1週間を振り返る(東京都心周辺)


1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜にこちらでやってます。

梅雨の雨は簡単に当てさせてくれません
先週は、まずまずの成績。水曜(21日)と日曜(25日)の雨のタイミングが少しちがったくらいだった。
水曜の雨は、思ったより早く終了。昼間の雨が本降りで、一気に水分を落としたぶん、さっさと止んだ。その降りかたのキレの良さを、読みきれず。
夜に外を移動しなくちゃいけなかったので、雨がやんでラッキーと一瞬おもったものの、予報がびみょうにハズれた悔しさのほうが強かった。
と、予報士根性をちょっとアピール。
日曜は、午前中の雨はバッチリだったものの、もういちど夕方から降るかなと見ていた雨が、2時間ほど前倒しに。
ただ、むずかしい梅雨の予報を、この成績で乗り切れたのは、いい感じ。このさき大きな落とし穴が待ってませんように!
水曜の雨は、思ったより早く終了。昼間の雨が本降りで、一気に水分を落としたぶん、さっさと止んだ。その降りかたのキレの良さを、読みきれず。
夜に外を移動しなくちゃいけなかったので、雨がやんでラッキーと一瞬おもったものの、予報がびみょうにハズれた悔しさのほうが強かった。
と、予報士根性をちょっとアピール。
日曜は、午前中の雨はバッチリだったものの、もういちど夕方から降るかなと見ていた雨が、2時間ほど前倒しに。
ただ、むずかしい梅雨の予報を、この成績で乗り切れたのは、いい感じ。このさき大きな落とし穴が待ってませんように!


2週連続で、パーフェクトまであと一歩の好成績。雨が少ない今年の梅雨の影響が、こんなところにも!



【今週のみこみ】 梅雨前半の山場→梅雨明けのリハーサル、です
沖縄は木曜(22日)に、梅雨明け。
(本州の人)「えっ!もう?」
↓
(気象予報士)「平年並みです」
と、毎年のやりとりが今年も繰りひろげられた。
沖縄が梅雨明けした=梅雨前線が沖縄から北へ離れたということ。つまり、九州~本州にへばりつくようになって、曇りや雨の日が多くなる。今週も水曜(28日)か木曜頃までは、梅雨空に。
(本州の人)「えっ!もう?」
↓
(気象予報士)「平年並みです」
と、毎年のやりとりが今年も繰りひろげられた。
沖縄が梅雨明けした=梅雨前線が沖縄から北へ離れたということ。つまり、九州~本州にへばりつくようになって、曇りや雨の日が多くなる。今週も水曜(28日)か木曜頃までは、梅雨空に。


水曜か木曜頃までは、九州~本州で梅雨空の日が多い。

ところが、金曜(30日)以降は、梅雨前線がさらに北へ。
7月に入るタイミングをねらったかのように、南から真夏の空気がグイグイと梅雨前線を北へ追いやる。
7月に入るタイミングをねらったかのように、南から真夏の空気がグイグイと梅雨前線を北へ追いやる。


今週末は、南から真夏の空気が日本列島へ。

おかげで、週末は九州~関東では軽く30℃を超えて、ムワッとした真夏の暑さに。
さすがに、梅雨前線はもういちど本州付近に戻ってくると思うが、夏に向かって大きく前進か?
結果は来週!
さすがに、梅雨前線はもういちど本州付近に戻ってくると思うが、夏に向かって大きく前進か?
結果は来週!




今週の格言
『7月の梅雨後半は、真夏へ向かう準備期間。夏っぽい晴天と暑さの日がちょっとずつ現れる。』
『7月の梅雨後半は、真夏へ向かう準備期間。夏っぽい晴天と暑さの日がちょっとずつ現れる。』




詰め天気
前回(6/12)の出題は、「この天気図の日に起こったことはどれでしょう?」でした。
選択肢はこの4つ。
1)札幌で気温が30℃を超えた。
2)仙台で雪が降った。
3)東京で雹(ひょう)が降った。
4)福岡で暴風が長い時間ふいた。
選択肢はこの4つ。
1)札幌で気温が30℃を超えた。
2)仙台で雪が降った。
3)東京で雹(ひょう)が降った。
4)福岡で暴風が長い時間ふいた。


2014年6月13日午後。

正解は「3)東京で雹(ひょう)が降った。」でした。この日は、都内の各地で、雹が目撃されたんですね。
天気図を読むポイントは、低気圧の中心から外への等圧線のふくらみです。北海道から関東に向かって、ふくらんでますよね。低気圧っぽい部分が、南に勢力を伸ばしていると読むことができます。
この部分は「気圧の谷」と言われ、かくれた前線のような役割をして、天気を崩すことがあるんですね。
札幌で30℃を超えるのも可能性としてないことはないのですが、低気圧の動きが比較的ゆっくりで雨が降りつづくので、ちょっとむずかしいですね。
「低気圧の中心から関東に向かって等圧線が膨らんでおり、潜在的な寒冷前線が通過したため、雹も降ったと考えられる。(ベルヌーイさん)」
パーフェクト!
「関東付近を気圧の谷が通過しているっぽい。(うまぞうさん)」
ナイスな着目ですよ!
「3)東京で雹(ひょう)が降った。1)の札幌で30℃を超えたと迷ったのですが、低気圧の中心が北海道直上にあるので、札幌の天気が晴とは考えにくく、フェーン現象はあっても気温は上がりにくいと思いました。(メロポンさん)」
そうなんです!
「昨夜は仙台の雪で回答しましたが、一晩うつらうつらと考え、いくらなんでも雪は5月から7月にはないだろうと考えました。3)の東京で雹に変更させてください。(かまきりさん)」
解答したあとも熟考していただいて…ありがとうございます!
「雹が降って東京の人が「うひょー」と驚いているのが想像できます。(えけせてさん)」
おみごとな想像力!
「ギリギリ間に合いました。なんだかヒントが出てからでは負けたような気がして(笑)(酔渓さん)」
ヒントが出る前での解答、その気合いにおそれいります!
今週の定石はこちら。
天気図を読むポイントは、低気圧の中心から外への等圧線のふくらみです。北海道から関東に向かって、ふくらんでますよね。低気圧っぽい部分が、南に勢力を伸ばしていると読むことができます。
この部分は「気圧の谷」と言われ、かくれた前線のような役割をして、天気を崩すことがあるんですね。
札幌で30℃を超えるのも可能性としてないことはないのですが、低気圧の動きが比較的ゆっくりで雨が降りつづくので、ちょっとむずかしいですね。
「低気圧の中心から関東に向かって等圧線が膨らんでおり、潜在的な寒冷前線が通過したため、雹も降ったと考えられる。(ベルヌーイさん)」
パーフェクト!
「関東付近を気圧の谷が通過しているっぽい。(うまぞうさん)」
ナイスな着目ですよ!
「3)東京で雹(ひょう)が降った。1)の札幌で30℃を超えたと迷ったのですが、低気圧の中心が北海道直上にあるので、札幌の天気が晴とは考えにくく、フェーン現象はあっても気温は上がりにくいと思いました。(メロポンさん)」
そうなんです!
「昨夜は仙台の雪で回答しましたが、一晩うつらうつらと考え、いくらなんでも雪は5月から7月にはないだろうと考えました。3)の東京で雹に変更させてください。(かまきりさん)」
解答したあとも熟考していただいて…ありがとうございます!
「雹が降って東京の人が「うひょー」と驚いているのが想像できます。(えけせてさん)」
おみごとな想像力!
「ギリギリ間に合いました。なんだかヒントが出てからでは負けたような気がして(笑)(酔渓さん)」
ヒントが出る前での解答、その気合いにおそれいります!
今週の定石はこちら。


今週の定石
『低気圧から南にふくらむ等圧線がある場合は、「かくれ寒冷前線」をうたがうべし。』
『低気圧から南にふくらむ等圧線がある場合は、「かくれ寒冷前線」をうたがうべし。』


今回、正解した皆さんはこちら。
つつつつさん、かまきりさん、えけせてさん、うまぞうさん、ベルヌーイさん、トムさん、シヤーライン。さん、酔渓さん、おさかなマイスターさん、naraoさん、ニノさま、雄大積雲さん、メロポンさん、ポールさん、ゆりまりさん。
今回は正解率が低かったですが、そんななか正解したみなさん、おめでとうございます!
今週の問題はこちら。
つつつつさん、かまきりさん、えけせてさん、うまぞうさん、ベルヌーイさん、トムさん、シヤーライン。さん、酔渓さん、おさかなマイスターさん、naraoさん、ニノさま、雄大積雲さん、メロポンさん、ポールさん、ゆりまりさん。
今回は正解率が低かったですが、そんななか正解したみなさん、おめでとうございます!
今週の問題はこちら。

今週の問題
この天気図の日に関西で起こったことはどれでしょう?


気象庁天気図。

ヒント
・まずはノーヒントでいってみましょう。

<答えはこの4つのどれかです>
1)湿度が急に下がり、火災があいついだ
2)湿度が高く、火災報知機の誤作動があいついだ
3)高温で、チョコレートが売れに売れた
4)低温で、カイロが売れに売れた
解答はこちらから↓
2)湿度が高く、火災報知機の誤作動があいついだ
3)高温で、チョコレートが売れに売れた
4)低温で、カイロが売れに売れた
解答はこちらから↓


理由などとともにお願いします。
正解は再来週(7/10)に!
正解は再来週(7/10)に!

