サンリオピューロランドのある、京王線の「多摩センター」という駅が、キティちゃんだらけになってしまったのです…。
多摩のセンター辺りに「多摩センター」という街があるのだが、そこにはかの有名な
サンリオピューロランドがある。マジで世界中から観光客が訪れるほどのワールドクラスのランドである。(その手前にあるダイソーにて、ふらふらしていた僕に対して、外国人の方が、僕をダイソーの店員かと思って声をかけてくるほど。)
それゆえに、街なかもすでにキティちゃん的な事態になってはいるのだが、このたび駅からしてすっかりピューロ仕様、つまりはキティちゃんだらけになってしまったのであった。サンリオのHPによると、
「装飾が行われたよ!」とあるが、そんなレベルではない。装飾しすぎで、クオリティが完全にプロの仕業なのである。その背景を知らされていない者にとっては、駅が突如キティちゃんら一色になり、すこぶる焦ったかと思うが、
もはや駅の次元を超えた魅惑スポットと化したそんな駅を、今回は紹介したいと思う。
まず駅と言えば、切符を買うことになる切符売り場があるものだが、
!! なんだかシックな紺色で格式ある感に! そこにひときわ豪華な何かがあると思ったら、それは
サンリオキャラのプロフィール紹介なのであった! こんなの普通はマンガの単行本の冒頭にあるべきものであり、とりあえず駅らしからぬ事態! あらまぁ!! それによると、各キャラが駅員になって働いてくれているようなのであった。マジか。いい人たちだ。詳しく順に見ていくと、
キティちゃん。さすがのキャプテンシー。オーラがある。
キキララちゃん。このショートカット、まるで往年のダンスビデオ時代の井森美幸のようなチャーミングさである。
マイメロちゃん。帽子をどう被ってるのかやや気になる。
ポムポムプリン。今年のキャラ大賞では1位になっていたが、おいしそう。
ぐでたま。すでにぐでっている。人型のはまだしも、彼まで内定もらってるのは気になったが、
ってことは、これからこの駅の中で彼らに会えるのだねッ! 全員探し出しちゃうぞ!! なんてテンションにもなってしまった。
すると各券売機にて、
さっそく各キャラがステキに歓迎してくれていたのであった!
迷っちゃう!! …とオカマ口調になるほどだが、もはやココがピューロへの入口のようになっているのだ。駅なのに。ちなみに画像が妙にきらびやかなのは、僕のデジカメのレンズの汚れである。
そしてその流れで、豪華な額縁にて、
定期の買い方が。そうまでして言うことか、などという所感はナンセンス。すごいぞピューロマジック。あらゆるものに格が出ているのであった。
では実際駅に入っていこうと思うが、
キティちゃんが! いきなり居た。 かわいい! こんにちは!
そのままいざ改札を通ろうとしたら、
キティちゃん! よく働いているねぇ~と感心していたところ、
ぐでだまも。ペーコンで寝ていた。コイツまじだ。どうやら改札ごとにキャラが違うという見事な仕上がりで、全コース無駄に出たり入ったりしたくなった。
そして駅構内を進んでいくと、最近エレベーターってありがちだが、たいていはただ昇降し続ける無味乾燥な存在感であろう。でもココのエレベーターはなんと!
様子が違う!なんかきらびやか! そう、なんとエレベーターの周りに
ステンドグラスが施されているのである!
しかも見事なクオリティ。まるで教会。このまま天国にでも行けてしまいそう。
そして
ステンドグラスが! もはや駅とは思えない。このまま地獄まで堕ちれてしまいそう。
そしてエレベーターのマークとして、普通はピクトで表されるものかと思うが、ここではこのように!
!! 巨漢!! シルエット的に関取専用?かと思ったらどうやら、こちらポムポムプリン関が登場してくれてるがゆえなのであった。焦った。
そして、ホームに上がると、まず掲げられているものといえば、駅名であろう。普通は事務的に駅名が書かれているだけだが、当ピューロ駅では
めくるめく形で各キャラクターが。あぁもうまいっちゃう。
またホームには、電車の乗車位置が記されがちだが、普通は没個性なところ、このピューロ駅においては
ぐでたま!
と、こんな所にも登場してくれているのであった。おかげで踏みにくい。
それにしてもここでもぐでたま、ぐでりまくっている。コイツ徹底している。すげぇ。
一方、ホームにては、広告などが張られる掲示板があったりもするが、こちら
トランプのことも気になるけど、それ以上に気になるのが、その掲示板の左肩にて、
!! キティの型が! 芸がコマかすぎる! ヒゲとか超細い! すげぇ! と圧倒された。
そしてさらに、ピューロ的世界観醸成の一環として、エスカレーターのある壁面が、
レンガ柄に! マリオが見たら、横に頭突きをしだしてしまいそうなほどの、見事なファンシーレンガっぷりである。
そしてレンガにもリボンが描かれていたのだが、よく見たらすごい、
いろんなポーズにて!ディテールに神は宿る!やや宿りすぎである。
さらにホームにはエアコンを味わえる休憩所もあったりするが、
巨大なポムポムがボーン! 進撃のなにがしだったら超大型巨人?並みにのぞいてくれているのであった。が、そんな視線も意に介さないのは、さすが多摩市民である。
そのとき、ふと足元を見ると、
キティちゃんのリボンだ! 地面にまでどーんと、キティちゃんのリボンが描かれていたのだった。説明がないと焦る。
また駅には、線路の壁面に大きな壁広告が貼られたりもしているが、そこにおいても
すっかり、紺と黄金色の額物な感じの格式ある感じになっていた。徹底しててすげぇ。
やがては「PUB半熟たまご」も。あ、これは関係ないヤツであろう。
さらに、ホーム上部にては、多摩の人気予備校
小村さんであった。
そして構内には時計があったのだが、そこにも
キティちゃんがひょっこりと! こんにちは!! かわいくて何時でもよくなったのであった。
…ということで、キティちゃん、そしてサンリオに彩られ、もはや駅のレベルを超えた駅を満喫してきたわけだが、実をいうと僕、
本来は、近隣のもう一つのランド「よみうりランド」のマスコットキャラ
ランドッグくん萌え~なのであった。ピューロ度はゼロな犬である。でも今回の改装のおかげで、
すっかりキティちゃんたち萌え~になってしまったので、
これからはみんなと共存してやっていきたいと思います。ではまたおやすみなさい…。
はい。以上いかがでしたでしょうか、今週の「ぐでたまのように、生きたい」。みなさんもそんな駅やサンリオピューロランドに、足を運んでみていただけたらと思います、ではまた失礼いたします。
その一方、隣接している小田急線の多摩センター駅は極めてデフォルトで、その温度差も気になった。