ヘボコン(1年ぶり)&デカ顔(3ヶ月ぶり)が再びアメリカへ!
5/19~21にカリフォルニア州サンマテオにて開催される、「なんか作ってる人がそれを見せびらかすイベント」、Maker Faire Bay Area。そこに
Maker Faire Tokyoと共同出展で登場します。
※現地でお手伝いいただけるボランティアスタッフを募集しております。詳しくはこちら!
アメリカのMaker Faireはでかい
Maker Faireというのは世界中で開催されているDIYのイベント。みんなが作品を持ち寄るんだけど、展示会とも即売会ともちがう。冒頭に書いた「なんか作ってる人がそれを見せびらかすイベント」というのが一番しっくりくる説明だと思う。
で、その総本山がMaker Faire Bay Areaである。昨年も参加したのだがとにかく規模がでかく、それに比例して作品もでかい。
なんかぐるぐる回るオブジェ(乗れる)
ジャンプしてハイタッチして遊ぶ
空気砲の派手なやつ
内側から光るヘルメット
日本のMaker Faireだと電子工作や手芸が主流だが、アメリカはデカイ。物にもよるが大きいものは日本だと作っても家に置けない(たとえ庭付き一軒家でも!)サイズである。写真はすべて昨年のウェブマスター林の記事、
アメリカのDIYが変だったより。詳しくはリンク先を見てほしい。
「デカイ」部門DPZ代表、デカ顔
アメリカンサイズの「デカイ」に対抗すべく、我々が繰り出せるのはこれだ。
英語で「Bigfacebox」と読んでいる
通称:「デカ顔」。かぶるとレンズで顔がでかくなる箱だ。作品自体のでかさではアメリカ勢にかなわないものの、「自分が大きくなる」というトンチのもとインパクトのでかさだけはグランドキャニオン級である。出展メンバーは、上の写真に写っている林、テクノ手芸部よしだ、安藤、べつやく、のうち安藤を除く3人。
ちなみにデカ顔はダンボールが現地調達。先日も
テキサスでデカ顔を披露した林は、「アメリカはダンボールの種類が豊富でしかも安い」と喜んでいた。
林に今回のみどころをきいてみると、「西海岸初上陸。調光機能もつく予定」とのこと。箱の内側の照明が明るすぎてまぶしかったらしいが、その問題もこれで解決である。(「顔を拡大」というコンセプトがシンプルすぎてそのくらいしか直すところがない)
ヘボコン・ベイエリアも開催!
さてもうひとつの出し物が、僕の主催する「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」である。ロボットなんて作れない人に適当に「自称・ロボット」を作ってもらい、まともに動かないそれらを無理やり戦わせるイベントだ。
3年前に開催したイベントだが、あっという間に世界に広まり今では25カ国以上で130を超える大会が開催された。(先週まで60大会と公称していたのだが、ちゃんと数えたら130あった。一気に倍!)
Maker Faire Bay Areaでは
昨年に引き続き2回目の開催。
昨年の様子。何一つちゃんと動かないポンコツを見にこれだけの人が集まったという感無量ぶり
その場でロボットを作って戦う形式。
アメリカの子供が作った自称・ロボット達。クモが剣持ってるのが最高
会期の5/19~21の間に計6回のミニトーナメントを開催する。
さらにさらに、今回はスペシャルゲスト。シカゴやデンバー等で、ヘボコンにインスパイアされたイベント「Robot Riot」を主催するエイドリアンが司会に来てくれる予定だ。
Robot Riotについてはチラシの秀逸さを推しておきたい
DPZメンバーからは石川と橋田が現地入り。ブースはデカ顔と同じです。
※参加には、アクティビティリストバンド(当日会場で配布)が必要です。
※今回はその場でロボットを作って戦う、ビルド&ファイトスタイルのイベントです。試合開始ぎりぎりに来るとロボットができませんので、時間に余裕を持ってお越しください。
パーツの持ち込み歓迎です!
材料の持ち込み大歓迎です。
・動くおもちゃ
・ジャンクの電気製品
・装飾に使える資材、手芸材料など
大会に出場される方もされない方も、もし何かありましたらぜひお持ちください。
(ロボットは50cm * 50cmのサイズ規定があります。それより大幅に大きいものはご遠慮ください。)
ボランティアスタッフ募集
現地でお手伝いいただけるボランティアスタッフを募集しております(主にヘボコンです)。
内容は来場者への企画説明、工作アドバイザー、設営撤収など。最終日にはデカ顔メンバーも交え、打ち上げをご用意しております!
- 5/19~21のうち、半日以上ご参加いただける方。
- 明るくて社交性のある方
- 日本語ができる方
手伝ってもよいよという方は、
dailyportal@list.nifty.co.jpまでご連絡ください。何卒、何卒よろしくおねがいいたします!!
英語力の寄付も募集中
昨年みなさまにご協力いただいた
「旅の指差し英会話(ヘボコン編)」。「Your robot is extremely Heboi.」(あなたのロボットは極端にヘボい)「This weapon seems to have no effect」(この武器、意味なさそう)、などヘボコンにしか使えないフレーズがならんでおります。見るだけでも楽しいですし、誰でも編集できますので、今年もぜひご協力ください!