いことができそうだ。
何でもないコンビニ弁当の写真
慌ただしく午前中の業務が終わり、昼食をとる。コンビニ弁当は栄養が偏る、とは言うが最近のコンビニ弁当の進化には目を見張るものがある。
コンビニ弁当を通してコンビニを見ることで今何が流行っているか、ということを知る市場調査を兼ねて僕はコンビニ弁当を選んでいる。これからいろんな人を巻き込んで、面白いことができそうだ。
コンビニ弁当を通してコンビニを見ることで今何が流行っているか、ということを知る市場調査を兼ねて僕はコンビニ弁当を選んでいる。これからいろんな人を巻き込んで、面白いことができそうだ。
かっこいい何でもない写真
午後は現場を見に行った。なかなかいい感じに仕上がっていると思う。いろんな人を巻き込んで、面白いことができそうだ。
何でもない時計の写真
午後は会食の予定があり、定時より早い時間に上がらせてもらう。いろんな人を巻き込んで、面白いことができそうだ。
何でもない肉の写真（うまそう）
先方との会食は焼肉。うまい。うまい肉に酒に、いろいろなアイディアがポンポン出てくるブレストの場所になる。
会議室でやるよりもリラックスできていろいろなアイディアが生まれるので、自分にとって大事な時間だ。
いろんな人を巻き込んで、面白いことができそう。
会議室でやるよりもリラックスできていろいろなアイディアが生まれるので、自分にとって大事な時間だ。
いろんな人を巻き込んで、面白いことができそう。
何でもないアンパンマンの写真
帰宅すると、当然家族はすでに寝ていた。寝ていたのだが、リビングで遊んでいた痕跡を発見し、仕事の疲れが癒された。
僕の働く原動力は家族の存在だ。これからもいろんな人を巻き込んで、面白いことができそうだ。
僕の働く原動力は家族の存在だ。これからもいろんな人を巻き込んで、面白いことができそうだ。
以上、何でもない写真はデイリーライターの皆さんにご提供いただきました。ありがとうございました。
ご提供いただいた写真を元に架空の人物を妄想してみましたが、多分この人めっちゃいい人な気がする。これからも周りを巻き込んで面白くしていってほしい。妄想の人物だけど。
ご提供いただいた写真を元に架空の人物を妄想してみましたが、多分この人めっちゃいい人な気がする。これからも周りを巻き込んで面白くしていってほしい。妄想の人物だけど。
謎の落書きの何でもない写真
誰にでも、その時は面白いと思ったり、後で写真使えそう、とかSNSに上げようと思って何となく撮ったけど、結局使わなかった写真がカメラロールに入っているはずだ。単体で見てもそこまで面白くなかったりするが、それが集まると面白さが生まれることに気が付くことができた。いろんな人を巻き込んだら、面白いことができるんだ。
これまでたくさんの「何でもない写真」を紹介したが、デイリーライター内で一番人気があった「何でもない写真」はネッシーあやこさんが提供してくれたこの写真だ。揚げ物が全部売れてしまっていて付け合わせの葉物野菜のみになっている……なんとも味わい深い写真だ。購入した人は育ちざかりの子どもを持つ主婦もいるだろう、仕事帰りに揚げ物を肴に一杯やるお父さんもいるだろう、時間帯によっては、想定外の売れ行きにスーパーが慌てているかもしれない。背景を妄想してみるとまた面白い。
この「何でもない写真」、人のやつを見ているだけでその人となりが何となく出ていて楽しいので、読者の皆さんも下記フォームもしくは「#カメラロールの肥やし」ハッシュタグで発信して欲しい。「何でもない写真」がたまったら記事にて紹介させていただきます。
この「何でもない写真」、人のやつを見ているだけでその人となりが何となく出ていて楽しいので、読者の皆さんも下記フォームもしくは「#カメラロールの肥やし」ハッシュタグで発信して欲しい。「何でもない写真」がたまったら記事にて紹介させていただきます。
