特集 2016年5月19日

地域の「名物おじさん」話が聞きたい

「写真がない記事なのでパンケーキの写真をご覧ください」
「写真がない記事なのでパンケーキの写真をご覧ください」
小学生の頃、近所に「サンティーおじさん」と呼ばれている人がいた。

そのおじさんの家を訪ねると、30円の紅茶味のチューペット(通称:サンティ)をくれるのだ。地域では有名で、いまでも同級生どうしで集まると話題になる。

こうした「名物おじ(おば)さん」は他の地域にもいるのではないか。いろんなあだ名があって面白そうじゃないか。ということでお話を集めてみました。
1990年沖縄生まれ。現在はOLとして活動しています。営業日のお昼休みに毎日更新する「今日の休憩」というブログを運営しています。 (動画インタビュー

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フレーズが気になる系

今回集めた名物キャラクター情報をカテゴリにわけてご紹介します。まずはフレーズで地域の人気を獲得した名物おじ(おば)さんたちです。
「ディアーンおじさん」

すれ違いざまに「ディアーン」とつぶやく35~45歳くらいのおじさん。頻度は半年に一回会えば多いほう。
友達の噂で知り、初めて会った時はこのひとか!ってなって嬉しかった。(けどワケわかんないから怖かった)小学生のときに三回しか遭遇したことがない。
ひらがなの「でぃあーん」ではなく、カタカナの「ディアーン」で発音してくるおじさん。なぜディアーンか、で小学校の時議論したそうです。(そして結論はでない)
「ようこそおばさん」

ポテト屋さんで働いているおばさん。いたって普通のひとだが、ポテトを渡す際に必ず「ようこそ~」と言いながら渡すことで有名に。高い声で「はーい」もよく言うので、サザエさんのいくらちゃんっぽいと言われていた。
他の店員は「ようこそ~」とは言わないので、マニュアルには多分なかったとのこと。オリジナルのサービス演出だったんですね。
「2×3=5(にさんがご)おじさん」

普段は普通の人だが、酔っ払うと「にさんがご! にさんがご!
と嬉しそうにつぶやくおじさんがいた。
ただひたすら間違った九九を言い続ける。地域の「2×3」に対する知識力が下がりそうです。みんな影でつっこむ隙が人気をよんだっぽい。
「ジャンケンおじさん」

横断歩道で2~3日に1回見かける、じゃんけんを仕掛けてくるおじさん。まぁまぁ勝てる。じゃんけんしようって話しかけてきて、やったら勝っても負けても、「行ってらっしゃい」と声をかけてくれる。
突然バトルを申し込んできて、1日の送り出しをする……。一体なんなんだ。あとまぁまぁみんな勝てるっていうのが笑えます。弱いんですね。しかも横断歩道。
文章ばかりが続いたので、ここで一旦おしゃれなドリンクをはさみますね。
文章ばかりが続いたので、ここで一旦おしゃれなドリンクをはさみますね。

見た目インパクト系

続いては「見るからに気になる」、ビジュアル押しのみなさんです。
「シティのラモス」

シティと呼ばれるショッピングモールに、ラモスのコスプレなのか、ただ見た目がラモスなのか、とにかくラモスなおじさんがいた。いつも同じ場所に座っており、家族でシティに行くとまずラモスおじさんを探すことからはじめていた。
コスプレを疑うということは、サッカーのユニフォームでも着用していたのでしょうか。「とにかくラモスだった」と熱弁されました。どんだけラモス。
「口紅おばさん」

小学校の登校時間にみかけるおばさん。顔の下半分に口紅を塗りたくっていて、化粧品の匂いがする。とくに誰とも話すことなく、普通にあるいている。
ややホラー寄りのエピソード。でも特に危害を加えることはなく、ただ歩いているだけだそうです。怖いか。
「歩きハミガキおじさん」

いつも歯磨きしながら歩いているおじさん。月1で見かける。いまだに、いつうがいをしていたかがわからない。
「本当にうがいしないんですよ」と現在でもうがいについては謎のまま。なぜ外で磨く?
「スピードスター(男性)」

街をローラースケートで駆け抜けるTシャツのおじさん(アメリカ人)。車と同じスピードで走る。赤信号になると、通行人の隣に立ってマイケルジャクソンの真似をします。とにかく速いので素性があまりわからないが有名でした。
初の外国人枠。車と同等のスピードで走るので、素性が掴みづらいってアニメのようです。商店街も滑走していたそうです。
「ハーモニカおじさん」

ひたすらハーモニカで童謡「ふるさと」を吹き続けるおじさん。地域で知らないひとはいないほど有名だった。もしかしたら他の曲もあったかもしれないけど、「ふるさと」しか聞いたことが無い。
駅前で吹いているため、「ハーモニカおじさん」と言えば地域の人は全員わかるそうです。圧倒的知名度! なぜハーモニカなのか、なぜふるさとなのか。
粉がファサーっと撒かれたタコライスです。
粉がファサーっと撒かれたタコライスです。

マスコット系

次は見た目のかわいさ、雰囲気のほがらかさで地域の知名度を獲得したマスコット的系おじさんです。
「おはようおじさん」

校門付近にいてひたらすら「おはようございます!」って声をかけるおじさん。ヘルメットをかぶってて、そのメットの上に筒のパイプがくっついている。そしてパイプから花が咲いてるんです! 何者かわからないけど、いつも笑顔であいさつするので、人気だった。
めちゃくちゃ笑顔で笑う、マスコットタイプのおじさん。地域の新聞にものるほどだったとか。妖精説も浮上していたそうです。
「妖精ろくちゃん」

蕎麦屋の配達をするいつもニコニコしたおじいちゃん。めっちゃいい人。小学生が好きで、シールをあげたりするから小学生もろくちゃんが好き。小学生の頃から知っているので、いまでも見つけると手を振ってくれる。
15年以上たっても覚えていて、いまだに手を振ってくれるのが嬉しいと教えてくれました。この方もマスコット的で、あだ名にも「妖精」がついています。かわいいおじさんは「妖精」というイメージがあるのでしょうか。
あなたの知っている名物おじさん(おばさん)の情報も募集します。

> 投稿はこちらから! <

いただいた投稿は日曜日の投稿コーナー「日曜楽しさ一万尺」にて紹介させていただきます。

父が「名物おじさん」かもしれない

話を聞くだけでもなんとなく「いそう!」と思える名物おじ(おば)さんエピソードの数々。なんとなーく、出没場所が固定されていたり、面白いフレーズがあったりと条件があるみたいです。

と、いうことを父に話したところ「最近そういえば、小学生に猫おじさんと呼ばれた」と言われました。実家には猫が9匹います。父はよく軒先で9匹の猫と遊びながら、小学生の登下校を見ていて……。あ、確かにあだ名つきそう……。まさかこんなに身近に名物おじさんへの萌芽が見られるとは。「みんなで飼ってるみたいになってきた」とのことです。
猫おじさんから送られてくる画像。
猫おじさんから送られてくる画像。
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