Concept LABI TOKYO内にある「CAFE RESTO」
八重洲北口を出て横断歩道を渡る
2015年10月オープンとまだ新しい
やたらとたくさんPepperがいて、フロア案内をしてくれる
新しい電化製品を買うのが苦手だ。
そもそも家電にあまり興味がないのだが、似たような機能のたくさんの商品を比べて1つを選ぶ「比較検討」が苦手なのだ。
新製品の説明を聞くと、「すごい!私いま未来にいる!」と感激するが、ハイスペックなものは値段も高い。
感激したり財布と相談したりしているうちに時間はどんどん過ぎて、立ちっぱなしの足はぱんぱんだ。
ある日のことだ。
買い物に来て、フロアを何周もしてやっと買うものが決まり会計を終え、あぁ疲れたというときに、お店の方がこんな素敵なものをくれた。
ドリンク無料券!
店舗内にカフェがあることを知らなかったので驚いたが、早速8階に向かった。
ちなみにこのチケットは、基本的に3,000円以上買い物をするともらえるらしい(後で確認したところ、閉店間際は除くなど例外もあるとのこと)。
そしてそのカフェは、8階の冷蔵庫売り場の奥に突然現れた。
コーヒー1杯280円から。
レジ横のショーケースにはサンドイッチとケーキ。
面白いと思ったのは、カフェのお会計のときにヤマダ電機のポイントカードが使えるのだ。
貯まったポイントを使うこともできるし、カフェでの支払いに対してもポイントがつく。
大盤振る舞いしてみた。コーヒーとアイスカフェオレ、レアチーズケーキ、りんごのタルト、サンドイッチ。
セットメニューもある。
店員さんに聞いたところ、ケーキはキーコーヒーから搬入されているらしいのだが、どれもおいしい。
写真にはないが、別の日にショーケースにあったベイクドチーズケーキもよかった。
レジから見た店内。
カウンター側の窓からは八重洲口が見下ろせる。
8階なので眺めもよく、この写真だけだと家電量販店の中ということを忘れそうになる。
しかし、売り場に面した窓からの景色でハッと我に返る。
規則正しく整列する冷蔵庫たちがじっとこちらを見ている
立ち並ぶ冷蔵庫を見ながらコーヒーが楽しめるというのは他にない特典だ。
といった具合で魅力がいっぱいだったので、この「CAFE RESTO」について調べていたところ、ほかのLABIヤマダ電機でも2店舗、「CAFE RESTO」が入っていることが分かった。
そこで池袋の「CAFE RESTO」に行ってきたのだが、同じ名前でも全く雰囲気が違ったので、次のページで紹介します。
LABI日本総本店池袋内の「CAFE RESTO」
池袋に来た。
JR池袋駅東口から出ると目の前にある。
LABI日本総本店。
こちらの店舗は7階がレストラン街になっている。
右手に見えるのが「CAFE RESTO」
Concept LABI TOKYOと違い、池袋はワンフロアがレストラン街になっていて、CAFE RESTOはその中にある。
店舗正面にメニューのサンプルが飾ってあるタイプ
先ほどのCAFE RESTOとはずいぶんテイストが異なるので驚いた。
同じLABIの中で同じ名前で営業しているが、こちらはレトロ感漂っている。
お店の外にケーキの入ったショーケースがあるのだが、これもずいぶん違った。
こちらのケーキはちょっとおやつに食べるというよりハレの日に食べるほうのやつだ。
ケーキの搬入元も違う。西洋銀座!
店内も全く雰囲気が違う。
私が通してもらった席はこんな感じだった。
テーブルランプ!間接照明!
LABIの開店時間が午前10時だったので10時半くらいに来てしまったのだが、このレストラン街はほとんどのお店が11時オープンだった。
しまった早すぎたかと思ったのだが、幸運なことにCAFE RESTOだけは10時オープンだった。
とはいえCAFE RESTOはもちろん、フロア自体に従業員さん以外の人がいない。
この雰囲気の喫茶店に日曜日の午前中から一人コーヒーを飲みに来るという通ぶったことをしてしまった。
そしてメニューも重厚感があった。
コーヒーのメニューも豊富だが、高い!
ランチメニューもある。これぞ喫茶店メシというメニューで魅力的。
コーヒーメニューのトップにある
トアルコトラジャを調べたところ、キーコーヒーブランドらしい。
Concept LABI TOKYOのCAFE RESTOでもキーコーヒーのケーキを搬入していると聞いたので、どちらもキーコーヒーと契約しているのだろう。
でもこの価格だと「家電を見るのに疲れたから休憩」というより「今日はおいしいコーヒーとケーキを楽しみたい!」というときに使うお店だ。
セットメニューがあって、ケーキとドリンクを一緒に注文すると100円引きということだったので、苺のショートケーキとカフェレストブレンドを注文した。
ハウスブレンド620円、ショートケーキ500円で そこから100円割引、合計1,020円(税抜き)
Concept LABI TOKYOはデザートセットが500円だったことを考えると倍の値段だ。
でも、この落ち着いた雰囲気の店内でいただくのにふさわしい、おいしいコーヒーとケーキだった。
特にショートケーキがびっくりするくらいおいしかった!
忘れてはいけない、ポイントカード!
こんなちゃんとしたコーヒーブレイクを楽しんで、もはやここが家電量販店であることを忘れていたが、お会計の際に店員さんに「ポイントカードはお持ちですか?」と聞いてもらってハッとした。
ここはLABI日本総本店の7階だった。
ヤマダ電機のポイントが使えるし、しっかりポイントが貯まるのだ。
ちなみに、検索したところLABI高崎にもCAFE RESTOがあることがわかったが、こちらも池袋の
CAFE RESTOに近いタイプのお店らしい。
いつかここにも行ってみたい。
さていままではLABIのカフェを紹介したが、ほかの家電量販店にもカフェがあるので、次のページからはビックカメラ内のカフェについて書きます
地下通路から直結した入口。右手にカフェの看板がある。
新宿の地下通路から直結したエスカレーターを上がってすぐ右手、地下1階にあたる部分にカフェがある。
短いエスカレーターを上がるとすぐにメニューの看板があった。
いたって普通のカフェのメニュー。値段もコーヒーが230円からと手頃。
ホットドッグがおいしそう。
メニューの中ほどには ポイント支払いが可能の表示!
休日の昼過ぎに行ったので、ビックロ自体がとにかく混んでいる。
椅子のないテーブル席も含めすべて満席。
ショーケースにはケーキとサンドイッチが並ぶ。
席は確保できなかったがとりあえずレジに並んでみた。
レジの上にもメニューがあったので、並びながらゆっくり見上げてみる。
軽食はスフレパンケーキやソフトクリームにフレンチトースト、ドリンクにはスムージーがあるなど、女性向けで充実している。
結局席が空かなかったので、テイクアウトでアイスコーヒーを注文した。
すっきりしたおいしいコーヒー。
購入後レシートにクーポン券がついてきた。
お会計のとき、店員さんに「クーポン券はお持ちですか?」と聞かれた。
何のクーポン券か聞いたところ、ビックロで買い物するとレシートにカフェの割引券がついてくるとのこと。
値段も特にいくら以上というのはないらしい。
しまった、買い物すればよかった。
このアイスコーヒーを購入したレシートにも、ドリンク&サンドイッチ10%割引のチケットがついてきたので、こういう感じでついてくるのだろう。
お店の外にテーブルのみ置かれているスペースがあったのでそこで飲んで帰ったのだが、えぐみのないおいしいコーヒーだった。
ビックカメラ有楽町店
次は有楽町にきた。
先にビックロの方を紹介してしまったが、実はこちらがビックカメラのKEY'S CAFE1号店らしい。
JR有楽町駅の日比谷口を出るとすぐ目の前にある。
店の外にも大きくカフェの看板が。
ビックロは入ってすぐのところにカフェがあったが、有楽町店では7階にある。
アップルの修理サービスカウンターとカフェが併設されているらしい。
ちょうどiPhoneのケースが欲しかったので購入。
確かにレシートと一緒にクーポンチケットが印字されてきた。
そしてこれを見て気付いたが、どうやら有楽町店のメニューにはパスタやアルコールがあるらしい。
7階に着いた。お店の外観はこんな感じ。
エレベーターを降りて、廊下を隔ててカフェの入り口がある。
左奥はアップルの修理受付コーナーがあり、待ち時間にカフェを利用できるようになっているようだ。
ほぼ満席だった。
たまたま人がいない瞬間にとったが、ひっきりなしにお客さんが来ていた。
この日も休日のお昼近くだったのだが、混み合っていて席はほぼ満席だった。
今回も席は確保できていないがメニューを確認しよう。
確かにアルコールとパスタがある。
コーヒーは220円からでビックロのKEY'S CAFEより10円安い。
中段にはアルコールとパスタのメニューがあって、これもビックロと違う点だ。
ホットドッグもバリエーションが多い。
食事メニューが充実している。
でもビックロにあったフレンチトーストはなくて、「甘いものは食事じゃないのよ!ちゃんと食事をしなさい」と言われているような空気を感じる。
コーヒーを買ったら、またクーポンチケットをもらった。
しばらく待ったが席が確保できず、結局ビックポイントを使ってコーヒーをテイクアウトして帰った。
4月の頭の雨がちらつく肌寒い日で、冷えた体に染みるホットコーヒーだった。
最後はヨドバシカメラのカフェに休憩に行って締めくくりたい。
秋葉原駅に来た。こちらも駅から直結。
目的のお店は4階のテレビ売り場の先、4Kテレビが並ぶ奥にひっそりとあった。
お店の手前にはREGZAの文字。
この角度から見るとごく普通の店構え。
家電量販店のギラギラしたイメージが完全に打ち砕かれる。
黒と茶を基調としていて完全に大人の雰囲気だ。
4Kテレビのコーナー奥ということで、売り場の中でもプレミア感のある場所ではあるのだが、なんだか悪ガキばかりの小学校に転校してきた落ち着き払った優等生みたいだ。
まだモーニングメニューがある時間だった。
ホットケーキがおいしそう!
店頭のメニューをしばらく眺めていたのだが、ホットケーキの写真を見て気付いた。
このお店、以前から来たいと思っていたお店だったのだ。
昔ながらの分厚いホットケーキが食べられるお店が秋葉原にあると聞いたことがあり、ぜひ行ってみようと思っていたのだった。
まさか、ヨドバシの中にあったとは。
店内は40席くらいで、外から見たとおり落ち着いた雰囲気、年齢層も高めだった。
早速メニューを開く。
写真に入らなかったのだが、関西のお店ということでメニューに ミックスジュースがあり心惹かれる。
メニューブック自体分厚くて種類豊富だ。ずっと迷っていたい。
まずはコーヒーでも頼んで、それを飲みながらメニューを熟読したい。
こんなのもあった。固めのプリンがおいしそう!
もちろん食事メニューも充実している。
カレーもおいしそうだし、サンドイッチにトーストも魅力的だ。
まだモーニングが頼めるので、それに何かプラスするかとかいろいろ迷ったが、結局初志貫徹した。
ホットケーキは2枚重ね。コーヒーをプラスした。
専用の銅板で焼いたというホットケーキがやってきた。
はちみつとメープルシロップが選べるのも嬉しい。
ホットケーキを重ねずに2枚並べて提供することも可能、とメニューに書いてあった。そんなニッチなオーダーにも応えようという気概がすごい。
テンションがあがって、ホットケーキだけで20枚くらい写真を撮ってしまった。
甘めの生地がコーヒーに合う!
ガツンと濃く苦めのコーヒーと、さっくりふわふわ軽い食感のホットケーキは相性抜群で、あっという間に食べ終わった。
さてお会計してもらおうとレジに行くと、店員さんが「ポイントカードはお持ちですか?」と聞いてくれた。
持ってますとヨドバシのポイントカードを出したところ、申し訳なさそうに
「すみません、ヨドバシのポイントカードは使えないんです」とのこと。
ではなんのポイントカード?と思ったところ、丸福珈琲店のポイントカードのことだった。
全国の丸福珈琲店で使えて、飲み物1杯ごとに1ポイント貯まり、10ポイントで好きな飲み物を1杯プレゼントしてもらえるらしい。
もちろん作ってもらった。
気になるメニューがいっぱいあるし、ホットケーキもまた食べたい。
今後も通おうと思う。
どのお店も個性豊かで、家電量販店の中にいるというのを
全く意識させず、自分を強く持っているのが印象的だった。
お店の魅力に加え、どの家電量販店も駅に近くアクセスがいいので、今後もふらりと立ち寄って休憩しに行きたい。
CAFE丸福珈琲店の店内の壁にあった文字。 「GOTTSUI SPECIALITY」…「GOTTSUI」?…「ゴッツイ」! 関西のお店なんだなと実感した。