現代日本が直面するチョメチョメやチョメチョメのメタファーとしてゴジ(略)と、感想はネットのみんなとおおむね同様であるが、この想いをなんとか形にしたいので、
ゴーヤで。
ゴーヤと言えば、言わずと知れたゴーヤチャンプルの食材としておなじみの野菜だが、自慢じゃないがそれ以上の知識はない。でもその苦さが健康に良さそうな気がして食べてる人も多いことだろう、とか言ってみるが、それもよく知らない。
ていうかチンゲンサイ安いが、とりあえずゴジラを作り出すべく
いくつかゴーヤを買ってきた。改めてみるとキモイ。ゴツゴツしている。これ初めて食べてみた人、どんな食欲だよ、ってちょっと思う。
とりあえずコレを
メインとなるボディと想定しながらやっていこう。確かに皮膚はこんな感じだった。
で、足が付くことになる部分を切り出す。ゴーヤって普通は輪切りにするくらいがせいぜいなところだが、今回はこれからゴジラの各パーツを作り出さねばならない。
まずい。ゴーヤわりと固い。ていうか切り出され内側部分も超ゴーヤだが、それは目をつぶっていただく。
そして手だが、今回のシン・ゴジラは
クチも開けてね。あらかわいい。ちなみに目は、ジャガイモの芽を取るようなノリで
包丁を使うのがポイントだ。そして中をごっそり繰りぬいて、
かぽっとボディゴーヤにハメるようにしよう。本当はシン・ゴジラ体内には原子炉的なエネルギー源があるのだが、そこまで表現する根気はない。
ではそんなこんなで組み立てが完了! そして今ここに、完成してしまったゴーヤ、いやゴジラの全貌が、コレだ!!
ゴーヤ!?
と、油断するとすぐゴーヤに思えてくるが、見てない人はわかりにくいかもしれないが、この皮膚のゴツゴツ加減とか、わりとこんな感じだったのである。
ただやっぱ見てないほうが助かる。
では、よりそのクオリティを検証すべく、人智を超越した手法を駆使して(=フォトショップで)、実際街なかに登場してもらうことにしよう!
それがこれだ!
おぉ! デカい! これはだいぶゴジラ感が出たのではないだろうか。
ただ、映画シン・ゴジラは、東京の都心という、誰しもに見慣れたランドマークだらけな中に現れることで、その驚異の巨体っぷりが、より現実感をもって伝わってきたのだが、
こちら
多摩に現れてしまった。老朽化が進むニュータウン、みんながピンとくるランドマークになるのかどうかは微妙。
しかし多摩ニュータウン、高齢化が進むなか、こんなものまで来たら踏んだり蹴ったりであろう。
とりあえずあのヨーカドーと比べたら、その巨大さは際立ったので、許していただきたい。
というわけで、微妙に出てくるところを間違えた感のあるゴーヤゴジラなのであった!!
…お送りしてきたのだが、なんと!今日知ったのだが、実際のゴジラクリエイターの方も、ゴジラの造形をする際に、その皮膚の質感にゴーヤを参考にしたとのこと!であった! だからゴーヤっぽかったのね~。な~るほど。
ではまたおやすみなさい。
はい。以上いかがでしたでしょうか、今週の「シン・ゴーヤ」。みなさんも大至急、劇場に足を運んでいただけたらと思います。ではまた失礼いたします。