特集 2016年5月11日

「自販機の100円」コレクション

人生いろいろ、100円いろいろ。
人生いろいろ、100円いろいろ。
今や自動販売機の自動販売競争は熾烈を極める。数ある販売促進の中でもパンチがあるのがやはり価格。
「うちなら冷たいドリンクがおとくに買えますよ」という価値を伝え、購買につなげるのだ。「100円」をいかに目立たせるか。その工夫を集めてみた。
1975年神奈川県生まれ。毒ライター。
普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。
最近バレンチノ収集を始めました。

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> 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー

自販機販促の今

基本的に待ち伏せ型の商売である自動販売機。設置場所や商品のラインナップなど拡販のポイントは数あれど、設置したからにはいかに通行人の目に止まるかが勝負となる。
そこで各メーカーの自販機にはテレビCMで起用した人気タレントのPOPや、豪華な賞品があたるキャンペーンなどの装飾がほどこされる。
道端でトミー・リー・ジョーンズの尊顔がおがめるのはブランド戦略のおかげだ。ありがたや。
道端でトミー・リー・ジョーンズの尊顔がおがめるのはブランド戦略のおかげだ。ありがたや。
絢爛豪華な伊藤園のキャンペーン。完ぺきなバランスではないか。
絢爛豪華な伊藤園のキャンペーン。完ぺきなバランスではないか。
しかーし、この飽和した市場において消費者の心を動かすにはもっと直接的な、具体的なメリットを訴える必要があり、それはずばり価格である。昔のように100円、ワンコインでジュース買えたらいいよね。
これこれ。おもにこの小窓がステージとなる。
これこれ。おもにこの小窓がステージとなる。
で、ひとくちに100円といってもいろんなデザインや書体があって楽しいから集めてみよう!というわけだ。大局的な視点からいきなりどうしようもなく瑣末なテーマになってしまったがはりきってやっていきたい。
いろいろすごく不安だけどテンション高くいってみよう!
いろいろすごく不安だけどテンション高くいってみよう!

オペレーターの100円

おおまかに言うと自動販売機の設置、運営は飲料メーカーやその関連会社が行う場合と、飲料を製造せず自販機の設置、運営を専業で営む会社(オペレーターと呼ばれる)が行う場合がある。

「100円」が多く見られるのは後者の自販機で、販促物はたいがいオペレーター会社により製作される。観察していくと会社による違いがうっすら見えてておもしろい。

■ユカはシンプル&ドリーミー

首都圏・関西圏を中心に自販機設置事業を展開するオペレーターの大手「ユカ」、キリンやサントリーなどメーカー各社のものだけでなく自社オリジナルの自販機「Dream自動販売機」も取り扱っている。
これが「Dream自動販売機」シグナルレッドがまぶしい。
これが「Dream自動販売機」シグナルレッドがまぶしい。
オリジナル自販機は飲料メーカーのものと違い、1台に様々なメーカーの飲料を入れる事ができるので、ラインナップの幅が広がるという利点がある。業界では「白ベンダー」などとも呼ばれているそうだ。
プライスダウンを視覚的に伝える矢印。副菜のように添えられた「より」がかわいい。
プライスダウンを視覚的に伝える矢印。副菜のように添えられた「より」がかわいい。
なんかウンチクめいたコメントをはさんでいるが、やることはとにかく100円を見ていくだけだ。
キリンの自販機でもユカ設置のものには同じテイストの100YENが。
キリンの自販機でもユカ設置のものには同じテイストの100YENが。
ユカ製「DreamPrice」先に紹介した「プライスダウン」とうって変わってポップなカラーリングと書体。
ユカ製「DreamPrice」先に紹介した「プライスダウン」とうって変わってポップなカラーリングと書体。
欠けたトップボードが夢の跡。
欠けたトップボードが夢の跡。
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