水回り関係ばかり集まった
で、早速ですが、完成体をお見せします。
こいつらが、
こうなった!
上から見た図はこうだ!
いろいろつっこまれる前に説明したい。
想像以上に洗面用具ばかりになった。
ドミノの代用品になるものは、言ってみればちょっとした衝撃で倒れるものである。プロダクトの世界でこの特徴は、(だいたいたぶん)デメリットになるはずだ。
そうすると、自然と「取り回しが良くて」「細長い必要性がある」ものになる。結果、それらは容器であることがほとんどだったという訳だ。
これは普段、歯ブラシ立てとして愛用している大洗アクアワールドのコップです。
すべて袋に詰めると、ちょっとばかり漂うプラゴミ感。
そして、さっきからお察しかもしれないが、バーですここ。理由は単純に昼間のバーでスペースを借りたかったからだけど、バーカウンターがドミノ倒し的にちょうどいい幅と長さを持っていたことは嬉しい誤算だった。
マスターにカウンターに立ってもらったところ、「雑品も扱うバー」というそのままの表現以外に思い浮かばない。
マスター「うちそんなの扱わないよ!」私「あっそうですよね」
倒す前にひとしきり記念撮影!
ドミノ(じゃないけど)越しに見ると、
すごく仲の良いマスターと常連の思い出写真っぽい(何の思い出だ)。
さて、倒すぞ!
正直なところ、これらが本物のドミノ倒しよろしくキレイにまっすぐ倒れていってくれるかどうかまったくの未知数。隣り合ったものがきちんと連鎖するか着実に確かめていくことも出来たが、そこはむりやりという趣旨の下でやっちゃいけない気もする。ぶっつけ本番がいいだろう!
正直言って倒れる気はまるでしないが…やるぞ!
※以降、同じようなgifがつづきますがきちんと別撮りです。
失敗。
失敗。
失敗、失敗、失敗、失敗。
友人「リステイン、逆さまの方がいいんじゃない?」
私 「そうか、ギリギリ不安定の方が倒れやすいか」
トライ&エラーを繰り返し、コツを見出す。
が…2つ倒れただけですぐ失敗。
私 「初速かな、倒すだけだからダメとか…」
友人「チョップは?」
私 「チョップかぁ」
ダメでした。
デコピンでも…ダメか。
おぉお!?…
結局失敗した。
なんかもう、
イライラしてきた!
ドミノのようにすべてが同じに揃った形状ではないから、行く末が運頼みすぎる。ピタゴラスイッチすごすぎるだろう。いやさすがに雑品でなどやってないけどあれ。
この撮影の参加者を募ったとき、「いろんなものでドミノ倒しする」と言うと三人くらいから「ピタゴラスイッチですか?」と聞かれた。今になって思えばむりやりピタゴラスイッチの方がキャッチーだった気がするが、まっすぐ倒すだけでもコレなので出来る訳がなかったな。
ベトナム人の友人からも言われた。遊ぶってのは言葉のあやなので気に留めないでください>おもに編集部。
もう、どうせむりやりというテーマだし、ドン!と拳を突き出して終わりにしちゃっても許されるよね…なんという邪念を浮かばせながら突いた、そのときだった!
パタン、パタン、パタパタ…!
成功~~!!
地味すぎ~~!!
地味だったが、ひと夏の思い出が生まれた
こんなに地味だとは思わなかった。
確かに、そもそもドミノ倒しはこんな2メートルちょっとの長さではなく、体育館などの施設いっぱいにやるようなものだし、それこそすべて倒すまで数分は平気で掛かるものだろう。それをドミノじゃないものでやったところで、地味っぷりに変わりはないのかもしれない。
しかし、動画を見てもらえれば分かるが、私達はものすごく喜んだ。私なんて、30代にもなって嬉しすぎてぴょんぴょんと跳ねていた始末である。ドミノ倒しが成功したことが、それほどまでに嬉しかったのだ。
お盆休みで暇を持て余している方々は、このむりやりドミノに挑戦してみることもいいかもしれません。外へ出てポケモンGOをやってる方が有意義だとは思いますが。
最後に簡単レシピをご紹介します
今回の記事は大人がいろんなものでドミノ倒しをするという、ただそれだけのあまりに情報量に乏しい内容だったので、最後にマスターの神崎さんが教えてくれた、ちょっとしたお酒のつまみのレシピをご紹介いたします。
神崎さん「レシピ?いいよ。氷と水を入れたグラスにポッキーを入れて、そこへさらにラム酒を加えます」
終わりです。
場所協力:
BAR 神崎
15B/87 Le Thanh Ton, Dist.1, HCMC, Vietnam