隣駅310円。
給料一覧表に見えてきそうな6ヶ月定期価格表
だから乗るしかないんだ!
なんで印西牧の原駅というところに行こうと思ったかというと、そこには日本最大級のホームセンター「ジョイフル本田」があるからだ。
ただでさえ大きくて面白いホームセンターの中でも「日本最大級のホームセンター」なんて、すごくわくわくしませんか?
ホームセンターはでかかった
期待が大きすぎるとがっかりしがちだけど、印西牧の原にあるジョイフル本田は予想通りの創造を超える広さに感激した。
まるでこんなの絶対無理だという難問に立ち向かうような、ゲームのラスボスと対峙するような絶望感に身が震える。
でかすぎるジョイフル本田
ジョイフル本田のでかさを説明するに、スカイツリーあるじゃないですか。スカイツリーは少し距離が近づくとずーっと存在感示していてどれだけ離れているかという距離感が全然つかめなくて。それと同じ感覚がジョイフル本田にはある。遠くに行ってもずっと存在感を示すような。
本館から離れたところにコイン精米やタイヤ専門館や30数レーンのガソリンスタンドがある。これもまたジョイフル本田。
クッションだけでこれだけでかい。 角材売り場とか工具売り場とかひたすらでかい。
めちゃくちゃでかいが、ないものがない、ってわけじゃない。ないものはある。パソコンとかは売ってない。でも家を丸ごとリフォームできる工具や材料は全部揃っている。
そんな工具や材料を吟味する職人さんらしきお客さんは男女問わずカッコイイ。
見たことないものをみるのは楽しいけれど、無難に楽しめる線ではペットフロア。これまた種類が豊富なのでいろんな犬猫や小動物や熱帯魚が見られるよ。
オフィシャルサイトで東京ドーム何個分で店舗サイズを紹介しているあたりがジョイフル本田への期待を裏切らない。
全部でかい
日本最大級のホームセンターを離れて歩く。歩いているのは僕くらいなのか、歩道の草が足にまとわりつく。車社会だ。
隣の千葉ニュータウン中央駅を見たが、こちらはまだ一般的な町並みというか。自転車や歩行者がほとんどいないのだ。
北総線があまりに高いので普段北総線は使わず車が不可欠なんだとか。
相当遠くからジョイフル本田を見る。これでようやっと全貌が見える感じ。
その先に見えたのが、これまた日本最大の家具のアウトレット。MEGAMAX。ぎゃー!
これはまた建物は相当奥にあり駐車場を歩かされる
でかいからこそ、ジャンク家具なんてのがある。 ハエたたきが10円だった
線路沿いはどこも大きすぎる建物ばかりがある。あまり地方でもこれほど大きい建物が点在するところはないのではなかろうか。感覚が麻痺してきた。
家電屋のケーズデンキもでかすぎる
ケーズデンキの隣には薬屋もスポーツ屋などがででーんと。
日本最大級ばかり
駅の近くのショッピングモール「BIGHOP」もすごい。
ここには日本最大級の屋内子供向けプレイランドと、日本最大級のボルダリングジムがある。で、これがまたでかい。
大きすぎて圧倒されるわけじゃないけど「えっ?この店の端までまだきてないの?」というほど広い。ボルダリングだと、あの壁が延々続くのだ。
BIGHOP。さらにもうひとつショッピングモールがある。
子供の数が多い!子供が元気に走り回る。
あまりに大きいから場所は十分にあって、子供が思う存分走り回る。それでいて広いからぶつかりそうになることもない。大人も「ここは走っちゃいけません」と過度に注意するわけではない。
今いろんなところで世知辛く、「子供がさわぐのは禁止」する公園があったり、幼稚園や学校にうるさいという苦情があったりするけど、逆にのびのび育てるのを見てなんかほっとする。
ちなみにナゾキャラというキャラクターがいる。素敵。
そんなわけで日本からみて規格外の大きい店が並ぶ印西牧の原は不思議な場所だった。大きいこともいいことだ。
BIGHOPは駅に近ければ近いほど過疎る。 駅を誰も使わないから、だそうだ。
大きいこともいいことだ
そんなわけで日本からみて規格外の大きい店が並ぶ印西牧の原は不思議な場所だった。
実は北総線沿線をぶらり途中下車した中で、一番この駅は尖って他のだ。
日本らしくない雰囲気のところに行きたければ、印西牧の原はひとつの手だと思う。雨の日でも子連れでも建物の中に入ればいくらでも遊べるし。中にいくまでが外を長く歩くけど。
ほかにも街の銃撃戦が体験できる日本最大級のサバイバルゲーム場があるそうで、やっぱり大きいことはいい!
印西牧の原を往復するだけでも1000円以上するから、週末に行くのはオススメなのです。
「駅の近くにこっそりある安いばら売り回数券自販機を捜す宝さがしゲーム」という楽しみ方もあるよ